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2004年のドラフトで日本ハムがダルビッシュ投手を単独指名できたことについて
ダルビッシュはいろいろな意味で高校生のときから目立つ存在だったと思うのですが、ドラフトでの評価は意外に低かった印象があります。 まずこちらを見ていただきたいのですが… http://sportsnavi.yahoo.co.jp/baseball/npb/04season/draft/data/live.html http://sportsnavi.yahoo.co.jp/baseball/npb/04season/draft/data/rule.html 質問を整理すると以下の三項目になりますが、自由に答えていただいて結構です。 自由獲得枠で8球団が計11人の投手(と捕手1野手1)を獲得していますが、これらの球団は獲得した選手の実力を(結果的にですが)ダルビッシュよりも上と判断した、ということになるのでしょうか。 競合・くじ引きを避ける、という要素もあるでしょうが。 MLBのドラフトで「「○○選手は全体で何位」という言い方をしますが、2004年の日本の複雑なドラフト制度の元で、ダルビッシュは全体で何位の評価を受けたという言い方はできるか、できるとすると何位でしょうか。 今のダルビッシュをみると日ハムが無競争で獲得できたのが不思議なくらいですが、他球団に見る目がなかったのか、またはプロ入り後ダルビッシュが予想外の急成長をしたのか、それともドラフト制度が関係しているのか。 ややこしい質問ですがよろしくお願いいたします。
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変な知識を覚えてもらっても困るので…。 喫煙問題は無関係に近いです。その時点で半数以上の球団が自由枠での選手獲得を決めていましたから。 制度上、自由獲得枠を使うとドラフト1、2巡目の指名権を失います。 この年の大学社会人は逸材揃いと言われていました。所謂、当たり年です。即戦力で活躍できると思われた選手が多数。 それに比べてダル、涌井等の高校生には松坂(レッドソックス)クラスの大物はいない。 評価は高かったものの即戦力扱いではなかったんです。自由枠での獲得を目指している選手との交渉を打ち切ってまで欲しいと言う圧倒的な存在感がありませんでした。 つまり即戦力か将来性のどちらか、で多くの球団が即戦力を選んだ。 細かい理由は書き切れませんが簡潔にまとめればこれが一番分かりやすいかと。 予想通り、ダルビッシュはルーキー時には大活躍できず。ただ想定外だったのが即戦力と思って獲得した選手がさほど活躍していないことでしょうかね。 結果論で言えば伸びしろがあって同年代では頭一つ抜けているダルと涌井に軍配が上がっている訳ですが。 仮に甲子園で優勝でもしていれば判断が鈍って指名する球団が増えたかもしれません。 くどいようですが喫煙記事が出ようが出なかろうが一年目から期待できる大物感があれば獲得します。それがプロです。
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- mackid
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>喫煙程度で問題にされたとしたら、ダルビッシュを並の選手と見ていたから、と言えないでしょうか。つまり、毎年15勝確実ならば「飲む打つ買う」の三拍子揃った高校生でもほとんどの球団が指名するのではないかと…(笑) 喫煙程度? どれだけ活躍しようとスキャンダルだらけでは人気という面でのデメリットがあります。野球が一流なら何をしても許される、と自分の子供に言えないでしょう? いずれにしてもあの年は一場事件で裏金をもらう方の存在が初めて公にされ、アマ選手への世間の見る目が変わりました。プロ側も臭いのするものには手を出せないという雰囲気だったのです。まして活躍するかどうかは運次第ですから、できるだけ即戦力に近い大学生・社会人か、ダーティイメージのない高校生に、という判断になったのは仕方がないと思います。
