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ヒートポンプでの全館暖房の効果
近い将来に家を建てる際、外断熱RCで全館暖房にしたいと考えています。 全館暖房は熱源をヒートポンプとして床暖房かパネルヒーターで部屋を暖めたいと考えています。 ヒートポンプを熱源として床暖房もしくはパネルヒーターで全館暖房をされている方がおられましたら、実際の使用感など教えて頂ければ幸いです。補助暖房が必要になったりすることはありませんでしょうか? また、同じ暖房出力である場合、床暖房とパネルヒーターはどちらが効果的に暖房できるでしょうか?パネルヒーターの方がメンテナンス性は良さそうですが。 宜しくお願い致します。
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私もパネルヒーターをお勧めします。 ヒートポンプ熱源との組み合わせでは、快適性と省エネ(環境性)・経済性を満足出来る最高の組み合わせでしょう。 我が家は全館空調による24時間暖房ですが、床暖房には一週間、パネルヒーターの部屋に1ヶ月くらい暮らしたことがあります。 暖房の質は、気密断熱のしっかりした家なら、 パネルヒーター>床暖房>>全館空調 といったところではないでしょうか。 メインテナンス性の他に、窓からのコールドドラフトを防げるといった暖房の質といった点でもパネルヒーターがお勧めです。 以下、ご参考にお読みください。 http://blog.smatch.jp/dannetu/archive/123#BlogEntryExtend http://blog.smatch.jp/dannetu/archive/102#BlogEntryExtend http://x-unoblog.seesaa.net/article/42401559.html http://wald-inc.jp/img/link/news/NewsVol_25.pdf 家の断熱性能は東京の気候で、Q値1.5W/m2K以下、C値1.0cm2/m2以下とされることを強くお勧めします。 Q値1.5W/m2K、C値を十分低い、延床面積120m2、内外温度差15℃として、1ヶ月に暖房で必要な熱量概算は次のとおりです。 1.5W/m2K x 120m2 x 15K x 24h x 30 = 1944kWh COPが4のヒートポンプでまかなうと必要な電力量は、486kWhです。 契約によって変わりますが、電気単価を23円/kWhとすれば、11178円のランニングコストとなります。
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- pont-nufu
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#6です。 拙宅も嫁さんが寒がりです。全館温度は20℃程度とし、脱衣所の局所暖房(エアコンがつけられるとよいのですが)、寝室の暖房がきちんとできていれば大丈夫だと思います。(拙宅はウオーターベッドでベッド自体を暖めています。寝室に蓄熱暖房機を入れればよかったと思っています。でも夜しか使わないのですよね!) 蓄熱暖房機の欠点は制御が難しいこと、場所をとることです。制御については次の日の温度、天気から蓄熱量を判断します。真冬より春、秋のほうが難しいです。場所についてはその分上部空間をうまく使うとよいと思います。拙宅ではフィットラックという可動棚を設けています。 お勧めの機種はユニデール(ディンプレックス)という会社でした。ドイツ製で私が購入した時は松下設備(パナソニック?)が販売代理でした。 VUEiシリーズは24時間プログラムタイマーつきで、1日に2回温度設定が変えられます、拙宅では夜間と昼間(不在なのと日射が期待できるので)温度を下げています。反対にこの制御をしないと1台ではもたないと思います。最も単価が安いのは7kwです。 拙宅は最も単純で安い3種換気なので、UBからの換気排気のみです、その場合暖気は天井を張っていくので、ドアの上に通気口を設けたほうがよいと思います。暖房の場合ドアを開けてもドア上部で暖気の通気流れが止まってしまいます。ただし通気口を設けた場合、防音をどうするかも検討する必要があります。 1種、2種換気では問題ありませんが、天井裏、2階床の厚みが必要になり、家の高さが高くなり、その分家自体のコストが上がります。また換気設備の運転費、天井裏配管等のメンテナンスコストがかかります。 また、熱交換換気は機器のコストが高い上に運転費が高くなること、その効果が出るのは真冬と真夏であり、最終的にコストが回収できないるという話もあります。 運転費、メンテナンス費を最小限としていかに快適に全館暖房するかはとても難しいと思いますが、シンプルイズベストだと思います。
