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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:結核性胸膜炎 排菌なしですが。)
結核性胸膜炎の父の症状と治療について
このQ&Aのポイント
- 田舎の総合病医院に入院中の73歳父は、肺に水が溜まり結核性胸膜炎であることが判明しましたが、排菌していません。また、弁膜症も併存しています。
- 現在、父は不整脈の薬や降圧剤を服用しており、肺の水は抜けていません。心臓の状態はまだ様子を見る予定です。
- 父は抗結核薬を服用しており、退院予定です。食欲がなく体重も減っており、痰や咳、熱はありません。アルコールの摂取量が多く、肺だけでなく肝臓の状態も心配です。
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質問者が選んだベストアンサー
呼吸器内科医です。 まず胸に水が溜まる原因としては、心不全、肝不全、腎不全、胸膜炎などです。胸膜炎には癌性、細菌性(一般菌、結核菌)、膠原病などがあります。 結核性胸膜炎は原則として排菌しません。そのため胸水中の結核菌の証明がまず不可能なため(PCR法検査も含めて)診断は、困難なことがあります。間接的な検査を複数行い総合的に判断します。実際には胸水中の細胞分画でリンパ球優位で、ADA値が高値である場合、結核性であろうと診断されます。確定に近づけるためには、血液検査でクオンティフェロン検査の追加、胸腔鏡検査での胸膜生検を行います。 治療は抗結核薬の内服です。肺結核に準じるため原則は4剤での開始です。レントゲンで水が減っているということは効果があると考えられます。治療効果や副作用(肝障害など)にもよりますが、おそらく2ヶ月は4剤、さらに2剤に減らして4ヶ月服用することになると思います。 現在の治療は標準的なものです。退院は酸素なしでも生活できるかどうかだと思います。担当医と退院のタイミングや今後の生活についてよく相談するようにしてください。 お大事にしてください。
お礼
早速のアドバイスありがとうございます。 あっという間に退院してしましました。まだ自宅で過ごせるような状態に思えません。ですがアドバイスいただだき勉強になりました。 結核性という診断に疑問を感じています。 決定的な診断には2つの検査が必要なのが分かりました。 顔も黄色く目も黄色く肝臓を心配しています。 大学病院へ行こうかと思っていますが本人はそこの外来対応を希望しています。 ありがとうございました。