ロシア語文語の祖とされる、古代スラヴ語と教会スラヴ語の違いについて
ロシア口語の祖とされている「中世ロシア語」(ドレヴネルースキー)と、文語の基となった言葉が違う、ということは分かるのですが、「文語の祖」のほうがよく分かりません。
古代スラヴ語(スタロスラヴャンスキー)と、教会スラヴ語(ツェルコヴナスラヴャンスキー)の関係性について、見解が複数あり困っています。
見解1.
両者はまったく同じ言語を指すが、「教会(ツェルコフィ)」という枠の言葉がロシア語の祖であるのはあまり好ましくないということで、ソ連時代、「教会」という言葉を省いた「古代スラヴ語」という名が好んで使われた。ロシア語文語の祖である。
見解2.
両者は根本的に違う言語で、「古代スラヴ語」は現在のブルガリア語の祖で、「教会スラヴ語」がロシア語文語の祖である
見解3
「古代教会スラヴ語」は、現代のブルガリア語の祖であることから、「古代ブルガリア語」と呼んだほうが適切であるなど、呼び方については議論のある問題だが、基本的にはスラヴ語全般の祖としてひとつと考えていい
「古代スラヴ語」と「教会スラヴ語」は、同じ言語と考えていいのでしょうか。
どなたかご存知の方居りましたら宜しくお願いします。
お礼
回答ありがとうございます! わかりやすいですね! 古代の文字ではアルファベット?は確立されていなかったのですか? もちろんRの反対の文字も使われてはいなかったんですよね?