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糞便はなぜ臭いと感じる(嫌悪感を催す)のか

先日、駅のトイレで不埒者がいて、糞便をトイレの床に垂れ流してそのままにしていったというやからがいて、そのあとにトイレに入ろうとしたら、なにか入り口付近までその臭気が漂ってきている。中に入ると明らかに嫌悪感を催す、あの和式便器で自分の排泄物が自分の体外に出現したときに、周囲の大気にただよいだす、あのなんとも形容しがたい臭気が来るわけです。そして、床にはその狼藉の落し物が転々としている。。。 そこで疑問に思ったのは、なぜ高等生物の(特に雑食系ですか)糞便はその出所である当事者にとって、嫌悪の対象になるような臭気形状その他をしているのでしょうか。つまり、人間だったらなるべく近づきたくないという生理的欲求を催すということがありますが、これは必然的な結果なのでしょうか?糞便が、これほど嫌悪の対象になるような臭気形状でなければ、もっと生活が楽になるのではないか?こんな苦労をなぜしなければならないのか?あるいはこういうのは人間だけでしょうか。犬は確かに違うようです。

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  • otx
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回答No.5

まず、動物にとって「排泄物」とは、いらなくなったものであるのです。 これが大前提でとしてまず存在理由があります。それが「結果としてどういうものになるのか、かまってられない」のだと思います。 元々自然界において、厳しい生存競争を生き抜ぬかなければなりません。排泄物ごときにエネルギーを使っていたら(生クリームのようにいい香りとか味とか)、より生存競争に勝てなかったのではないでしょうか? 臭い、あまり気持ちのいいものではないのは「結果として」なってしまったのでしょうがないと思います。 「生物にとって不要なもの」である排泄物は生物にとって悪影響を及ぼすであったことは容易に想像できますよね?そういう意味では、No3様のおっしゃるとおりで、排泄物を本能的に嫌だと思うほうが普通なのではないでしょうか。 あと、 嫌悪感、不潔に感じるということと 臭いと感じるということ=五感(やばいものの味を苦いと思う) この2つは別だと思います。この2つすべてをまぜこぜにして話をするとよくわからなくなるので、細かく分けて考える必要があると思います。 前者は「学習」によるところが大きいと思います。 後者、つまり五感(嗅覚、味覚)は生物としての「進化の過程に培われたもの」と思います。「臭い」という概念は学習ですが、「においの感覚」は教えられて獲得するわけではないからです。 物質Aのにおいを嗅いだときの「においの感覚」はみんなほぼ同じであると思います。「それをどう思うか」は学習などによって人様々です。 このとき、「赤ちゃん」を「学習していないので、本能しか持っていない」という存在としての例えに出すのはどうかと思います。人の場合、いろんなものが未発達であるからです。本能を支える脳も未発達ですから・・・。 私の考えは、 排泄物は排泄することを目的としできているので、今の形になったのはしょうがない。 排泄物は生物にとって良くないものなので、それを本能的にやばいと思う生物のほうが進化して生き残ったと思われるので、「なんとなく嫌」と思うのは当然だ。 それ以上に嫌悪感を持つのは、排泄物に対する学習の成果である。 この本能と学習によって、質問者様がおっしゃる「糞便は嫌悪の対象」であるのはしょうがないと思います。 犬とかは、排泄物は強烈なにおいを発するので、それを利用しているのでしょう、嫌悪感をもっているとかいないとか以前に。まぁ持っているか持っていないかは犬に聞かないとわかりません。 あと、「くさや」や「納豆」は「においの感覚」ではやばいと思うのけど、「学習の成果」で「食べても良い」とか「おいしい物だ」となっていると思います。No4様とは逆に思います。

garcon2000
質問者

お礼

非常に納得できるご回答です。本能的に、回避するべきものとして「悪臭」と感じるところがあり、さらに学習効果で社会的な意識というのが生じる。そのダブル効果でしょうかね。

その他の回答 (5)

  • usokoku
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回答No.6

条件付けでしょう。 ヨーロッパでは、コロンブスが持ちこんだ病気を便所で感染するという迷信が普及して、大小は室内の容器でとって窓から捨てるという週間でした。 栄枯クの産業革命の頃の勤労者世帯では、室内に糞便を積み上げておくのが普通であり、警官が無理やり廃棄させるなどの行動を取っていました。 日本のかわやは、川の上に小屋があり荒縄がぶら下がっていて、これで糞便を洗うという地区(多分貴族階級でしょう)があり、糞便は素手で取り扱う物でした。

garcon2000
質問者

お礼

ヨーロッパ近代は不潔だったらしいですね。その点江戸時代の日本は立派なようです。しかし、昔はだいぶ身近にしているということはあります。肥料とかですね。

noname#131426
noname#131426
回答No.4

親がそのように教えているからです。 何も知らない赤ん坊は、自分の糞便を弄んだり口に入れたり、嫌悪感はないようです。 便は空気(酸素)に触れると加速度的に腐敗して毒素を作り出します。 この毒素により、身体に害があったり、悪臭と感じる臭いの元となります。 代々危険な物と教えられてきた結果、物心ついたときには、便は汚い物、臭い物と認識させられているわけですね。 基本的には「学習によるもの」と考えられます。 臭いについては、納豆などはどうでしょう? くさやはどうでしょう? 松茸は日本人以外には好まれないようです。 ちなみに糞便はベトナム戦争の頃は武器としても使われました。 落とし穴などの中に糞便を塗った竹串を刺しておくと、落ちたときに突き刺さり、体内奥深くに腐った糞便が入り込んで、そこから腐るのが早く、戦闘不能に陥るそうです。

garcon2000
質問者

お礼

刷り込みもあるかなと思いました。幼児はあまり臭いで嫌悪しているってありませんよね。教育効果で「ああ、こういうのはくさくて、汚いことなんだ」という心理効果が出て、あ、これは「悪臭」だという認識にいたるというのもあると思います。

回答No.3

摂取すると体に悪影響を与えるようなものは、本能的に拒否するようになっているからではないでしょうか。 たとえば、子供に苦いものを与えると口から吐き出してしまうことがありますが、 これは毒物に苦いものが多いことから、本能的に吐き出すようになっているそうです。 便についても、時間の経過とともに毒素を生み出すようですので、 拒否するようにできているものと思われます。

garcon2000
質問者

お礼

本能が拒否するという構造になっているのかもしれませんね。

noname#141541
noname#141541
回答No.2

私も1番さんと同じで食べないようにだと思います。

回答No.1

汚いので食べないように、ということでは?