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犯罪の加害者が被害者に復讐された事件はありませんか?
裁判の結果、加害者が無罪や軽い罪となったため、怒った被害者や関係者に襲撃された、という事件は今までに起こっていないでしょうか? もし、あれば、そのことについて書かれたサイト、書籍などを紹介していただけると助かります。 わからなければ、事件名だけなどでも結構です。 できれば実在の事件がいいのですが、小説や漫画なども参考になりますので、架空のものでもいいです。 その他、この問題に関することなら、どんな小さな情報でもかまいませんので、ぜひ教えて頂きたいです。 よろしくお願いいたします。
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エイズ事件で有名になった帝京大学の教授の裁判で被害者が法廷の柵を乗り越えて教授を殴った事件がありました。報道がなかったのでたぶん事件にならなかったのかもしれませんが・・・ わたしは裁判の傍聴を趣味にしている人から聞きました。
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- ikegonomor
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> これは裁判の結果、というわけではないようですが、「法律は手ぬるい」という犯人の言葉があり、裁判・法をあてにできないという点で、 …つったってありゃマル暴系の方々がやったことですし、直接の被害者でもなかったはずですから。「法律は手ぬるい」って、なにか闇資金の問題があったんじゃなかったでしたっけ? 犯罪被害者の側が司法に復讐そのものを求める、ということ自体が、当事者の話を聞くとそんな単純な問題ではありません。犯人憎し、という以上に警察がぞんざいだったり、マスコミにひどい目に遇わされたり、一方で被害者側にはほとんどなんの保護もケアも行われて来なかったことの方が、よほど深い心の傷を被害者の側に残しています。 「厳罰化」はマスコミや「世論」がむしろ求めているもので、たとえば福岡の方で飲酒運転の公務員が追突して車が海に転落、お子さん三人を亡くされたご両親は、「危険運転致死傷罪」が適用されなくても控訴は求めないと、判決の前からわざわざ発表しておいででした。 『アンダーグラウンド』村上春樹 http://shop.kodansha.jp/bc2_bc/search_view.jsp?b=2639971 村上春樹が取材したサリン事件被害者も、ほとんどがオウムへの憎しみすら口にしていません。 とくに少年事件の場合、被害者の側が苦しむのは「厳罰が下らない」からよりもはるかに、「家族がどう死んだのか、その理由すら分からない」からの方がはるかに大きいですよ。
- ikegonomor
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> 無罪はなくても、軽い罪になって、というのなら、あるのかと思ったのですが、ほとんどないのですね それはそれで問題なのですが、日本の刑事裁判は基本的に検察ペースで進みますから、納得いくだけの量刑は、一応出ます。 もっとも、犯罪の報道はすべて警察発表と警察官のリークが元になってますから、単に都合の悪いことは黙ってるだけかもしれません。警察が証拠を集めきれずに立件できなかった事件で、警察が遺族に名前を漏らした容疑者が復讐されたとかは、隠そうと思えば隠せなくはありません。 > できれば実在の事件がいいのですが、小説や漫画なども参考になりますので、架空のものでもいいです。 裁判の結果、というのではないですが、テレビドラマでしたら、今映画版が公開中のテレビ朝日『相棒』は、その劇場版がその種の復讐の話です。 http://www.aibou-movie.jp/ こちらのブログはネタバレですが、どういう復讐かまで書いてありました。 http://toshifujiwara.blogspot.com/2008/05/blog-post_20.html テレビ版の方でも、何度か犯罪被害者遺族の問題を取り上げてますね http://www.tv-asahi.co.jp/aibou_06/contents/story/0019/ http://www.tv-asahi.co.jp/aibou_06/contents/story/0018/ ただですね、テレビドラマなどだから直接犯人に復讐、という話にはしないように配慮しているというわけでもなく、実際に犯罪被害者の側のノンフィクションなどを読むと、むしろそんなことを考えないように必死で押さえ込むことで生き抜いて来た、という感じが強いですよ。 『心にナイフをしのばせて』奥野修司 文芸春秋刊 http://www.bunshun.co.jp/book_db/3/68/36/9784163683607.shtml/ たとえば「遺族感情を考慮」して厳罰化、死刑にすべき、というような議論ですが、あれは遺族の悲痛な心の叫びや心のひだを無視しているから言える乱暴な言い訳でしかありません。例の本村洋さんだって、最初に戦ったのは傍聴席に奥さんとお子さんの遺影を持ち込むことを拒否した裁判所相手ですし、死刑判決を受けての記者会見では彼が個人として死刑を望んでいたのかどうかすら怪しい、むしろ殺した人数だとか年齢に単純化されて判例になっている司法制度の問題に異議申し立てしている感じがありました。
- ikegonomor
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> 裁判の結果、加害者が無罪や軽い罪となったため、怒った被害者や関係者に襲撃された、という事件は今までに起こっていないでしょうか? 日本ではあまり、というかほとんどないですね。なにしろ刑事裁判の有罪率が99%を超えていますから、前提自体がほとんど成り立ちようがないわけでしょう。無罪といっても心神喪失で責任能力がないと認定され、であれば襲撃したり復讐しようにも、措置入院になってますし。 復讐ではありませんが、時効になったあとで犯罪が発覚し、民事訴訟で訴えた例はありますが、民事でも勝訴できませんでした。東京の足立区で、行方不明になった女性教師が実は殺されていた、という事件です。
お礼
無罪はなくても、軽い罪になって、というのなら、あるのかと思ったのですが、ほとんどないのですね。確かに、私も全然聞いたことがないので、調べる手がかりがなく、困っていたのです。 足立区女性教師殺人事件のこと、調べさせていただきました。 この事件では、被害者の遺族の方々は、復讐などはされていないようですね。 しかし、時効というのを理由に、犯人は反省もなく普通に暮らし続けている、なんともやりきれない事件です。 参考にさせていただきます。情報ありがとうございました。
- twilight77
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裁判の結果…というわけではありませんが、加害者が被害者(らしき者)に殺された例としては、「豊田商事詐欺事件」があります。 これは、一人暮らしの老人をターゲットに純金を購入させるというペーパー商法(実際に純金を購入するのではなく豊田商事の「ファミリー契約証券」を渡すだけだった)で5万人から2000億円を集め私腹を肥やしていた豊田商事の永野一男会長が、昭和60年6月18日に大阪市北区の自宅マンションに乗り込んできた2人組の男に銃剣で刺され殺害された事件です。 この当時、この豊田商事は詐欺や外為法違反の容疑で捜査が進んでおり、この会長のマンション前は報道陣等約30人が詰め掛ける状態でしたが、そんな中で堂々行なわれた凶行(報道陣の使っていたパイプ椅子で玄関脇の窓を壊して侵入し、殺害)が世間の注目を集めました。 事件史探求/豊田商事詐欺事件 http://gonta13.at.infoseek.co.jp/newpage165.htm
お礼
参考サイトを見させていただきました。 これは裁判の結果、というわけではないようですが、「法律は手ぬるい」という犯人の言葉があり、裁判・法をあてにできないという点で、共通する考えが見られると思いました。参考にさせていただきます。 情報どうもありがとうございました。
お礼
情報ありがとうございました。ウィキペディアで調べたら、確かに載っていました。 犯人は逮捕され、有罪になったようですが、それ以上のことは調べられませんでした。報道がなかったということなので、ネット上にも、あまり情報がないのかもしれません。 しかし、このような事件が存在したことを知り、参考になりました。ありがとうございました。