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結婚後の未成年者の権利と義務
未成年者が結婚したときに成人として扱われる場合があると聞きます。 飲酒、喫煙はダメでしょうけどどういう面で成人扱いされるのでしょうか? 権利と義務の両方があると思うのですが法的な扱いを教えてください。
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noname#2804
回答No.1
本来未成年者は様々な能力が未熟であるが故に親権者などから保護を受ける訳ですが、結婚してからも保護しつづける(様々な行為に制約を加える)ことは却って婚姻生活を独立・維持するうえでの障害となり得ることから、民法上成年者と擬制する(成年擬制)こととしたものです。 具体的には財産上の取引などが単独でできるようになり(普通の未成年者に対しては親権者などが取り消す権原を持つ)、他人の干渉なしに自分の子供の監護・教育をすることもできます。もちろん、それに伴う責任もきちんと問われることとなります。 あくまで民法上擬制しただけなので、他の法律については引き続き未成年者として扱われます。ですから参政権も与えられませんし、タバコ・飲酒も許されません。
お礼
「あくまで民法上擬制しただけ」という言葉で全ての疑問が解けました。 ありがとうございました。