お礼
お返事遅くなり申し訳ありません。 色々と参考になりました。有難うございます。
- pont-nufu
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>木製のサッシにアルゴンガス入りのガラスを検討したいと思っています。 木製サッシは断熱性能は最もよいと思いますが、定期的なメンテナンスが必要になります、木製サッシのスウェーデンハウスは1年に1回、全窓枠のニス塗りを推奨しています、私はここまでして木製窓を使用したいと思わなかったのでやめました。 アルゴンガスは、メーカーに聞いたところ、何年かで抜けてしまい、その後の注入方法は考えていないという回答だったと思います。 同じくLow-E複層ガラスも、夏の太陽が出ている時しか性能を発揮できない割りには割高なので、採用していません。その代わりに庇やすのこ、厚手のカーテンで対応しています。 >内断熱だと、暖房装置で発生させて熱が断熱材に阻まれて躯体のコンクリートに蓄熱されないのではないかと愚考しますが、いかがお考えでしょうか? まず、蓄熱は蓄熱暖房機で蓄熱しています。蓄熱するのも当然エネルギーロスが発生しますので、生活空間のみを暖房するのが最も効率がよいかと思います。また24時間全館暖房であれば、外断熱と違わないと思います。 >別に質問も書いているのですが、例えばRC外断熱の外壁パネルは熱伝導率が小さく、熱容量が小さい木材が適しているように思えます・・・。 メンテナンス頻度はどうでしょうか?同じくニス塗りやペンキ塗りのために足場を組めば、百万近くコストがかかります。また、木材と木材のシール部の劣化、シロアリ対策も必要になってくると思います。 RCにモルタル+タイルが最もメンテナンスがかからない=30年間で最も安くなる壁だと思います。 >内外2重断熱は凄いですね。宿泊体験してみたいです。どのくらいのQ値を達成しているのでしょうね。 いい事だらけではありません、壁の厚みが30cm近くになるため、居住空間が小さくなります、また、窓が遠くなって、小さい窓だと窓の開閉が困難になります。また、蓄熱効果はありません。 質問者様は性能を追及されておられますが、実際に建ててみると、メンテナンスのほうが重要になってきます、そこそこの性能(24時間全館暖房で真冬冬光熱費2万円以下)でも、シンプルでメンテナンス費のかからない家にすると、快適な家になるのではないかと思っています。 そのような意味からすると、基本的に機器は見える部分が全てであり、動くのはファンのみであり、20年以上の耐久性があり、壊れても入れ替えできる蓄熱暖房機をお勧めします。床暖房やパネルヒーターの場合、床下配管が破れたり、詰まったりする可能性はゼロではないからです。
お礼
度々、ご丁寧に有難うございます。 >木製サッシは1年に1回、全窓枠のニス塗り これはかなりの負担ですね。樹脂サッシも検討したいと思います。意匠的に木製のサッシが好きなのでメンテナンスできる範囲でリビングなどへの使用を考えたいと思います。アルゴンガス入りもあまり当てにできないもんなのですね。外壁の件も良く分かりました。 現実的には、現在の居住地で内外2重断熱までは不要とは思っています。 かなり寒がりですので、蓄熱暖房機1台にはできそうにないですが、複数台の蓄熱暖房機の使用も良く考えたいと思います。お住まいの地域の冬はかなり寒くなるようですが、私の居住地の年間で最も低温となる点で-3.7℃、最も寒い月の日平均気温が4.8℃ですから蓄熱暖房機だけでも十分なのかも知れません。 蓄熱暖房機についても詳しく調べてみようと思います。 メンテナンス性について考えるべきであることが非常に参考になりました。謹んでお礼申し上げます。
- pont-nufu
