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住基ネットに、なぜそこまで反対する?
クラッカー侵入の危険があると言いますが、預金情報の入った銀行のサーバは信用できても住基ネットのサーバが信用できない理由が良く分かりません。 公務員が不正に情報を閲覧する恐れがある……つまり不参加を表明している自治体は、「うちの職員は信用できませんよ、何をするか分かりませんよ」と言っているということでしょうか。 そもそも、住基ネットに登録される情報(住所・氏名・生年月日・性別)自体に、プライバシーの侵害に影響するほどの重要性がないような気がします。具体的にどんな悪用がされ得るのか、想像もつきません。 国民はマスコミに、必要以上に不安を煽られているのではないでしょうか。住基ネットに、なぜそこまで反対するのでしょうか。
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- ryuta_mo
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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20021011-00000189-mai-soci これを見れば納得するでしょう
- BAA2
- ベストアンサー率54% (37/68)
住基ネットの問題点について、現在 私も勉強中です。 今までの回答の中には挙げられていないと思いますので、 私にとって 役立ったものを ご参考に下記します。 「住基ネットのどこが問題なのか」 http://www.dj.st44.arena.ne.jp/xwin2/mainhtml/kanto/jukinetcrsh.html
>> 無理やり導入する事自体おかしい、焦る理由が分からない。 >国会で賛成が過半数でないと導入されないと思うのですが。 >「焦っている」と言いますが、これは小渕首相のときから >出ている案ではないのですか? 確かに私たちの代表者である国会の場で賛成多数で導入が 決まりました。でも、この「住基ネット」は確か「個人情報保護法」との セットであったはずです。 それだけこの「住基ネット」の扱いは慎重でなければ・・と 「住基ネット」構想の段階ではあった思うのです。 「焦っている」と言う意味はそういう観点から「個人情報保護法」が 成立していない段階で何故、急ぐのかと思った次第です。 いい事ばかりをうたっていますが、デメリットもあるはずです。 政府たるもの、物事の導入に当たっては「こういうデメリットは あるが、こういうメリットの方が大きい。また運用に当たって 不正な扱いに、こういう法律を持って厳重に処罰する」と説明すべきだと 思います。 一つ一つの情報は個々に意味を持たなくてもそれらが集まれば 立派なものがつくれます。その道のプロならいとも簡単でしょう。 また悪意を持って、あるいはある目的をもってそのことに専従すれば 事は簡単です。 私は個人に11桁の番号を持たせデーターベースで管理すること自体に 反対ですが、それでも導入するのでしたら二重三重のチェック機能を 作っておかなければならないと思います。それだけ個人情報の扱いは 慎重でないと行けないということです。 どんな問題が起こるか、お偉い政治家の皆様やダーター管理を専門にしている 人たちにはわかると思うのですが・・。 問題点が出てきて泥縄式に対応するのではあまりにもお粗末。 予断ですが、福田官房長官の「公務員は不正しないことになっている」の 発言には頭にきます。 個人が個人の情報について、どんな項目が情報として載っているのか 簡単に知ることも大事です。国民(個人)にとって有益なシステムなら 隠すことはないと思います。 そこで11桁の番号だけでなく”個人に「パスワード」を持たせ自分で その内容をチェックするシステム”または”検索するシステム”を検討 してもいいと思います。 それが出来ないのなら「政府は何かを企んでいる」としか言いようがありません。
住所・氏名・性別・生年月日が解るとどうなるか… 住所と性が判明すればハローページがあれば自宅の電話番号が判明しますよね? まぁ、住基ネットよりも履歴書の漏洩のほうが辛いと思いますが、これなら漏洩元はある程度つき止められますよね? でも住基ネットはネットなんです。どこの誰が漏洩したか解らないし、 外国からクラックされたりすれば日本の法律はほとんど無意味… 質問とは無関係ですが「時効は何故ある?」と言う質問に「酔った勢いで過去の悪事を話してたまたまそこに警察官がいたら…」 と回答しましたがお礼欄に「愚考」と言われました。 それはおいといて、人は誰でも犯罪とまでは言わなくても生きている以上誰かに恨まれている事ってあると思うんです。 その人がもし恨んでいる人の生年月日と氏名を覚えていて住基ネットの内容が漏洩したら… 家の前で待ち伏せされるかもしれない、上記理由で電話番号が判明しやすいですから、悪戯電話でノイローゼになってしまうかもしれない。 これを自業自得と片付けられますか?それとも考えすぎと突っぱねられますか? これで赤の他人が攻撃されていたらどうなるんでしょうね?これも無いとは言えないでしょう。 突然電話がかかり、見知らぬ声で「誕生日おめでとう」このような行為がすっごく簡単にできてしまうんですよ? 確かに犯罪行為をすれば警察が黙っちゃいないかもしれませんが、警察の職務怠慢も結構ありますし、 心の障害は立証も難しいし、殺されてしまってはどうにもなりませんよね。 まぁ、考えすぎかもしれないですよ…でも用心しておきたいと思いません? ちなみにカレンダー通りに仕事する私にとっては 「どこでも住民票が手に入る」よりも「土日も役所あけとけよ」と思うのが現実です。 