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篇の区別について
漢字の篇の区別について困っています。 たとえば、幸福の福という字は、左が、ネになっています。でも、補償の補という字は、左が、ネではありませんよね。 きちんと覚えれば良かったと思うのですが、いつも、この種類の漢字を書く時に、左がネなのかそうでないのか迷ってしまいます。ネなのかネじゃないのか判別する方法はないでしょうか?
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「福」の偏である「ネ」は旧字体では「示」でした。今でも「しめすへん」というのが正式な呼び方です。最近では小学校でも「ねへん」と教える場合があるようですが。「示」は「神にいけにえをささげる時の台」の象形から生まれた字で、「しめすへん」の漢字は「神・祭事関係や神がくだす禍福」などに関係するものになります。また、「シ」の音が「指」に通じることから「しめす」の意味も発生したようです。 これに対して「補」の偏は「衣(ころも)」です。「ころもへん」の漢字は、衣類やその状態、またその動作に関係するものになります。 このように、部首(偏など)の持つ意味を知ってないと間違える可能性があります。以下のURLを参考にしてみてください。 http://www.parara.com/type/bushu1.htm
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- Parismadam
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はじめまして。 ご質問1: <漢字の篇の区別> 部首の「へん」のことですね。篇はこの意味では使われません。 ご質問2: <判別する方法はないでしょうか?> それぞれの部首のなりたち、意味を考えると、判別のヒントになります。 1.示(しめすへん): (1)象形文字からきており、意味の流れは以下の通りです。 1)もとは、神の座に立てて、神を寄り付かせる木の台の形にかたどったもの。 2)これに捧げたいけにえ、またはその血液のさまを加え、「神」の意を表す。 3)また、指に通じ、転じて「しめす」意に用いる。 (2)こうした意味の流れを汲み、部首にして「神の名」「神の働き」「神に対する祭礼」などの意を示す漢字に使われています。 例: 礼、祀、宗、社、祈、神、祇、祠、祝、祟、禁、禄、禍、禅、福 などなど、、、。 2.衣(ころもへん): (1)象形文字からきています。 (2)意味の流れは「えりもと」の形にかたどり、「ころも」の意を表すようになったものです。 (3)これを部首にして、衣服の種類・状態などの意を示す漢字に使われています。 例: 襟、衷、袖、被、袴、装、裏、裳、襦、裁 (4)なお、形声字の音符になると、かこう、よりかかる、なげくなどの意を示します。 例: 依、哀 以上、部首のなりたちと意味を知ることも、区別の判断の一基準になります。最初から全部区別して覚えるのは無理がありますから、漢字は出てくるたびに覚えていかれるといいでしょう。 以上ご参考までに。
お礼
部首の「へん」のことですね。篇はこの意味では使われません>すみません。恥ずかしいです。 参考になりました。結局は覚えていくしないということですね。書くと意う動作が少なくなり、馬鹿になっていく一方ですが、頑張ります。 ありがとうございました。
- Segenswind
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「しめすへん」(示)と「ころもへん」(衣)の違いですね。 大ざっぱな覚え方ですが、 ・神様などに関係するもの(神、祝、福、祈、禍など)は「しめすへん」 ・それ以外(初、裕、複、裡、補など)は「ころもへん」 と聞いたことがあります。
お礼
ありがとうございました。目安にはなりますね。それでもまだ迷うのが多く、頭抱えてます。
お礼
参考になりました。ありがとうございました。