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大学の進路、その後の就職について

日本文学を学びたいと思い文学部を受けようと思うのですが、地元の愛知大学と東京の成城大学と國學院大學を受けようと思っています。 日本文学を学ぶからといって教師になったりするつもりはなく、一般企業に就職するつもりです。 そこで質問なんですが、この3つの大学で就職に差はでますでしょうか? また、地元の大学のほうが、東京から戻って就職するより有利でしょうか?

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  • harepanda
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回答No.2

いずれの3つの大学も、私が受験したことのないもので、どこが優位かは分かりかねます。 ひとつだけ確実に言えるのは、文学部のように企業での仕事との直接的関連性が薄いと見なされがちなコースをたどる場合、企業就職の面接に当たっては、知識ではなく人間力で勝負するしかないということです。私は哲学専攻で就職に大変苦労しましたので、文学部も他人事では無いと思います。 日本文学といっても様々なテーマがあり、平安時代の古典的女流文学を学ぶのか、江戸時代の庶民向け作品を研究するのか、室町時代の庶民文学の形成を学ぶのか、松尾芭蕉のように漢文の教養をひけらかすようなスタイルの人を学ぶのか、明治期の骨太な教養人を学ぶのか、白樺のように現代風にいうとニートが書いたような作品を学ぶのか、与謝野晶子のように当時の性理倫理から激しく逸脱し若者の支持を集めたものの親世代にはひんしゅくを買っていた人を学ぶのか、大江健三郎や安部公房のような硬派の現代文学を学ぶのかによって、大学生活は大きく変わることでしょう。 基本的には、採用面接ではこういえば良いだけです。「文学を深く学ぶと、人間性に対する洞察力が磨かれます。営業としてお客様に接する時、社内でチームワークをする時、将来管理職になって部下の心情把握を必要とされるようになった時など、文学部的なバックグラウンドは、実はビジネスにおいても実用性があると考えています。」 あとは、このPRトークに恥じないだけの勉強をすれば良いだけです。教師を目指しているのではありませんから、知識だけ増えても無駄ですよ。「他人の心を読む能力を磨く」。これがポイントです。 私や交流のあった教授の特殊技能に、「相手の発想を理解し、結論を先読みできる。場合によっては、相手が解決できないでいる問題について、自分から解決策を提示してみせることができる」というものがあります。他者理解や人間心理への洞察力が、極端に高まっている例です。幸い、この能力は鍛えることができます。ぶっちゃけ話をすれば、人間の発想法など限りがあるので、いったん哲学史をマスターしてしまうと、「この人はどの哲学者に似ているから、こういう回答をする傾向があるに違いない」と、ほぼ読めるようになります。文学研究の場合、ここまで体系的に学ぶわけではありませんが、同じような要素は存在すると思います。古典文学を学ぶなら、高校の教科書で好んで取り上げられるような、もののあわれの世界を避け、宇治拾遺物語(人間のユーモアを描いたもの)や雨月物語(人間心理の怖さを描いたもの)といった、強固な自我に基づく近代文学を先取りするような内容の本を勉強すればよいかと思います。

jishan
質問者

お礼

貴重な意見をありがとうございます。 やはり文学部はどこも大変なようですね。 人間力ですか。なるほど。 大学生活を過ごす上でいろいろと意識をしていかなければいけないのだと大いに感じることができました。

その他の回答 (1)

  • tono-todo
  • ベストアンサー率16% (169/1028)
回答No.1

就職は人を採用するので大学を採用するのではありません。 何をしたい。 どういう企業がそれを事業としている。 ということがまず有るのではないでしょうか。 私は採用担当でした(今は違う) あなたの氏名が分かればあなたは採用しません。

jishan
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 今は現在は日本文学の勉強がしたいのです。 しかし、就職も心配ですが、まだ漠然としているのが現状です。

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