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ミクロとマクロ的な見地による現象解析
現象を解析するには、ミクロ的見地とマクロ的見地があると思います。 例えば、物質の変位、応力等をマクロ的に解析する学問に連続体力学があります。逆にミクロ的に解析するには、分子動力学があると思います。しかし、分子動力学で多数の原子を解析するにはかなりの処理能力を必要とし、スーパーコンピュータでも数千程度といわれています。これでは量子コンピューターでも開発されないと実用性はない様に思われます。逆にいえば、その時の為に開発しているという意味では可能性はあるかと思いますが。。。 現状では方法論として、マクロ的見方が大勢と考えていいんでしょうか?
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お礼
回答ありがとうございました。 具体的目的記載が不十分で申し訳ありませんでした。 #3さんと同じ工学分野です。 アドバイス頂いた土木工学に関する内容は分かり易い例でした。私は機械なのですが同様に等方性前提の解析ではなく、実際の破壊が材料中の不純物等を起点にして起こる事から確率的有限要素解析等も始まっています。特に例示頂いた、土質力学は岩盤、すべり面、粒の干渉がありDEM等による解析も進んでいるようですね。最近は構造解析の代名詞だった有限要素法解析も粒子法による解析で、弾丸の貫通や破砕を計算しています。話はそれましたが、やはりケースbyケースで使い分けるという事なのでしょう。であれば、私はマクロ的な連続体力学で充分かもしれません。