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#6です。 拙宅は壁式構造、天井、壁はEPS 50mm、窓はトステムのインプラスにオプションで外側をペアガラスにしているので、実際はトリプルガラスにしています。一部でも窓の断熱を下げたくなかったので、風呂、キッチンを含むすべての窓がこの仕様です。 http://www.tostem.co.jp/lineup/sash/reform/inplus/ この系列の工務店です。 http://www.hero-fc.co.jp/merit/index.php 床は25mmEPS、窓枠も発泡断熱材を入れています。 RCの場合は木造と違い、木の桟の間に断熱材を詰めるわけではいので、ちゃんと断熱を施工すれば木造内断熱より暖かくなるはずです。 壁を作ってその後に断熱を施工するタイプだと施工にむらができたりしますが、拙宅はコンクリートの型枠自体がEPSなので、隙間ができません。 外断熱も検討しましたが、そのコストが高い割に、ベランダの熱架橋や外壁を止めるスタッドの錆び対策等の問題がクリアされておらず、実際外断熱RCメーカーに実際に寿命は長いという実績があるのかと聞いたところ、同じですと回答されたので、やめました。 蓄熱暖房機は初めて導入しましたが、その暖房の質とコストパフォーマンスは素晴らしいと思います。なんといっても元が取れてしまうのです。拙宅の蓄熱暖房機の容量はメーカー指定の1/3ですが、日射が期待できること、メーカの容量計算式は1日中最低気温の前提で計算していることより、自分の責任で1/3としました。それでも100%にするのは2月の雪の日とかの悪条件のときだけです。 個人的には質問者様と同じように、構造的に隙間ができず、耐震性、耐久性が高く、防音効果の高いRC住宅は気に入っています。 最後に、最強のRC断熱住宅をご紹介します。内外2重断熱住宅です、宿泊体験もしてきました。 http://www.starhouse.co.jp/
お礼
色々と教えて頂き恐縮です。 サッシ、ガラス性能も重要ですね。私は予算が許せば、木製のサッシにアルゴンガス入りのガラスを検討したいと思っています。数年後なので、少し価格も下がれば嬉しいのですが。 内断熱だと、暖房装置で発生させて熱が断熱材に阻まれて躯体のコンクリートに蓄熱されないのではないかと愚考しますが、いかがお考えでしょうか? 別に質問も書いているのですが、例えばRC外断熱の外壁パネルは熱伝導率が小さく、熱容量が小さい木材が適しているように思えます・・・。 イニシャルコストを回収できるというのは非常に魅力的ですね。 内外2重断熱は凄いですね。宿泊体験してみたいです。どのくらいのQ値を達成しているのでしょうね。
- pont-nufu
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#6です。 >お住まいのお家の暖冷房は、蓄熱暖冷房機とエアコンで十分と感じておられますでしょうか? 外気温-10℃でも室温20℃を保てるので、個別暖房をしない前提では十分と考えます、個人差があるのでなんともいえません。あとは1台しかないので室内温度差が3℃程度出ます。2台にして置けばよかったと思っていますが、コスト的には本体24万円ですんだので、コストパフォーマンスは最大だと思います。 全館暖房の場合、暖房方法以外にも冷暗所の確保や乾燥するので調湿方法、温度差の解消等の工夫が必要になると思います。 パネルヒーターの全館暖房の家にも体験宿泊しましたが、そこはパネルヒーターが10箇所近くあったので快適でした。ただ、コストおよび循環液、配管の寿命、ボイラの寿命が気になりました。暖かさの質は同じ輻射熱なので蓄熱暖房機も同じ感じです。 蓄熱暖房機はレンガを直接800℃程度に暖めるため構造がシンプル(中身はレンガ、ヒーター、ファンと電源、制御装置だけなので、私は自分で組み立てました。)なので、20年以上埃の掃除程度のメンテナンスで済むと思います。 エアコンはあくまで蓄熱暖房機の深夜帯の補助に使用していますが、音と風が気になりますね。あと、拙宅の場合室外機が凍り付いて、日が出てから室外機の周りがびしょびしょになってしまいます。
お礼
有難うございます。 >外気温-10℃でも室温20℃を保てる RC内断熱で、こんなに暖められるのですね。現在住んでいる家がRC内断熱で二重サッシなんですが、冬場は壁を触ると非常に冷たく感じるので、全館暖房は内断熱では難しいのではないかと思っていたのですが・・・。 しかし、蓄熱暖房機のコストパフォーマンスには驚きです。
