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医学関連の質問です

コンジローマの治療について調べていました。 検索してみたところ、 >5FU軟膏やブレオマイシン軟膏は正常の皮膚細胞にもダメージを与えるので、皮膚炎・皮膚糜爛(びらん)・皮膚潰瘍などの副作用が出現する可能性がある。また、これらの軟膏は強力な抗生剤としての作用も持ち合わせているので、菌交代現象としてカンジダなどの真菌が増殖し、カンジダ性亀頭包皮炎やカンジダ性膣炎を併発する場合がある。 とのことです。 そこでちょっと疑問に思ったのですが、この、「これらの軟膏は、強力な抗生剤としての作用も持ち合わせているので、菌交代現象としてカンジタなどの真菌が増殖し、炎症を発することがある」 というのは、あまり創造がつかないのですが、具体的にどのような現象なのでしょうか? もっと身近なものでたとえてわかりやすく説明していただきたいのですが。

みんなの回答

noname#160718
noname#160718
回答No.4

 要するに「菌交代現象」という現象がよくイメージできないということだと思います。  菌交代現象の意味はNo.2さんとNo.3さんの回答のとおりで、要するにある特定の病原体を叩いた結果、異なる病原体が交代して現れること、です。  ちなみにNo.1さんが書かれている「抗生物質は細菌には有効だが真菌には無効」というのは、単なる薬剤選択の問題であって菌交代現象とは関係ありません。  ちょっと話が複雑になっているのは、コンジローマの治療にある種の軟膏を使った場合、それはパピローマウイルスをどうこうというわけではなく、「いぼの治療」としては有効なのだが、この軟膏は抗生物質でもあるため菌交代現象を引き起こすことがある、ということです。  むろん菌交代現象は細菌と真菌だけでなく、細菌同士でも起きることが多々あります。  ま、そのあたりはNo.2さんとNo.3さんの回答に詳しいので、こちらではそれ以上述べません。  もうひとつ気になるのは、No.1さんの「風邪に抗生物質の処方は厳禁と同じこと」という文ですが、二重に間違っています。  一つ目は、風邪に対する抗生物質とコンジローマに対する5FU軟膏では、処方される目的が異なります。風邪に対する抗生物質は主に二次感染の予防や軽減の目的で処方するのに対し、コンジローマに対する5FU軟膏は「いぼの治療」という意味では、まさに主目的です。  また、風邪に対する抗生物質はもちろん医師の判断で決めるべきことで、「厳禁」等と素人がこんなところで勝手に述べて良いものではないでしょう。  また、この文脈だとコンジローマに対する5FU軟膏による治療も「厳禁」という意味に取れてしまいますが、これも医師の判断と患者の意志によって決めるべきことでしょう。  ちなみに質問者さん問題の文章はWikiの引用なのでしょうけど、このWikiの文章は疑問が多いです。Wikiに間違いがよくあるのは別に今に始まったことではありませんが、この項目はちょっと酷いと思います。  明確な間違いが多くあるわけではないのですが、表現や数字の出し方といった「記事を書く姿勢」に問題を感じますね。あまりこの記事は信用しない方が良いかもしれません。

yellowname
質問者

お礼

ご回答、ありがとうございました。

回答No.3

 抗生物質は細菌に効果があるけど,真菌には効果がありません。 詳しいことを言えば抗生物質の種類によっても効果のある細菌に差があります。   これらの薬物は細菌や真菌の細胞質の構造や酵素に作用して薬効を示すので,効果のある菌種に差が出るのです。    私たちの生活は目に見えなくても,細菌と真菌に覆われています。    カンジダはカビの一種で真菌です。抗生物質では効果がありません。    菌交代はあるバランスで菌が存在していた時そのバランスが崩れて,違う菌が増殖した状態です。  ほとんど細菌に埋め尽くされたところに,少しだけカビが存在したとして,そこにいた細菌類が退治されたので,カビが我が物顔で増殖した状態だと思ってください。  たとえば,納豆は納豆菌におおわれているので,腐らせているのに,カビや他の菌が増殖してはいませんよね?  でも,熱をかけて納豆菌を死滅させたら空気中のカビが繁殖してカビが生えまくると言うことです。       

yellowname
質問者

お礼

そうですか。よくわかりました。

  • otx
  • ベストアンサー率44% (256/576)
回答No.2

ある環境でいろいろな細菌や真菌が存在する中で、お互いに影響し合って増殖がある程度のところでおさえられ均衡のとれた状態にあるのが、 ある種類の細菌を殺してしまうと、そのバランスが崩れて、これまでおさえられていたものが優位に増えるという現象です。 抗生物質は強力に細菌の数を減らしますので、その効果がない真菌の増殖をおさえていた細菌がいなくなると一気に居心地が良くなり、増えるのです。

yellowname
質問者

お礼

よくわかりました。 ご回答ありがとうございました。

noname#160321
noname#160321
回答No.1

簡単に言えば「抗生物質」は細菌類などには非常に有効だが「真菌」類には全く無効。 風邪に抗生物質の処方は厳禁と同じ事です。