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のれんの減損損失
nikkeiを読んでいると「のれんの減損損失」という表現が出てきましたが、この場合の「のれん」とはどういう意味ですか?
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ある企業Aが別の企業Bを買収したとします。 この時に、買収に要した金額Yが、Bの資産Xよりも大きいことがあります。このとき、 Y-X を「のれん代」といいます。漢字では暖簾代ですね。 なぜこんな言い方をするのかというと、Yはつまり時価総額そのものですから、 これが会社の資産(会社のお金や土地、棚に在庫している商品の総和)Xを超えているということは、 お金では表現できない収益力がBにはあったということになります。つまりブランドということです。 したがって、これを暖簾代というわけです。日本ではよく「暖簾分けする」といった使い方をするように、ブランド=暖簾というわけです。 わたしはこの概念を教わったときに、先生が伊藤園を例にとって説明してくれました。 伊藤園の前身企業は、新しい企業で、ブランド力をつけるために伊藤園を買収したという話だったと思います。 (実際は買収ではなく、商号を買い取ったはずですが。)
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ありがとうございます、解決です。