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日本のプロ野球のドラフト制度について
ドラフト制度が出来た理由や経緯を教えて下さい。 あと、ドラフト制度と自由獲得制度ではどちらの方が良いと思いますか? 現在のドラフト制度への不満点は何ですか?
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質問者が選んだベストアンサー
ドラフト制度実施前年の1964年の獲得競争が原因です。ほとんど西鉄に決まっていた「長嶋2世」と呼ばれていた上尾の山崎裕之を大金(5000万円と言われています。現在価値は20倍くらい)で東京が引き抜きました。一高校生に5000万と各プロ野球チームの関係者は思い、これでは続かないと考え始めました。 そこで、引き抜かれた側の西鉄社長西亦次郎がNFL(アメフト)のようなドラフト制度をとパリーグオーナー会議で提案したのがきっかけです。 ただ、この年の西鉄は高校ナンバー1投手の評価で2年選抜優勝投手の池永正明、3年選抜優勝投手の尾崎将司(のちプロゴルファー)とも契約しており、その上で山崎裕之もと凄い獲得争いをしています。 自由にするとごく一部の球団しか続かなくなるのでドラフト制度が良いと思います。 現在の制度への不満はやるなら完全ウェーバー制にするべきではと思います。
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- jyunkyuu
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1964年の秋、下関商業の池永正明投手が各球団の激しい獲得合戦の末西鉄に入団した際、その契約金が5000万円にまで釣り上がりました。これに業を煮やした当時の西鉄の西オーナーが大リーグに傚ったシステムの導入を各球団に提案し、賛同を受けたのが始まりです。 すなわち、表向きは「戦力の均衡のため」ですが、きっかけは単なる各球団の「値切り」であり、最高金額は契約金が1,000万円、年棒が180万円と一方的に決められました。 これが10年以上続いたのですからひどいものです。もっとも、実際は裏金は飛びかっていたようで、1973年に池谷が広島に入団した際、3,000万円以上の収入があったことを正直に税務所に確定申告したため、世の中にバレバレになったという珍事もありました。 ドラフトが始められて10年後、各球団の主力があらかたドラフト後の選手に入れ替わった時には、セ・リーグは読売のV9がおわり、パ・リーグもかっての南海・西鉄・大毎の3強時代から毎年のように優勝球団が入れ替るようになったので、結果的にはドラフトが戦力均衡に大きく貢献したと思います(契約金の件は別として)。これに面白くない読売の年寄りがいろいろ画策を始めたわけですから、やはり自由競争よりもドラフト制度をきっちり維持すべきだと思います。
お礼
前年の池永正明獲得争いが理由なのですか。既にMLBはドラフト制度を導入していましたからね。 巨人V9の主な選手でドラフトだったのは、堀内恒夫、高田繁くらいですかね。西鉄はその後の「黒い霧事件」が大きかったのでは?大毎は毎日が手を引き、東京となり映画ブームが過ぎて経営が少しずつ難しくなったというのもあるとは思いますが(永田雅一オーナーはロッテをスポンサーにつけ、のちに営業権譲渡)。近鉄の優勝はドラフトが大きいでしょうね。 ドラフト制度維持が原則ですね。現行制度についてはどうでしょうか?(1位入札制、2位以降ウェーバー、奇数順、偶数順交互)
- 19740
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矛盾点は職業選択の自由ですね 好きなチームに入れないドラフトは
お礼
それに関しては国会でも取り上げられたこともあり、違反に当たらないとされています。 詳しくは内閣法制局へお尋ねください。
補足
ドラフト制度が出来た理由、経緯についてはみなさん御回答がバラバラなため、どれが正しいのか、別に質問したところ「同じ内容の質問」として削除になりました。 ベストアンサーはテキトーに決めるか、自分で調べるかしかないのですが、自分で調べたくないから質問したのですが...。時間を見て今夜か土日あたりにでも文献探して調べてみます。 テキトーなベストアンサーではやはりまずいでしょう。 後述の質問については、皆さんのお考え方はそれぞれだと思いますので。御回答有難う御座いました。
- ゆのじ(@u-jk49)
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話題作りの一環、単なるイベントとして、一定の効果はある。当初の制度創設の趣旨とか言ったところでナンセンス。誰もそんなものを信じてはいない。裏で何が行われているか、知っている人は知っている。
お礼
話題作りだけで作られたのですか? 裏で知っている人は知っている、知っている人であれば回答をしてください。知らない方であれば、勝手なお考えなのかなとしか思えません。 (その他、御回答下さった皆様へのお礼は、あとでゆっくりとさせて頂きます。有難う御座います)
- chie65536(@chie65535)
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>ドラフト制度が出来た理由や経緯を教えて下さい。 巨人人気は関係ありません。 単に「金がある球団が札束を積んで、有望選手を独り占めしたから」です。 その「金がある球団」ってのが、偶然「人気がある巨人」だったって話。 貧乏球団は、カスしか獲得できなかったのです。 「年俸300万」を提示した球団と、「年俸3000万」を提示した球団があったら、選手は「3000万の方」に行っちゃいますからね。 んで「金が無くても、有望選手を獲得できるよう、会議で決めよう」って事で始まったのがドラフト会議制度。 具体的には「獲得できる」じゃなくて「会議で順位を決めて、1位指名出来た場合は優先的に交渉できる」と言うだけですけどね(1位指名がかぶったらクジ引き) なので、選手側が球団を「逆指名」したりして、色々と物議をかもしました(現在は「逆指名制度」は廃止されています) ドラフトで巨人がネタにされるのは「江川事件」があったからでしょう。
