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長文読解のこたえかた
あの今もうすぐ高校受験なんですが 国語の長文問題の自分の記述で書く問題の答え方が わかりません たとえば 何々とはどういう状況になったことか? 30字以内でまとめなさいという問題で 僕は ~状況になったこと。というまとめたのですが 答えは~ というまとめかたになっています。 僕はこのような記述問題でよく 答え方を間違えます どうすれば きちんとした答えかたができますか? あと 自分の記述で書く問題をとくコツや方法 また長文読解において大切なことを教えてください。
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- miirumatsu
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>僕は どのような格好をしても規制を受けない状況になったこと。 とまとめました。 >しかし解答は 自分の好きな格好をだれがしようとも、だれからも規制を受けない となっています なるほど、少し分かりました。 上記の設問の場合だけを言いますと、「まとめ方」に関しては、模範解答のほうが良くありません。 少なくとも、「~規制を受けない(という)状況」で「まとめ」るべき設問です。 あなたの解答は、「状況になったこと」の「になったこと」が余計です。 字数を食うし、この設問形式の場合は、「状況」で止めて事足ります。 それから、あなたの解答には、主語がありませんので、説明不足です。 「になったこと」を外せば、主語を補う字数は優にカバーできるでしょう? 「誰がどのような格好をしようとも、誰からも規制を受けない状況」 で29字、文句なしのはずです。 上記の例からも分かりますが、問題集の解答例、入試問題の模範解答(学校が作成したものとされていても)にも、稀に誤答もあれば、記述問題において極めて模範的とは言いがたい解答例が示されている場合もあります。 基盤となる模範解答が揺れては、生徒諸君はさぞ勉強しづらいことでしょうが、そういうこともある、と、心の片隅に留めておいて、とくに、記述問題の解答例については、一言一句合っていなくては正解にならないんだ、と思い詰めることのないようにしてください。 たとえば、あなたの上の例の解答ならば、4点の配点があるとすれば2点は取れています。 記述問題は、「一点でも多くもぎ取ろう」という心構えで当たり、完璧を期するあまり臆病になって、結局1字も書けない、というようなことにならないようにだけ、心がけてもらいたいものです。 ただし、記述は記述でも、抜き出しの設問とか、ごく短文でまとめるような場合、「一言一句合っていなくてはならない」場合もあります。 特に抜き出しは、漢字の表記がカナになっているとかその逆とか、句読点の有無とか、ほんのわずかな書き写し間違いでも、部分点なしの0点となることが多いので、ぜひ気をつけてくださいね。 さて、一般的な記述問題の注意点について幾つか助言しましょう。 基本は、前回の補足要求に書いた、「訊かれたとおりに答える」という鉄則を守る、ということです。 設問文を読んだ時に、「どういう状況になったことか」という設問文の、「状況」という箇所に、鉛筆でしっかりとマーキングしておくのです。 「どのような場合か」と問われたら、「場合」の2文字を、グルグルと濃く鉛筆でマルを付けておき、解答も、「~である場合」と止める。 「何か」と問われたら、名詞で止めなければなりません。 こうしたことは、理論的に説明しても、なかなか実戦で使えるものではないので、塾や学校の先生に、記述だけは毎回見ていただいて、具体的に手直ししていただくのが最も有効で早い方法です。 今からでも、1問でも多く見ていただいてください。 直されているうちに、コツがつかめてきます。 それから、今回の例のように、「格好」「規制」の2語を用いて、とわざわざ条件に断られなくても、どの語句を用いなければ解答にならないか、という「キーワード」の選択ができなければなりません。 先に、2~3語、この語句は必ず入れて解答を作ろう、というキーワードを自分で選び出し、それを組み合わせるようにします。 初めからいきなり「文章」を作ろうとせず、まず、元になる「語句」を的確に集めてきて、そこから文章を組み立てるという考え方にしてくださいね。 論説文を読む場合、何度も出てくる語句や、文中で特別な意味をもたされている語句、話題の中心になっている語句は、いずれ問の中のどれかの設問で必ず関わりをもって問われてくる重要語句です。 