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住基ネットと、アメリカのソーシャルセキュリティー番号とは、どう違う?
ここしばらく話題になっている住基ネットについて質問させてください。 私の理解では、住基ネットは、アメリカのソーシャルセキュリティー番号を模倣したものだと考えていたのですけれど。(つまり、国民背番号制)この2つのシステムはどこがどのように違うのですか?いくら新聞の記事を読んでも、違いが解りません。 もし、2つのシステムが大体同じものであるとしたら、アメリカで長年使用されて実績を認められているのに、どうしていくつかの市や自治体・マスコミが反対しているのですか?
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SSNとの違いは、情報を4つに限定している点と 民間での使用を禁止している点です。 これにより、アメリカで問題になっているSSNを使った他人への なりすましができません。 また、漏洩は必ずしますが、限定された4つの情報では、 利用価値がありません。 情報が4つのままでは国も利用価値がないので、管轄の情報とのみ リンクさせれば情報の分散化が可能です。 市の国保担当者は住基ネットから国保の情報しか分からず、 年金担当者は年金の情報しか分からなければ良いのです。 全ての担当者がぐるになる可能性は、ほとんど無いでしょう。 結局、漏れたとしても4つの基本情報だけか、プラス1つの情報です。 市や自治体・マスコミが反対しているのは、納税者番号とリンクされると 自分達は脱税できなくなりますし、不正なお金を受け取れなくなりますが、 国はやりたい放題ですし、国を批判できなくなります。 多かれ少なかれうしろめたいことがあるでしょうから。 本当に、うしろめたいことのない、 ほとんどの国民の為に反対しているのでしょうか?
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- pofly
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アメリカの場合、学校への入学・マンション入居・大きな買い物等すべてにおいて番号が支配しています。個人データとしてすべて記録するためです。だから免許証等がかならずといって良いほどSSNと同じ位の役割をしています。日本ではまだそこまで番号で管理という感覚がないので自治体・マスコミが反対しているのではないでしょうか?留学経験者や国際結婚している方の方が住基ネットに抵抗を感じてはいないと思いますよ。 あと、日本では小切手等で買い物する人はいないので余計に番号管理というものが浸透しにくいのでは。私は留学経験上それが当たり前の生活だったので今回のこともSSNと同じだなという感覚はありますよ。
お礼
実は、私は今、アメリカに滞在しているんです。アメリカでは税金の申告も自分でやるのが普通で、わたしもソーシャルセキュリティー番号を記入して税金申告しました。クレジットカードの申込にも、銀行口座の開設にもソーシャルセキュリティー番号を記入するアメリカでの経験があるから、日本でのマスコミの報道に違和感を感じるのかもしれません。おっしゃるとおり、多くの留学経験者は基ネットに抵抗を感じていないでしょうね。ただ、あまりに新聞の記事が住基ネット反対の論旨ばっかりなので、わたしの理解が間違っているのかなと不安になったんです。
お礼
マスコミの報道だと、住基ネットは圧政の象徴のように報道されているんですよね。「いったいどこが問題なの?」と思っているのは自分だけじゃないと知って、ちょっと安心。私自身は、非常に結構なシステムじゃないかと思っていたので。