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量子力学について

2原子理想気体のモル比熱は2/5Rですが、 これを証明するのにハミルトニアンを用いて H=1/2m(px^2+py^2+pz^2)+1/2I(Pθ^2+pz^2/sin^2θ) より E=H=(kT/2)×5=5/2kT となっていました。 H=1/2m(px^2+py^2+pz^2)+1/2I(Pθ^2+pz^2/sin^2θ)の式の 導出を教えてください。 また参考サイトがあれば教えてください。

みんなの回答

回答No.3

さっきの続きです。pzはpφの書き間違いと思われるので 重心回りのエネルギーを球座標(r,φ,θ)を使って考えます。 また時間に関する1回微分をx'とあらわすことにします。 まず重心を原点に固定します。すると重心回りの運動エネルギーは U=(x'^2+y'^2+z'^2)*M/2・・・(1) x=L*sinθ*cosφ y=L*sinθ*sinφ z=L*cosθ とおくと x'=L*θ'*cosθ*cosφ-L*sinθ*φ'*sinφ 同様に y' z' も求めて(1)に代入し整理。 すると U=(L^2*θ'^2+L^2*φ'^2*sin^2θ)*M/2 一般化運動量は定義より pθ=M*L^2*θ'・・・(2) pφ=L^2*φ'^2*sin^2θ*M・・・(3) (2)(3)を(1)に代入し U=(pθ^2+pφ^2/sin^2θ)/(2M*L^2)・・・(4)  一方慣性モーメントIは I=m*L^2+m*L^2=2*m*L^2=M*L^2 これを(4)に代入し U=(Pθ^2+pφ^2/sin^2θ)/2*I H=E+Uより H=(px^2+py^2+pz^2)/2*M+(Pθ^2+pφ^2/sin^2θ)/2*I 終わり だと思います。みずらくてすいません

回答No.2

まず2原子の質量は同じと考えている要なのでその2原子の質量をmとします。そしてその2原子を質量の無視できる長さ2*Lの棒でつないだとします。 するとこのモデルは剛体として扱えます。剛体の運動は重心の並進 運動と重心まわりの回転とに分離して考えることができます。(解析 力学参照)。まず重心の並進の運動エネルギーはxyz直交座標で E=(px^2+py*^2+pz*2)/2*M  (M=2m)です。 次に重心まわりの回転のエネルギーですが重心は棒の真ん中なので そこを原点に固定し求めるのですが、pθとpzが出てきてますが これは座標系は円筒座標を使っているのでしょうか?

回答No.1

Hの第1項は運動エネルギーです。第2項は回転のエネルギーです。質量mと慣性モーメントIが対応し、運動量pと角運動量L(Pθ、pz)が対応します。運動量はxyzの3方向あって、角運動量は2方向(経度と緯度)あります。質問の式の(pz/sinθ)^2の出どころがよくわかりませんね。何かθだけ傾いた方向への成分を表しているようですが?