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ドイツ語の訳と、動詞がどういう格の語を連れるかの見方

こんにちは、ドイツ語初心者です。 今、以下の文を訳しています。 Athene,die Göttin der Weisheit,schenkte ihnen den Geist. So entstanden die ersten Menschen und bevölkerten die Erde. Lange aber waren sie hilflos. Sie konnten ihren Körper und Geist nicht richtig gebrauchen. Alles,was sie taten,war planols. わたしはここを、 知恵の女神アテネは、彼らに精神を贈った。 最初に大地に住んでいた人間に。 長い間彼らはぎこちなかった。 彼らは彼らの肉体と精神を正しく使う事が出来なかった。 全ての行動が計画無しだった。 と訳したのですが、合っているのでしょうか? (ちなみにこれは、ギリシャ神話の、プロメテウスが粘土と水で人間を作り出した後に続く場面で、アテネが誕生したばかりの人間に精神を贈る部分から始まっています。) それから、ドイツ語の先生から、「名詞なら性・数・格、動詞ならどういう格の語を連れるかを必ず調べなさい」と言われましたのですが、これは名詞、動詞なら必ず調べられるのでしょうか? 先に出しました文章の二行目の So entstanden die ersten Menschen und bevölkerten die Erde. のentstanden(entstehenの過分)を調べるためにentstehenを辞書で引きましたら、発音記号の後に (entstand,ist・・・entstanden)自動詞(完了:sein)生じる、発生する、起こる とありましたが、ここからどういう格を連れるか分かるのでしょうか? 見る場所が違いますでしょうか? 調べ方が分からず、自動詞なのがポイントなのかな?と思っているのですが・・・。 ご教授いただけると助かります。 よろしくお願いします。

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  • trgovec
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回答No.1

So entstanden die ersten Menschen und bevoelkerten die Erde. そのようにして最初の人類が誕生し地球に住み着いた。 so という副詞が文頭に来たためにSVが倒置してVSになります(定形動詞第2位の原則)。また entstanden は過去形の3人称複数です(-en がつくので過去分詞と同じになります)。 一般にドイツ文法では4格目的語を取る動詞だけを「他動詞」と呼びます。そのため辞書に「他」とか vt とか書いている場合は4格目的語を取るということを意味します。なおこれは日本語の「~を」とは必ずしも一致しません。上の例でも bevoelkern は他動詞ですが和訳すると「~『に』住み着く」となります。 4格目的語以外をとる場合は自動詞に分類されます。この場合 et3/et2(物の場合 etwas)jm3/jm2(人の場合 jemand)のような略語で目的語の格を表します。 目的語を取らない動詞も自動詞です。 entstehen はその例ですがこういう動詞も目的語はなくても後に場所を表す副詞(句)が来ることはあります。 「前置詞+名詞」があるときは名詞はその前置詞の格支配を受けますが自動詞の支配を受けるのではありません。 Eine grosse Aufregung entstand in der Stadt. 大変な騒ぎがその町で起こった。 (in は die Stadt の3格を支配)

kobukobu11
質問者

お礼

詳しく説明していただいて、ありがとうございます。 4格を取る動詞だけが他動詞と、初めて知りました。 ところで、挙げていただいた例文のgrosseはいつもssと書くのですか?(エスツェットは使わないのですか?) 辞書で引いても出てこなかったもので・・・。(わたしの引き方が悪いのかもしれませんが;)

その他の回答 (2)

  • trgovec
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回答No.3

>エスツェットは使わないのですか? 代用表記です。本当はウムラウトやエスツェットが使えるといいのですがそれらの文字に対応していないところで使うと文字化けが発生します。自分のPCでは表示できても他の人のでは表示できないこともあります。ですのでここでは代用表記を使います。この際覚えておかれたらよいと思います。 ・ウムラウト: ae/oe/ue のように e を併記します。 ・エスツェット: ss との使い分けに関わらずつねに ss とします。 実際ご質問文の中でもオー・ウムラウトが ö となっています。 なお、これはローカルルールではなく古くから使われている方法です。

noname#111031
noname#111031
回答No.2

直接的回答ではありませんが、#1の方が書かれているように、ドイツ語では動詞は必ずしも、いわゆる目的語として名詞の4格だけを支配する分けではありません。 例えば: begegnen 人に出会う と言う動詞は Ich begegne ihm. helfen 助ける    ” ”   Sie helfen mir. の様に 3格を目的語として支配します。日本語や英語的に考えるとこれらの動詞は他動詞として扱われますが、ドイツ語では”自動詞”として扱います。自動詞、他動詞の区別は支配する目的語が4格以外の場合は、全て”自動詞”として扱います。しかし、覚え方はその”動詞”を ”単語単独”で覚えるのではなく、簡単な”用法=文章”で覚えるべきです。それと、日本語あるいは”英語”のことは忘れて”ドイツ語”として覚えるべきです。一つ一つ新しく出てくる度に単純に覚える方が、効率的です。ドイツ語の文法用語もそれなりに覚えると便利かも。 2格支配の自動詞と言うのもあります。

kobukobu11
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 単語単独ではなくて、文章ごとに見ていくんですね。 英語などの考え方が忘れられていなかったので、混乱していました。 少しすっきりできました。ありがとうございます。