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側溝について
教えてください。工場内に側溝を据え付けようと考えいます。 道路用側溝に自由勾配側溝を接続するのはできますか? ちょうどトラックが出入りするとこに側溝をいれたいんです。途中までは道路用側溝がきてるんです。この場合既存の側溝の幅と高さが同じ側溝でOKですか? 又、流速なども考える必要ありますか?8メートルぐらいなんですが。 ほかに気をつけることなどあれば教えてください。
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>どの高さの製品にしたらいいんでしょうか。高さの決め方を教えてください。 前後の側溝の内空高さに合わせます。道路側溝が300A(300×300)であれば、自由勾配側溝も300×300となります。 上流側と下流側の道路側溝で断面が異なる場合、下流側の側溝に合わせます。底面部は上流側と下流側の側溝底高に合わせてすりつけるように設定します。 http://www.yoshicon.co.jp/concrete/product/prod/Ro16/Ro16_0206.cfm >施工方法も、簡単に教えていただければ、ありがたいです。 最初に床堀を行います。床堀の深さは、側溝本体の高さに基礎部の厚さを加えたものとなります。基礎厚は側溝の大きさや施工発注者(つまり役所)によっても違いますが、国土交通省の標準図集では300×300~400×1200の場合で、基礎砕石が100mm、基礎コンクリートが50mmとなっています。床堀の幅は側溝本体より両側に30cm程度(両側で60cm)とします。 基礎砕石はクラッシャーランか再生クラッシャーランの40mm以下のものを使用し、幅は側溝天端と同じ位とします。投入量は幅×厚さ×長さ×1.2とし、適切に転圧を行います。これを怠ると側溝が傾きます。とくに輪荷重のかかるところは十分に行う必要があります。 基礎コンクリートの幅は基礎砕石と同じか、側溝の下幅+100mm程度とします。このとき、基礎型枠を必要とします。使用するコンクリートは、18-8-40が標準です。 基礎コンクリートを十分に養生した後に側溝を据え付けます。このときはクレーンかあるいはクレーン付きトラックを使用します。人力では無理です。クレーンの操作と基礎の上に側溝が正確に据え付けられるように誘導するための作業員の最低2人が必要です。2本目以降を据え付けた場合は、接続部に目地モルタルを注入します。 http://www.yoshicon.co.jp/concrete/product/prod/Ro16/Ro16_0601.cfm 側溝を据え付けた後に、勾配を調整するためのインバートコンクリートを打設します。打設する最小厚さは50mmです。使用するコンクリートは基礎コンクリートと同じものとします。この場合は型枠を必要としません。 その後に周りを埋戻し、舗装を行います。このとき、埋戻の作業をしっかりとやらないと、舗装部分が沈下して側溝と段差が出来てしまいます。わたしがこの前見かけた現場では、歩道であるにもかかわらず5cm程の段差が出来ていました。このような施工不良は排水が十分に行われないだけでなく、安全上も問題があります。 最後に蓋版を取り付けます。横断用側溝の場合はグレーチングなので、据え付けはそれほど難しくはないでしょう。ただ、ボルトによる固定を行う必要があるので、それを忘れないことです。 http://www.yoshicon.co.jp/concrete/product/prod/Ro16/Ro16_0801.cfm 本来は資格を有したものが現場管理を行う必要のある工事です。経験のない素人では無理でしょう。
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- char2nd
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構造的には可能です。ただし、道路用鉄筋コンクリート側溝と自由勾配側溝は内空寸法が同じでも外側の幅などは異なるので、見た目はあまりよくないです。 又、トラックの出入り部ということであれば、通常の路側用ではなく横断用の製品を使う必要があります(頂版の厚さが厚く、蓋がグレーチングになっている)。路側用では早々に破損してしまう恐れがあるので、使用には適しません。 流速・流量については、施工延長が短ければそれほど注意する必要はないでしょう。厳密に言えば内空断面の一部が現場打ちとなるので粗度係数が変わるため、計算上は流速が若干落ちますが、断面形状の関係で道路用側溝よりも通水断面がやや大きいので、流量はそれほど変わりません。
補足
ありがとうございます。 幅は、わかっているのですが、どの高さの製品にしたらいいんでしょうか。高さの決め方を教えてください。 あと、自由勾配側溝は、素人でも施工できますか??施工方法も、簡単に教えていただければ、ありがたいです。
お礼
丁寧な、回答ありがとうございました。