お礼
金銭的な問題が最大の理由だったのですか。 ドラフト制度の下新人選手を獲得するのであれば「江川事件」「空白の一日事件」は違反ですからね(機構側にも問題点がありましたが)。
- mackid
- ベストアンサー率33% (2688/8094)
戦力均等化のための制度ではありません。 新人の獲得機会の均等化のための制度です。似ているようですが違います。単独交渉権を与えることで過当競争を避けてアマとの関係を良好に保つための制度です。 >あと、ドラフト制度と自由獲得制度ではどちらの方が良いと思いますか? サッカーや大相撲は自由ですので野球でも可能なはずです。 >現在のドラフト制度への不満点は何ですか? 一番の不満は選手が希望を言うことさえ規制する点です。18歳なら結婚できる年齢ですし、大卒、社会人ともなれば親の許可なく結婚できます。それなのに希望を言うことさえ禁じるのは行き過ぎです。希望を言うのは自由、指名するのも自由でなければいけません。 それと、あくまでもプロ側が独占交渉権を球団に与える制度であって、アマ選手に強制的に何かを命じるものではありません。マスコミや球界関係者がアマはそれに従え的な発言をし、ファンを誘導するのは大きな間違いです。また、巨人絡みだと批判し、巨人と無関係だと批判しないという態度もおかしいでしょう。アマ側にはアマ側の論理があるのですから、指名を拒否してマスコミに批判されるなど言語道断です。また、これらの制度を改革・検証するにあたって現場の選手やアマ側の指導者の声が吸い上げられないのも問題です。 サッカーと違い、野球は代表やプロを頂点としたピラミッドではありません。アマはプロの傘下にあるのではなくアマにはアマの歴史と論理があります。それを知らずに選手を批判するプロ野球ファンが多いのにはガッカリです。
お礼
機会均等化が最大の目的だったのですか。 サッカーや大相撲は自由なので野球もということは自由獲得制度の方が良いとのことでしょうか? 希望球団を選手が堂々と言える環境が必要、指名する球団側も選手の希望とは異なった指名もOKということですね。マスコミの色々な批判等はまた、別の機会にしましょう。 指名する側も、拒否する側も違反した訳ではなく自由ですので、基本的にファンらが批判するのは不適切でしょうね。
- jumpup
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ドラフト制度は必要。 ただし完全ウェーバー制にして、フリーエージェント資格取得を6年に短縮する。 (現行は国内移籍は8年、海外移籍は9年) フリーエージェント選手を獲得した球団は、当該選手旧在籍球団にドラフト指名権を譲る。 人的補償は廃止。
お礼
ドラフトは完全ウェーバーでそのかわりにFA6年に短縮が良いですか。 ドラフト指名権を譲るのは1位指名権限定ですか? 人的補償はFAの問題になるのでまた別ではありますが、補償選手になった選手のほとんどが意図していなかったことでしょうから、違う補償のやり方を考えるべきだとは思います。 ドラフト制度発足の理由や経緯についてはどうなのでしょうか?
巨人人気のためです。 逆指名はドラフトの意味がありませんね。
お礼
巨人人気のためなのですか。ドラフト施行前はそんなに巨人ばかりが人気で有力選手は巨人に偏ったのですか。
- nankaiporks
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各チームの戦力均衡化を図るため、60年代後半?より導入。 しかし、完全ウェーバー制ではなかったが、巨人一辺倒だった優勝が、広島やヤクルトが優勝できるまでに。 個人的にはドラフトは必要でしょうね。 自由獲得にしてしまうと、一定のチームだけが強くなり、緊迫した試合がなくなる恐れがあります。 今後のドラフトへの希望・不満は、完全に下位からのウェーバー制でしょうね。 これにより、良い新人が入り、強くなる。 理想は、毎年違うチームが優勝する事なんですがねぇ。 それと、巨人がよく使う手で、「巨人しか行かない!」という囲い込み同然のドラフト荒らしは禁止でしょうね。 もう一つ、ドラフトにおいての中立性で言えば、なんで西武系のプリンスホテルを使用するのか? 球団関係の施設は使用しない方が良くないですか? ま、ウェーバーにすれば、それも関係なくなるんですけどね。
お礼
12球団の戦力の均等化が1番の理由だったのですか。 完全ウェーバーが良いですかね。賛否両論ですが、私も完全ウェーバーが良いと思っております(奇数、偶数交互のウェーバーではなく、各順位完全ウェーバー)。それがダメなら完全入札制しかないと思います。 使用会場は年代などにより変わってもいますが、現在はプリンスホテルには硬式野球部は無いので。他に良い場所があれば、当然にそちらの方が良いですね。 考え方は人それぞれだと思いますし、その理由を重要視してベストアンサーを決めてみたいと思っておりますので、まだ決めません。貴重な御意見大変有難う御座います。今後とも宜しくお願い致します。
お礼
山崎裕之争奪戦がきっかけのなのですか。 それにしても、今後どうあるべきかは個々人の考え方の自由ですが、理由や経緯はバラバラで全然わかりません。 どの回答をベストアンサーにするべきか、どうすればよいのでしょうか?
補足
以下の資料を自力で入手しました。 1 ベースボールマガジン社の本(貸してもらいました) 2 Wikipediaより 制度導入の背景 1964年、パ・リーグオーナー懇談会において時の西鉄ライオンズ社長・西亦次郎がNFLに倣ったドラフト制度導入を提案。 3 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B1%A0%E6%B0%B8%E6%AD%A3%E6%98%8E 4 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B1%B1%E5%B4%8E%E8%A3%95%E4%B9%8B よって、mzqfdさんをベストアンサーと致します。