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回答ありがとうございます。 確かに一場事件の後という、特殊な面はあったかもしれません。その上でくり返しますが、喫煙という言葉で表される素行不良がダルビッシュにあったとしても、指名回避の理由にはなりにくいのではないでしょうか。それを言うなら、暴露本に書かれている桑田は(話半分としても)ダルビッシュの100倍ワルでしょう。しかし世間の空気にはひんしゅくとともに「桑田は野球以外でもすごいヤツ」wというものがあったし、後年それに見合った実績を残しました。その点では今の代表監督といわれている方などはダルビッシュの1000倍ワルじゃないでしょうか、いや1001倍か。 そもそも野球選手に「品行方正」を求めるなどという無理な注文を出して子供の手本にさせるというのは違うのではないか、親だったら自分自身を手本にさせるしかない、と思うのですが…。 いずれにしても裏金問題は一部が明らかにされただけ、薬物問題も見て見ぬ振りというプロ野球界の強固なうやむや姿勢(笑)を感じます。話がそれてしまい失礼しました。
- mackid
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(1)ダルビッシュはドラフトの2ヶ月前に喫煙写真が週刊誌に掲載され、高野連から厳重注意処分を受けていました。一場事件の影響もあり、各球団とも実力があってもイメージの良くない選手の獲得を避けたという所ではないでしょうか。実際にドラフト後卒業までの間に再度喫煙がばれ、高校から停学処分を受けましたし、そういう懸念があっても仕方がなかったのでしょう。 ですから、ダルビッシュより上の選手を選んだから、というわけではないと思います。 (2)制度がまったく違うので順位の付けようがありません。それにメジャーの場合でも指名された順番は評価の順番と同じではありません。 (3)まだ3年しか実績がありません。他球団に本当に見る目がなかったのかどうかを判断するのはまだ早いと思います。
お礼
回答ありがとうございます。 よく「選手はヤンチャなくらいの方が頼りになる」と言いますが、喫煙程度で問題にされたとしたら、ダルビッシュを並の選手と見ていたから、と言えないでしょうか。つまり、毎年15勝確実ならば「飲む打つ買う」の三拍子揃った高校生でもほとんどの球団が指名するのではないかと…(笑) ちょうど桑田引退のニュースを聞いて、入団当時ベストセラーになった暴露本を思い出してしまいました。
- opechorse
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私見ですが 1番目 球団にとってはバッターがほしいとか捕手がほしいとかあったと思いますが、基本的にはダルヴィッシュより上の選手だと思ったということで間違いないと思います 2番目 ドラフトとしては2番目ですけど逆指名選手を何番目におくのかが言えないので何位評価は適切ではないと思います 日本では全体の○○番目という評価の仕方は少ないと思います 3番目 今までドラフト1位でも、順調に想像通りの選手になったのは結構少ないと思います あのパンチ佐藤だってドラフト1位ですし、稀代のホームランバッターを期待された元木も曲者と小技の選手になりました 2004年は駒大苫小牧が甲子園優勝しましたが、その選手の主力は大学進学でドラフトに掛からなかったので、高校生のレベルが高いとは思われていなかったと思います ダルヴィッシュ自体も、ここまで球界全体のエースになるとは思いませんでした。大差ないかもしれませんが涌井のほうが評価が上だったと思います
お礼
回答ありがとうございます。 私の質問は「将来予測がいかに難しいか」ということで片づけられるかもしれません。 横浜ベイが那須野に5億の裏金を使ったというのも、今のダルビッシュや涌井のような活躍を思い描いてのことでしょうか。でも、目の前(横浜高校)に孵化寸前の金のタマゴ(涌井)が転がっていたんですね。 >パンチ佐藤 広報兼任での一位かと…
お礼
回答ありがとうございます。 >この年の大学社会人は逸材揃いと言われていました。所謂、当たり年です。 そうですか、自由獲得枠にパッとした選手が少ないので疑問を感じたのですが、その当時は社大は当たり年といわれていたんですね。かなり納得しました。
補足
どなたでも結構ですが… どれだけの成績を上げたら「即戦力」といえるのかという点について、ダルビッシュはルーキーの年14登板で5勝5敗(1完封)、二軍に落とされた時期もあったようですが「下に置いておく選手ではない」ということで以後はずっと一軍だったようです。二年目は25登板で12勝5敗(2完封)、三年目は26登板で15勝5敗(3完封)という成績です。これは即戦力とはいえませんか?即戦力というのは一年目がとくに問題になるのでしょうか。