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スーパーセブン BDR
最近スーパーセブンの魅力にすっかりやられ、購入を真剣に考えています。そこで色々スーパーセブンの事を調べているのですが、BDRとはいったい何の事でしょうか?
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1992年に2台目のSEVENとして購入しました。マイルドスティールのマイクザパイプと醸しだすサウンドと出力特性にほれ込んでおりました。ただ、レースでは勝てるエンジンではなくなりましたので乗せ替えましたが。 さてこのエンジン、何度もばらしましたが、実はかなりやばいものでした。BDRのRは実はROADのRなのです(RACEであって欲しかった)。元はレース界を席巻したBDAというのがありましてこれのデチューン版で有ります。50年ほど前の設計のいわゆるKENTエンジンというOHVがベースで、そのシリンダーヘッドから上をコスワースで設計し、ケーターハムに搭載しました。ですからシリンダーブロック、クランク、コンロッドはOHVのそれで、せいぜい6,500rpmまでしか考えられておりません。そこへBDAとよく似たコスワース製のピストン、ヘッド、バルブ、カムシャフト等がついてきますので、8,500rpm位はすぐに回ってしまいます。BDAから始まるBDシリーズはエンジンブロック以外は専用設計ですので問題は少ないのですが、BDRで調子に乗ると(私は乗りました)クランクが折れてしまいます。アマチュアのエンジンブローは懐に堪えます。くれぐれもご注意を! でも気持ちのいいエンジンですので購入されましたら大事にしてやってください。
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- LB05
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BDR・・・ベルトドライブ・ダブルカム・タイプR・・・コスワース社の4気筒エンジンのことです。 F1で150勝以上を記録した『奇跡のレーシングエンジン』コスワースDFV(V型8気筒)は、BDRを2コ使って作られました。 コスワース社がどれほど驚異的なエンジンメーカか?創始者のキース・ダクワースとマイケル・コスティン(2人の名前を合わせて『コスワース』)がどれほど天才エンジニアか?はネットなどで検索してみてください。ファンサイトが山ほどあります。コスワース社に関する書物も大量に出ています。ケイタハムを始め、ロータス、ジネッタなどの英国製スポーツカーが、世界のライトウエイト・スポーツクラスで頂点に君臨出来たのも、今日ヨーロッパ・フォードがWRCで戦い続けられるのも、全てコスワースエンジンのおかげと言っても過言ではありません。(英国製スポーツカーのことを勉強する時、コスワース社を調べる事は避けて通れません。) ケイタハム7は色々なエンジンを載せていますが、コスワース製のBDRやBDPを載せたモデルは、ほぼ最高のグレードと言えます。(7の限定車・JPEモデルに搭載されていたオペル=ヴォクスホールのツインカムも、KBAというコスワースエンジンです。) 鉄パイプのジャングルジムにアルミ板を貼ったタワタワのシャシに幼稚なサスをくっつけただけのケイタハムが、ポルシェやフェラーリより速いマシン(実際200km/hまでなら路上で最速です)でいられるのも、コスワースエンジンがあればこそ、です。
お礼
LB05さんありがとうございました。 なんとなく知っていましたが、色々調べてみるとコスワースすごいですね。 まだまだ勉強不足でした。これから色々学んでみます。
お礼
bickycanさんありがとうございました。 気難しいエンジンなんですね。素人が手をだすと痛い目に合いそうですね。 ショップの方と良く相談してみます。