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サブプライムローン債権の商品化の始まり
大手の銀行などで、大きな赤字が出ているということで世間を騒がせているサブプライムローン問題ですが、サブプライムローン債権の商品化はいつごろからなされていたのですか? 金融のプロである金融機関が損を出していることから、かなり前から存在していたもののように思われますが・・・。
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- guekfbd
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回答No.1
原型のものはそれ以前から流通していたと思いますが、 現在の金融危機の引き金となっているサブプライムローンの"流行"は 米国で住宅バブルが始まった2003年頃から急速に広まったものです。 よって本格的に債権の商品化が進んだのもその頃からなのではないかと思います。 そもそもサブプライムローンなんてものは、住宅バブルの時でもない限りは ここまで流行るわけがないものなので(バブル時でないとリスクに見合ったリターンが期待し辛いため)、 普通の場合はここまで流通し得ないですし、よってこれほどまでに被害も大きくならないはずです。 住宅バブルに期待したマネーゲームの手段として用いられていた結果が現在の惨状ですから、 約20年前のバブル崩壊時に株や不動産で痛い目を見た我々日本人には、 現在の米国の様子は見覚えのある光景なのではないでしょうか。 米国の金融機関も日本のバブル崩壊は知っていたはずですが、 2000年頃のITバブル崩壊時はその日本のバブル崩壊を研究していた FRBの金融政策により(日本や現在の米国のバブル崩壊と比べると)比較的緩やかに崩壊が進んだため、 「バブル崩壊の真の恐ろしさ」を知らなかったことが、今回の惨状の原因のひとつといえるかもしれません。 その点、この危機をうまく投資機会に結びつけたGSは流石だと思いますね。