- nabeyan72
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何度もスイマセン。 少しデータを紹介しておきます。 アメダスによると、京都における月平均の最低気温が一番低い時で、月平均+3℃程度となっています。これを我が家のある富良野に当てはめると4月位の気温になります。 この時期だと、暖房をするのは夜間だけの日が多くなります。 そして、月の平均気温が丁度+3℃だった平成18年4月の我が家の実績では、 循環水温度平均は、35.9℃ 月間消費電力は、337kWh 月間暖房出力は、1342kWh COPは、約4.0となっています。 このデータは、北大が我が家で計測した数値で、学会にも報告されたデータです。
お礼
ご丁寧に有難うございます。 こちらの最も寒い時期が、そちらの4月位ですか・・・。厳しい土地ですね。 最も寒い時期でさえ、だいたい夜間だけの暖房で補えるのですね。COP4.0というのも非常に効率が良いように思われます。 貴重なデータをご提示頂き、本当に参考になります。重ね重ね、お礼を申し上げます。
- nabeyan72
- ベストアンサー率47% (10/21)
ANo.5です。 >お住まいの様な寒い地域でも、ヒートポンプ+パネルヒーターの組み合わせで十分な暖かさが得られるということなんですね? そう言えます。我が家の場合は断熱性能と暖房機器の設計のバランスが取れていると言う事でしょう。でも正直に申し上げると、-25℃を下回るような夜間に、室温をどんどん上げられる程の暖房能力の余裕は有りません。その様な状況で何かの原因で室温が下がってしまったら、そこからの昇温は難しいのが現状です。その状況を良しとするかどうか判断が分かれるかもしれませんが、私は必要十分だと判断しています。 ちなみに経験上、循環水の水温を低めにし、パネルヒーターの絞りを全開にして、循環水の水量を増やした方がCOPが上がり、電気代も安くなります。別の言い方をすれば、パネルの数は多めにした方が良いとも言えると思います。 >補助暖房も必要とされていたないのでしょうか? 我が家の場合は、必要有りません。前述の通り、気温が低くどうしても室温を上げたい時に欲しくなる時もありますが、その何度も無い事の為に補助暖房設備を備えるのは得策で無いと考えています。対策としては、気温が下がりそうな時は、外気温が下がる前にある程度室温を上げて置くようにしています。と言っても、普段21℃程度で調整している室温を22℃程度まで上げておく程度ですが。 ちなみに、我が家の暖房機本体(地中熱ヒートポンプ)の暖房能力は、循環水温度が35℃で6.2KWですが、寒い時は循環水温度をMAXの55℃程度まで上げますので、実際その時点ではもう少し下回るかも知れません。COPは年平均で3.5程度。真冬の1月や2月のCOPは3.0程度です。
お礼
詳しいお返事、有難うございます。 当地は-25℃はあり得ませんので、断熱性能と暖房機器の設計をしっかりと検討すれば十分の暖かさが期待できそうです。補助暖房を備える必要もなさそうですね。 >循環水の水温を低めにし、パネルヒーターの絞りを全開にして、循環水の水量を増やした方がCOPが上がり、電気代も安くなります。別の言い方をすれば、パネルの数は多めにした方が良い とうても参考になります。 ヒートポンプにも色々と種類があるんですよね。その辺りも、これから色々と調べたいと思います。
- pont-nufu
- ベストアンサー率22% (63/279)
内断熱RC2重サッシで全館暖冷房をしています。 暖房は蓄熱暖房機+明け方のみエアコン 冷房はエアコン 蓄熱暖房機は7kw 1台 エアコンは2.8kwと2.2kwの2台です。 床暖房も検討しましたが、床暖房の床材のコストが上がるので、そのコスト分床の断熱強化に充てました。 全館暖房を快適にする場合、間取りが重要だと思います。拙宅では基本的にドアは玄関を除き全て開放しています。2箇所は3枚引き戸で大きく開放しています。 蓄熱暖房機は深夜蓄熱機器割引があり、約20年でコストが回収できるので、コスト的に最も安くなる事を考えました。 RCの場合基本的にC値は1以下でその後の劣化も無いと思います。
お礼
有難うございます。 お住まいのお家の暖冷房は、蓄熱暖冷房機とエアコンで十分と感じておられますでしょうか?