ですから、課題文を読んでいる最中から、重要と思われる語句や、段落の中心文には、マーキングしておかなくてはなりません。 課題文に何の書き込みも傍線もなく、読んだまま真っ白、ということはないでしょうか。 それでは、長文読解はできません。 目で読むのではない、頭で、頭脳で読むのです。 そのためには、この段落とこの段落は逆のことをいっている、この語句とこの語句は同じ意味で使われている、この語とこの語は対立概念として用いられている、この理由はここに述べられている、このことの結果がこの段落に述べられている・・・と、「→」や「=」や「←→」などのマークを駆使して、課題文に書き込みをしていき、中心文やキーワードは、はっきり目立つように、濃くマーキングしておくなどの工夫をしなければなりません。 小説文で人物の行動の「理由」を問われる設問がありますね。 この設問には答え方にコツがあります。 単純にいうと、 「校長先生が朝礼台に躓いて転んだ。全校生徒が笑った」 という文章について、 「なぜ、全校生徒が笑ったのですか、理由を述べなさい」 という設問がある。 このような質問をすると、小さい子どもはこう答えます。 「なぜ笑ったの?」 「おかしいから!!」 明快ですね、でも、これでは解答になりません。 小学校の中学年以上になって、少し知恵がついてくると、こう答えるようになります。 「なぜ笑ったのか」 「校長先生が転んだから」 実は、中学受験生でも、高校受験生でも、どうかすると大学受験生でも、このレベルで止まっている生徒が多く見られます。 あなたはどうですか? 「校長先生が転んだから→笑った」 何の破綻もなさそうなこの一文ですが、実は、ここには明快な因果関係がありません。 転んだら笑うのですか?いついかなる時にも?転び方がひどく、骨折したり、大量出血したり、脳震盪を起こしたり、救急車を呼ばなければならないような場合でも? 転んだから笑った、というのは、実に乱暴なつなげ方で、場合によっては必ずしも笑っている場合ではなくなるのです。 このような設問の解答には、 「校長先生が転んだのがおかしかったから」 というのが模範的な答え方となります。 つまり、小学校中級生と、幼児の答え方を、ミックスするのです。 (尤も、更に高度な答えを求められれば、「本来権威者である校長先生が、朝礼台に躓くなどという間の抜けたことをして転んだ様子がおかしかったから」ということになるでしょう) 「笑う」という行動が起こるには、それ以前に、おかしい、面白いと感じる、という「情動」がなくてはなりません。 幼児は、この「情動」のみをストレートに答えてしまうのですが、少し知恵のついた学習者は、「情動」は当たり前のこととしてすっ飛ばしてしまって、「原因」だけをポンと答えて、いきなり「行動」に結び付けようとしてしまうのです。 両方とも不備です。 「原因」→「情動」→「行動」 のプロセスを良く理解し、しばしば、当然のことと勝手に前提してしまって書き落としがちな「情動」を、必ず、解答に挿入するようにしましょう。 入試、頑張ってください。
- miirumatsu
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>たとえば 何々とはどういう状況になったことか? 30字以内でまとめなさいという問題で 僕は ~状況になったこと。というまとめたのですが 答えは~ というまとめかたになっています。 ちょっとこれだけでは判断できないので、補足に少し具体的な解答例を書いてみてくれませんか? 適切な助言ができるといいのですが・・・ 基本的には、「訊かれているとおりに答える」がセオリーです。 「理由」を問われたら「~から。」 「どういうことか」と問われたら「こういうこと。」 「どうしたか」と問われたら「こうした。」 補足がついたら、もう少し具体的なことを助言できるかもしれません。
補足
正式な問題は 服装の自由が公に認められたとはどのような状況になったことか。 (格好)(規制)の二語を用いて三十字以内でまとめなさいです。 僕は どのような格好をしても規制を受けない状況になったこと。 とまとめました。 しかし解答は 自分の好きな格好をだれがしようとも、だれからも規制を受けない となっています よろしくおねがいします
お礼
ありがとう ございます。 なんだか 少しわかったような気がします。 ならたとえば 問題で そんな人生はどのような人生のことか? とあったとしましょう そしたら ~な人生。でとめるのがよい ということですよね ぼくも 校長先生がころんだから でとまっています なのでこの回答はほんとうに参考になりました ありがとうございました。