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墓誌に水子の名前を入れたいのですが…
将来、自分達が入るお墓(霊園)を購入します。 その際、私達夫婦には流産で生まれてこられなかった子がいるので、その子の名前を考えて墓誌に刻みたいのですが、石材店の人の言う事が違うので悩んでいます。 Aさん「寺院のお墓では許可されない場合もありますが、霊園は自由が利くので可能ですよ。良い名前を考えてあげて下さいね」 Bさん「生まれてこられなかった水子さんの場合、勝手に名前をつけてお墓に刻む事は出来ないはずですよ」 Aさん、Bさん、どちらの言う事が正しいのでしょうか? 霊園は同じ場所で、私達は無宗派です。
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無宗派とのことですから,お好きにされれば良いことです。 Bさんがおっしゃっていることは,仏教徒であれば,水子と言えども仏弟子となり,仏弟子としての名である戒名を刻むべきだと言うことです。 寺院墓地ですと,その寺院の檀家であることが前提となりますし,檀家であれば仏弟子ですから,仏弟子としての名を刻むことになりますが,宗派のこだわりのない民間や公営の霊園であれば,どのような名を刻もうと制限がありません。 将来,質問者夫妻が亡くなり,その墓に入るとき,どのような名を刻んでもらうかを現時点で決めることになります。仏教宗派による葬式をして戒名を貰って葬られるのであれば,戒名が刻まれることになるでしょう。その時,自分たちは仏弟子だけど,先に亡くなった子だけは仏弟子ではなく,俗名のままというのは寂しいように感じます。 先々のことを考えて決められればよろしいかと存じます。
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- amida3
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坊さん@浄土真宗です。 霊園を購入と言うことで、寺院のように「こうでなければダメ」という宗教上の制約がありません。石材店さんはどのような形でも対応します。 「その子の名前を考えて墓誌に」は良いことだと思います。 Aさん、Bさんどちらも言葉足らずで、結果的には正しいと思います。 私が勝手に推測で言いたかったことを補足します Aさん「寺院のお墓では(その寺院で付けた戒名・法名以外の記載は)許可されない(普通は不可)場合もありますが、霊園は自由が利くので(おすきな宗教観の中で記載は)可能ですよ。良い名前を考えてあげて下さいね(宗教的に自己の宗派の戒名・法名をつけるのなら当然にお寺に相談の上で、自分で考える俗名記載ならそのように)」の意味でしょう。あっています。 Bさんは、「生まれてこられなかった水子さんの場合、(仏教的な法事をするのなら)、勝手に名前(仏弟子の名前の意、つまり戒名・法名)をつけてお墓に刻む事は出来ないはずですよ(お寺に相談してからにされては?)」 との意味合いだと思います。結局同じことを言っていると思いますが・・・・ あるいはご質問者さんの意図していることが伝わっていないのかもしれません。
- sgm
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曹洞宗の僧侶です。 墓誌は基本的に「そのお墓に誰が埋葬されているか」を記録するためのものですから、お墓に納骨されていない方の名前を刻むのは、あまり一般的とは言えません。 しかし、仏教やその他の宗教の形式に依らずに祭祀をされていく場合には、位牌などの霊位の依り代となるものがないことが多いので、それに代わる礼拝の対象として、埋葬されていない方のお名前を墓誌に刻むというのもあり得ることですし、それが間違っているということにはなりません。 また流産などで亡くされたお子さんに、ご両親がお名前を付けて、そのまま(いわゆる俗名のまま)墓誌に刻まれても、何ら問題ありません。 仮に特定の仏教宗派の檀信徒の方で、お寺の境内に建立されているお墓の場合でも、墓誌に刻む内容はそのお墓をお守りしているお家のお考えに属する事柄であって、お寺があれこれ指示するようなことはありません。 あまり御心配には及びません。
- loftloft
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浄土真宗の住職です。 無宗派と書かれているので私のでる幕ではないのかも知れませんが、仏教では「命」はおなかの中から始まると考えています。人が亡くなった年齢を享年(数え年)で数えるのはその為です。水子というジャンルは世間一般的なもので、仏教では普通に生まれた人と何ら変わらないと考えています。 拙寺の過去帳を繰って見ても出産前になくなった子に対し法名を授けている例が数多くございます。 個人的に考えても、この手に抱けなかったわが子への想いを認められないなんて宗教を無しにしても納得できません。 お力になれれば…