- nabeyan72
- ベストアンサー率47% (10/21)
除湿型放射冷暖房システムと言う商品が有るとは知りませんでした。 要は、結露水を排水する機構があると言う事だと思います。配水パイプが施工され、パネル自体は排水パイプに結露水が導かれるようになっているのでしょう。私も興味が有るので検討します。我が家の地中熱ヒートポンプの本体には、「フリークーリング」と言って、地下50mまで掘った熱交換井戸に通した樹脂パイプの中に不凍液を入れ、それを夏はヒートポンプをショートカットして室内のパネルまで循環させる機能があるのですが、そのパネルが結露に対応していない為使用できないで居ます。その時の循環水の温度はおよそ15~18℃程度と思われますが、それでも結露の可能性が高いそうです。 関西の夏の暑さは格別ですよね。 日射の遮蔽方法や、換気の仕組みを、夏と冬のバランスを考えてよく検討して下さい。我が家は冬は陽が入って良いのですが、夏は逆に陽が入りすぎ熱くなります。冬に良く分るのですが、太陽の日差しは絶大です。外が-25℃でも陽がまともに入れば暖房を切れます。 オーニングみたいな物で調節できるようにすれば良いかなと思っています。 ちなみにこちらは、暖房期間9ヶ月です。えらい寒い所に来たもんです。
お礼
>外が-25℃でも陽がまともに入れば暖房を切れます。 これは、すごいですね。 お住まいの様な寒い地域でも、ヒートポンプ+パネルヒーターの組み合わせで十分な暖かさが得られるということなんですね?補助暖房も必要とされていたないのでしょうか? 日差し対策としてはオーニングが確実ですので検討していますが、家の周囲に落葉広葉樹を植えて日差しを凌げればとも考えています。
- ultra1long
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これを書いている間に見つけられたようですが、投稿します。 >パネルに冷水を流して冷房するシステムはないでしょうか? あります。こちらのHR-Cです。 http://www.ps-group.co.jp/customer/products/hr-c.html http://www.ps-group.co.jp/products/ 実物を見たことがありませんので、冷房時の結露水の処理がどうなのかが気になっています。また、イニシャルコストもどうか心配です。 実物を見ることが出来るところはないかとコストの点を問い合わせてみてはいかがでしょう。 冷房はエアコンの方が無難かもしれませんが、冷房の質は、今ひとつよろしくないので・・で、我が家は全館空調ですが、暖房には多いに不満ありなのです。 ただ、関東でいうと暖房期間は1年のうち6ヶ月、それに対して冷房は3ヶ月と短いので、暖房を重視した方が良いのでしょうね。
お礼
有難うございます。 建てるまで数年あるので、可能ならHR-Cを体感できる家に夏と冬に宿泊体験できるのが最高なんですけどね。 やはり全館空調は不満をお感じになるのですね。セントラルヒーティングに興味を持ち色々と調べていたのですが、全館空調の評判はあまり芳しくなかったので、最終的にパネルヒーターか床暖房のどちらがいいのかという所に辿りつきました。 クーラーの風は疲れますよね。RC外断熱を考えていますのでパネルで躯体のコンクリートを冷やして、快適な空間に出来ないかと思った次第です。近畿地方も暖房期間6ヶ月、冷房3ヶ月ですので暖房重視なのですが熱帯夜を快適に過ごせる方法があれば、それに越した事はないですしね。
- nabeyan72
- ベストアンサー率47% (10/21)
