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「カエリダマ」と言う単語の意味について教えてください。

友達と話していたら、「カエリダマに当たって大変だったよ。」と言っていたのですが、いまいち「カエリダマ」と言う言葉が分からなかったので、友達に聞いてみたらカエリダマとはこっちから言った言葉に思わぬ反撃をされたと言う感じでした。気になって辞書を調べてみたら載っていませんでした。ネットで調べてみるとパチンコ用語でしか載ってないなのでどうもしっかりした意味がわかりませんでした。私自身は銃の玉を撃って逆に跳ね返ってきた玉のことからきていると思い「返り玉」だと思うのですが、どうも詳しく分かりません。どなたか国語に詳しい方、「カエリダマ」について知っている方おしえてください。お願いします。

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  • Parismadam
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回答No.3

こんにちは。5/8のご質問ではご丁寧なお礼のお返事を有難うございました。 ご質問: <私自身は銃の玉を撃って逆に跳ね返ってきた玉のことからきていると思い「返り玉」だと思うのですが> だいたいその解釈で結構です。 1.ご質問文のお友達の返事「こっちから言った言葉に思わぬ反撃をされた」から判断すると、だいたいおっしゃる通りの解釈、「銃の返り玉」になります。 2.ただ、少し違うところは、銃を相手に撃つ場合は、相手を攻撃しようとする意図があってのことですが、お友達が言った言葉は、相手を攻撃しようとしての言葉ではないと見受けられます。 それが、この2者の違いになります。 3.銃の場合は、相手を傷つけるつもりが逆にその玉が返ってきて自分を傷つけた場合に使い、「返り玉をくらった」などと言います。 「返り玉を喰らう」とは「返り玉を受ける」という受身の表現です。 4.一方お友達は「返り玉に当たって」と言っていますが、正しい語法は「返り玉が(自分に)当たる」となります。 「に」はここでは目的・方向の対象を示す名詞に使われる格助詞として使われていますから、「返り玉に当たる」だと、自分が自ら返り玉に向かって行くイメージになってしまうのです。 諺「犬も歩けば棒に当たる」は、犬が棒に当たっていったのです。 ただ、自分の発した言葉から生じた相手の攻撃なので、ある意味自分が相手の攻撃の原因を作ったと考えれば「自分から当たっていった」というニュアンスも否定できません。 5.どうしても「に」を使いたいのであれば、「返り玉に遭って大変だった」とすれば、文意が通じます。この語感からすると、「槍玉に遭って大変だった」と非常に似ている気がします。 「遭う」は偶然性が出ますから、こちらの意図に反して攻撃を受けた、という心外なニュアンスを出すことができます。 6.「槍玉に遭う」とは非難攻撃の対象に取り上げることですから、「攻撃対象」という点では「返り玉に遭う」と同じ解釈にとれます。 自分が何気なく言った言葉の言葉尻を捕らえて、逆に攻撃されたという状況から、「とんだとばっちりを喰った」という意味で、「返り玉に遭う」を「槍玉に遭う」と同じ語感で使ったのかもしれません。 7.ただ、槍玉には返り玉のような「反撃」のニュアンスはありませんから、お友達の状況では「返り玉に遭う」「返り玉が当たる」の方が適切だと思います。 8.以上をまとめると、ここで使われている「返り玉」とは「返り討ち」のことで、「返り玉に当たって」の「に当たる」には「心外性」が込められ、全体として「心外にも返り討ちに遭って大変だった」というニュアンスで使われているようです。 以上ご参考までに。

ooesyundei
質問者

お礼

回答ありがとうございました。実に的を得ている解釈その上文法的な面からの回答ありがとうございました。実に分かりやすく理解できました。些細な質問に対してここまで熱意を持っていただいて感謝感激です。大変貴重な回答本当にありがとうございました。納得しました。

その他の回答 (6)

  • Ishiwara
  • ベストアンサー率24% (462/1914)
回答No.7

「タマ」は「弾丸」です。 攻撃したら、相手方からも撃ってきて、こちらに当たることもあります。つまり「逆襲に遭う」ということです。

ooesyundei
質問者

お礼

回答ありがとうございました。相手から撃ってきて、当たることも含まれるとはさらに肉付けしていただいて、大変参考になります。貴重な回答ありがとうございました。実に参考になりました。

回答No.6

 しっぺがえし。とか。切り返えし。返り討ち。はね返り。でしょう。  たま、とは、そのかえってくるももの、こと。でしょう。  当然人を恨まば(のろえば)、穴二つ。というのも入るでしょう。

ooesyundei
質問者

お礼

回答ありがとうございました。友人が言っていた意味はやはり返り討ちに会うという意味が近いように感じます。総合的にまとめていただいてありがとうございました。参考にさせていただきます。貴重な回答ありがとうございました。

  • alpha123
  • ベストアンサー率35% (1721/4875)
回答No.5

返り霊(かえりだま)でしょうね。 こちらから働きかけるとき(ゲームでいえば攻撃しかけたとき)、相手がもっと強ければ自分に返ってくる、、ってわけです。 念力送ると逆に被害が返ってきたとか(^^) 友人が言ったのは「予期せぬこと」程度の意味でしょう。

ooesyundei
質問者

お礼

回答ありがございました。実にシンプルにまとめていただいて、改めて納得しました。回答に対する貴重な裏づけ本当に助かりました。些細な質問に対して熱意ある回答本当にありがとうございました。

  • Parismadam
  • ベストアンサー率65% (2756/4211)
回答No.4

No.3です。補足訂正があります。 説明2、3の「返り玉をくらう」は、ヤクザやギャングの抗争などにたまたま居合わせて、その返り玉を偶然くらう場合にも使いますので、必ずしも「相手を攻撃する玉」とはなりません。 その点を補足訂正致します。 失礼しました。

  • jo-zen
  • ベストアンサー率42% (848/1995)
回答No.2

スピリチュアルの世界では、宇宙には「鏡の理(かふがみのことわり)」とか「還り霊の理(かえりだまのことわり)」というものがあって、投げかけたもの必ず自分に還ってくると言われています。 いい種を蒔けばいい種がなる。 悪い種を蒔けば悪い実がなる。 と昔から言われるように、「カエリダマに当たって大変だったよ。」となるとふだんの行いが悪かったりするのかもしれません。 まあ、お友達は「返り討ちにあっちゃった!」という意味を、趣味(?)のパチンコに絡めた言葉で表現しただけでしょうが。一種の隠語ですね。

ooesyundei
質問者

お礼

回答ありがとうございました。スピリチュアルの用語にも幅広く使われているようですね。かなり深い意味で納得させられました。新しい用例ありがとうございます。ぜひ参考にさせていただきたいと思います。貴重な回答ありがとうございました。

  • Diogenesis
  • ベストアンサー率49% (859/1722)
回答No.1

「返り玉」ならパチンコ用語でしょうが, 「返り球」なら野球,サッカー,テニスなど球技の世界で 「跳ね返ってきた球」の意味で使われることがあるようです。 初めて聞いてもなんとなく意味はわかりますが, 広く一般に通用する表現とは言い難いような気がします。 そのお友達はたぶん 「返り討ちにあう」の意味で使っているのでだと思いますが。

ooesyundei
質問者

お礼

回答ありがとうございました。つい思いついた些細な質問に熱心な回答をしてくださって、大変うれしく思います。野球用語の中でも似たように使われている。言葉があるとは思いつきませんでした。おかげで意味がなんとなく理解できました。大変貴重な回答ありがとうございます。実に参考になりました。