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法律問題(マンション建設と住民の財産権・経済的損失について

法律問題。私の隣接地に4F18世帯の賃貸マンションの建設計画があります。 建築基準法の用途地域は第2種中高層住居専用地域であり、建設そのものには問題がないとのことであります。然しながら、隣接住民としては、今まで得られていた日照の一部が奪われること、1F駐車場への車の出入りからくる騒音・振動、高い所から覗かれるプライバシーの侵害等があります。これらについて、財産権を主張することが出来ないか、また、経済的損失をこうむるとの主張は出来ないものか。このことから4Fを3Fに計画変更させる主張の論拠とすることは出来ないか。期待して回答をお待ちします。

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noname#65504
noname#65504
回答No.3

個人の権利と社会的な利益を比較して決められることになりますが、 >今まで得られていた日照の一部が奪われること、 今までを基準にすると、すべてのケースにおいて南側は既存建物より低い建物しか建てられないことになり社会的に大きな経済損失になります。そこで、今までを基準にせず、社会的に認められる受忍限度を超しているかどうかを基準として決められることになります。 日照に関しては、建築基準法で高さ制限や日影規制により受忍限度を建物が超えないように規制しています。 日照権は建築基準法を遵守していても侵害されていると判断されることもまれにありますが、他に参考になるような判断基準もないことから、日影規制を遵守していると、日照については受忍限度以下であると判断されることが多いようです。 特に第2種中高層住居専用地域は高層住居が建てられることが前提でありますので、4階程度の物件ですと日照権を主張するのは難しいでしょう。 >1F駐車場への車の出入りからくる騒音・振動、 マンションなどからでる騒音・振動については規制をするような法律はないので、やはり受忍限度を超えているかどうかにより判断されますが、通常使用の範囲ならば、受忍限度以下と判断されやすいと思います。 これについては、遮音壁の設置や平地計画などでの配慮など、マンション建設側の設置努力の有無によっても評価が変わります。 >高い所から覗かれるプライバシーの侵害等があります。 民法などでは敷地境界からの距離や目隠しなどの設置について規定があります。それらを満足しているのなら難しいでしょう。 また4階を3階に替えれば、状況が大きく変わるということが証明できなければ、高さを抑える理由にはならないでしょう。 >経済的損失をこうむるとの主張は出来ないものか。 経済的損失とはどんなものか書いていないのですが、それがどのようなものであり、いくらになるのか、損失とマンション建設の相関性をはっきり示した証拠を提示しなければ、認められないでしょう。 以上のようにマンション建設と損害に関する因果関係と、その損害が社会的に許される範囲を超過していることを示す証拠をそろえられなければ、社会的に認められないと思います。

mnpcr627
質問者

お礼

 参考意見をありがとうございました。結局の所、法律を超えては、私の苦悩を解決してくれないということですね。法治国家ですから、秩序維持には止むを得ないと言うところでしょうか。  あとは、建築主の理解をどう深めるかと言うことですね。

その他の回答 (2)

  • walkingdic
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回答No.2

まず、建築基準法では非常に細かく様々な規定がなされています。これはまさに近隣に迷惑となる建物を建てないようにするための規制です。あと都市計画法でも規制しています。 言い換えると、これらによる規制がなされており、その範囲で建築する限り、特段の事情がない限りは、 >財産権を主張することが出来ないか、また、経済的損失をこうむるとの主張 これらの主張は基本的には根拠がないとされます。既に法律により近隣の人たちを保護する規制が入っているのですから。 例外的な話として有名なのは、たとえばそれまで長年にわたり維持してきた町並み、景観を保存するためという要求が認められたケースはあります。これらは都市計画法などでも予定していないような価値であることから、認められたといってもよいでしょう。 ただこの場合には、確かに非常にきれいな町並みになっていたのでその価値が特に認められたという特殊ケースです。 で、基本的に規模の大きな建物の場合には大抵都市計画に引っかかるので、開発許可が必要となります。このときの開発許可が下りるまでの流れには住民への説明会を求めている自治体が多いです。詳しくは役所で聞くとよいでしょう。 で、高さ規制なのですが、やろうとすると条例にて定めれば出来なくはありません。 ただ業者が既に開発許可申請を出しているようだと難しくなります。 その前に条例を制定すれば、法規制にかけることが可能になります。 いったん開発許可が出されてしまうと、その後に計画を修正させることはほとんど出来ないと思ってください。

mnpcr627
質問者

お礼

御意見をありがとうございました。結局の所、法律を超えては、私の苦悩を解決してくれないということですね。法治国家ですから、秩序維持には止むを得ないと言うところでしょうか。  あとは、建築主の理解をどう深めるかと言うことですね。

  • tk-kubota
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回答No.1

従前の居住者の財産権や経済的損失を採用するか。 又は、新規のマンション建設で、社会全体の経済的価値を高めてゆくか、 このお答えは、法律の定めが優先します。 大きさや日陰規制等々細かく決められています。 それに違反しておれば、是正することはできますが、適法なものの変更は難しいと思います。

mnpcr627
質問者

お礼

参考意見をありがとうございました。結局の所、法律を超えては、私の苦悩を解決してくれないということですね。法治国家ですから、秩序維持には止むを得ないと言うところでしょうか。  あとは、建築主の理解をどう深めるかと言うことですね。

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