6年前まで京都と大阪の間に住んでいました。また向日町で5年ほど仕事をした事もあります。 現在は北海道富良野です。 私もパネルヒーターをお勧めします。 北海道でも床暖房の家も有りますが、どうしても床が異様に暖かく感じ気持ちが悪いものです。 パネルヒーターの利点は、メンテナンス性とコールドドラフト対策になる事だと思います。我が家では2階のベランダに出る大きな窓にパネルヒーターが設置できなかった為、冬はそこからのコールドドラフトで1階の階段前に居ると明らかに冷風が降りて来て寒く感じる位です。 京都なら富良野と比べると室内外温度差は半分程度(こちらでは内外温度差が最大50℃位になります)でしょうから、ある程度は断熱サッシで抑えられるとは思いますが... 。 パネルヒーターでの冷水循環冷房は、私も現在メーカーに相談していますが、結露の関係で難しいそうです。 要は、コップに冷水を入れるとコップの表面が結露するように、パネルヒーター自体が結露し、その結露水の排水を考慮したパネルにする、或いは対策を施した施工をする必要が有るようです。 色々話した中では、富良野では冷房する期間が長く見ても1ヶ月程度ですし、ある程度高断熱な家なので、特殊なパネルを導入するよりは、エアコンを付けた方がよっぽど安上がりと言う結論になりました。我が家ですと、40畳程度の全館冷房でも、8畳用程度のエアコンで賄える計算になる事が分りビックリした事もありました。ちなみに現在我が家に冷房はありません(^^;。 出来れば、C値も必要ですが、特にQ値に注目して家を設計される事を検討して下さい。
- 参考URL:
- http://nabe72.txt-nifty.com/
お礼
パネルヒータを勧めてくださる方ばかりで驚きました。全館暖房を調べていると床暖房の情報が多い印象がありましたので。 今、住んでるいる家は無用に大きな窓が多く、コールドドラフトがいかに寒さを感じさせるか痛感しています。5月の今日でもコールドドラフトを体感しています・・・。 冷水循環冷房についてはNo.4の方が書いて下さっている、結露対策したパネルもあるようです。コストが気にかかるとろですが・・・。 京都と大阪の間に住んでおられたならご存知と思いますが、こちらの夏は厳しいですから冷房についても良く検討したいと思っています。盆地で湿度が高いので夏の夜は厳しいですから。 エアコンなしでは寝苦しいし、クーラーを入れたまま寝るのも疲れますし・・・。 ブログ、参考にさせて頂きます。有難うございました。
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お礼
大変詳しい説明を有難うございます。とても参考になりました。 暖房の質が「パネルヒーター>床暖房」なんですね。床全体を暖める床暖房の方が暖かいイメージを持っていたのですが、教えて頂いたリンク先の記事を読んで納得しました。 温水を流すパイプを躯体の床に這わせてコンクリートを流し込み躯体を暖めて蓄熱する方式にも興味を持ったのですが、いかんせんメインテナンス性に不安を持っていました。コンクリートの中のパイプにトラブルが起こった場合、修理が非常に難しそうに思われましたので。 ヒートポンプを利用してパイプに温水の代わりに冷水を流して床冷房をするシステムもあるようですが、パネルに冷水を流して冷房するシステムはないでしょうか? Q値、C値については勉強中ですが、できるだけ熱損失が少なく気密の高い家を検討しています。ちなみに居住地は京都市に近い平野部です。
補足
>パネルに冷水を流して冷房するシステム 除湿型放射冷暖房システムというものを発見しました。