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絵の本質って何ですか。
この絵は見せ掛けだけで中身がないとか、本質がないとか。 評論家も素人もそういう事を言う時がありますが、 そもそも、絵の本質とは何なのでしょうか?
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絵に技術は必要ですがそれは表現の手段であって、 何を表現したいかの目的が無く、とりあえず技術だけ見せた のが「見せ掛けだけの絵」です。 つまり絵の本質とは画家の意思です。
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- deuta
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ウォーホルの作品では、あえて空虚さを強調して表現されている訳ですが・・ちゃんと世界的に評価されていますよね。 ただ安直に「中身が無いから駄目」程度の価値観ではカバーしきれない領域が、芸術表現には在るということですよね。 「中身が無い、本質が無い」などと抽象的な言葉で済ませてしまう人達は、芸術に自分勝手なヒエラルキーを持ち込んでいるのではないでしょうか。(画壇などの狭い世界に属して) 「絵の本質とはこういうものだ」と断言するのは不可能でしょうけれど、その画家&作品には相対的ではなくて普遍的な存在意義が求められていることは確かだと思います。
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回答有難うございます。 無理な質問と、承知で伺いました; 美術に関心のある方は自分なりの「本質論」を持っていると思いますが、 それを断言するのは難しい事だとは思います。 質問の仕方を、「皆さんにとって、美術の本質とは何ですか?熱く語ってください。」 と、言ったほうが適切だったかもしれません。
- JOY-STICK
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こんにちは 簡潔に答えます。 その絵を見て何かを感じ取れるかどうか。 それは本質的なものかどうか。 例えばピカソの「ゲルニカ」を観て、死の恐怖と悲しみを感じ取れればこの絵には本質があると言えるでしょう。 伊藤若冲の「紫陽花双鶏図」を観てその技量と逞しい体を感じられたら、本質的だと思えるでしょう。 そうした事を絵が発しているかどうか、だと思います。 ですから、絵を見るではなく、観ると言うのです。 空疎な意味のない絵、というのは実際ありますので。
お礼
回答有難うございました。 >その絵を見て何かを感じ取れるかどうか。 抽象的ながら分かりやすい一言、有難うございます。 ただそれを聞いて、一つ疑問に思いました。 つまり「その絵を見て何かを感じる」と言うことが「本質」であるならば、要するに「何かを感じる人が多いほど素晴らしい絵」と言うことになります。 画家の世界では、評論家の支持が(力のある評論家の支持が受けれるとかなり有利)多いほど良い絵→「本質を捉えられている絵」と言えることになります。 ただ、「人が何かを感じる」という支持率。つまり「人気」は、気難しい画商の絵より、アニメ・漫画やイラストのほうが高いのです。 では、アニメ・漫画やイラストは「本質を究極に捉えている」 つまり、一部のお偉いさんが支持する日本画や油絵より、 アニメや漫画のほうが「本質的な絵」と言って良いと言うことでしょうか。 ↑流石に「ゲルニカ」や「紫陽花双鶏図」とは比べ物にはなりません。ピカソや伊藤若冲が上です。何故なら世界を越え、歴史的な支持を得ていますから。 でも今の油絵家や日本画家で世界的な人なんて稀です。殆んどの人は大学や予備校の講師をして生計を立てて制作します。その絵もごく一部の人間にしか売れません。 そういった彼らこそ、一部の人間にしか本質を理解されていないのですから、「本質がない」と言えてしまいます・・・。 いや、本質が「少ない」という事になってしまいます。
お礼
回答有難うございます。 >本質とは画家の意思 確かにそうですね。 大多数の評論家に「そんなんだからダメなんだよ。お前の絵は本質がない。」といわれて 画家が「お前らの目がダメなんだよ。」という情熱で描いても、それはそれでその画家の絵は「本質」があるのだと思います。 ただ、伝わっていないだけで。 絵を観る相手が、本質(意図)を読み取ってもらえなかった場合、 素直に改善するか、 あるいは「まぁ、そういう人もいる」と受け流すかですね。