餅は、冷めるといよいよくっつきやすくなりますので、熱いうちに加工します。
餡と餅の固さを合わせることが必要です。
固さですが、耳たぶの固さにすると包みやすいですよ。
どちらかがやわらかすぎでも、上手くできません。
(これは、餅に限らず包むというものには基本になります)
手粉は、片栗粉(でんぷん)を使い手早く餅をちぎり包餡していくのですが、比率は餡2:1餅の割合にします。
手粉を十分に手につけ餅を手の平に乗せ、軽く押しつぶし平たくします。
このときに、つぶしすぎると餅が伸びず穴が開いたりしますので適度につぶします(厚さは、1cmくらい)
私は右利きですので、左手に餅を持ちます。(左利きの場合は、逆手になります)
人指指と小指を伸ばし、中指と薬指を少しくぼませてそこに丸めた餡を置きます。
右手で餡を支え餅を回しながら、人指指と小指を使って餅を上に包み上げるように引っ張ります。
餡の半分くらい隠れるようになったら、左手の親指・人指指・小指、右手の親指・人指指の5本の指を使い、餅を閉じていきます。
閉じるときは、右手の親指と人指指を使い餅を引っ張り重ねるようにしながら餅をくっつけていき閉じます。
(餡を包んでいる間は、ずっと餅を回し続けます。回す事で餅の厚さを均一にできます)
包餡ができたら、ひっくり返し(閉じたところを下にする)片栗粉をまぶしてある場所に置き、手の平で任意の大きさにつぶします。
皮の厚さが下の部分が薄く上の部分が適度に厚さが出せると上手な包餡といえるでしょう。
片手で指を使い、餅を回すというのは難しいですが慣れればできるようになりますよ。
片栗粉が、付きすぎた場合はハケなどであとで払うと良いですよ。
私は、洋菓子しか習っておりませんが父に教えてもらったり、父が包餡しているのを見て、覚えました。
練習は、餡で餡を包むということをしました。
(父からの指導です)
お礼
洋菓子を習ってらっしゃるのですか?カッコいい! す、すばらしい・・・。すばらし過ぎる。職人技ですね。 是非、お父様に1日修行をお願いしたいところです。 (自分の仕事とは全然関係ないけど・・・(^^ゞ) まずは、イメージトレーニングから、はじめてみます。 ありがとうございます。