どの道、各役所に心無い人がいれば即座に漏洩するでしょうけど… 「○○市民の情報が漏洩」と言うニュースがある。 今までは市の職員を洗えば良かったわけです。 でもネットのため犯人の特定が困難になる→ならやっても良いか… そう考えるアホ事務員がいてもおかしくないかと思います。 専用回線を使用するのであれば端末の操作履歴から判明できるので、犯人の特定は比較的容易でしょう。 でもインターネットで繋ぐと範囲は無限に広がりますね… 犯人探しは一層困難です。 「全世界のネットに繋げられる端末を持つ人間全て」が容疑者になりうるわけですから… でも、情報漏洩事態を裁く法律ってまだ無いんですよね…これが一番の問題点なんですけどね… あくまでこれは私の見解ですし、間違った記述があるかもしれません。 それに情報漏洩は今に始まった事でもないですから 「考えすぎ」と言われたらそれまでですけどね… あくまで参考程度に読んでください。では・・・
- miu-miu-miu
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きつい言い方になりますが、きちんとよく勉強されてから批判されているのでしょうか?全体的に住基ネットのシステムに関する認識が欠けていらっしゃるように思います。 >不参加を表明している自治体は、「うちの職員は信用できませんよ、何をするか分かりませんよ」と言っているということ 住基ネットへのアクセスはどこの自治体からもできますから、不参加の自治体が職員を信用していないという主張は短絡的すぎますし、理論性を欠いています。 >住基ネットに登録される情報(住所・氏名・生年月日・性別)自体に、プライバシーの侵害に影響するほどの重要性がないような気がします 現在は限定的な利用にとどまっていますが、政府は納税者番号などの記載も考慮に入れていると明言しています。これによって、個人の所得税や相続税など税金のかかるすべての経済活動が記載されることになり、現在とは比較にならないほど重要な個人情報が漏洩するおそれがあります。 だいたい、個人情報の重要性などというものはその情報の持ち主である個人が判断することです。他人が大した情報じゃないんだからいいじゃないかなどと言って漏洩するおそれの高いシステムに強制的に組み込んでしまうことがそもそも問題なのです。ですから、横浜市の選択的加入という導入の仕方は個人情報の本質から言って妥当なものといえるでしょう。 これだけはわかっていただきたいのは、個人情報の程度に差はあれ、個人情報の所有者が個人である以上それを知られない権利もあるのだと言うことです。この事と利便性を天秤にかけた上で、もし便利さを追求したいという人がいるなら、私はそのシステム自体に反対するものではありません。しかし、住基ネットには選択権がない。これはプライバシー権および近年個人情報について認められつつある権利性を無視するものであり、それ自体に反対しているのです。 私は左翼ではありませんが、個人情報に関する権利は法律レベルまでに高められているにもかかわらず、その所有権を曖昧にしてしまうようなこの法律はとうてい受け入れられません。
- cse_ri2
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住基ネットのメリットについて、少し考察してみます。 実は住基ネットだけでは、そんなにメリットは多くはありません。 今まで住民票の提出が必要であった行政サービスにおいて 住民票の提出が必要でなくなるだけです。 例えばパスポートの取得ですね。初回時の次は10年先だから 10年に一度住民票を取りに行くのが面倒でなければ、現状 の仕組みでも構わないわけです。 恩給の受け取りという話もありますが、これは自分でやった ことがないので、よくわかりません。頻繁に利用する人に とっては便利でしょう。 けれども、住基ネット導入の最大の目的は電子政府の構築 にあります。 電子政府構築の目的は何か。行政の効率化です。 行政の効率がよくなれば、組織がスリムになります。人も 予算も少なくてすみます。 既存の行政サービスの予算効率がよくなれば、本当に必要 な分野に予算を集中投入できるようになります。 福祉や老人医療など多くの課題がありますが、現在の緊縮 予算の中では十分な措置が取られていないかと思います。 しかし、既存の行政サービスを効率化できれば、それらの 緊急・重要度の高い分野に集中投入することが可能です。 ビジネスで言えば「選択と集中」が可能になるのです。 そして住基ネットは電子政府化の第一歩であります。 おそらく電子政府の構築まで進まなければ、住基ネットの 真のメリットは見えないでしょう。 それでは、反対する人たちの理由は何でしょうか。 No.1の参考URL(http://plaza12.mbn.or.jp/~SatoshiSasaki/y2002/isihar.html#01) を読んで、私もかなり勉強になったのですが、背後に様々 な人たちの思惑があるようです。 一つは、政府のすることは何でも気にくわないという人たち がいます。簡単に言えば左翼です。 それから、左翼でないマスコミ・文化人の一部も、住基ネット に反対していますね。 さらに、政府や地方自治体の組織のスリム化をよく思わない 人たち、上記URLでは「自治労」の存在をあげていました。 それに対して、政府側の対応が鈍すぎるというのが、正直 な感想です。 住基ネットだの電子政府だの言われても、大半の国民がピン とこないでしょう。そこに、マスコミからじゃんじゃん住基ネット の悪いイメージを吹き込まれれば、不安を感じて当然かと 思います。 電子政府構想については、私もまだ勉強途中で完全なイメージ を掴みきれずにいます。けれども良さそうなのはだいたい わかっていますので、「将来の日本はこんなによくなるんだ」 というしっかりとした構想を政府が国民にアピールすること が必要なのではないでしょうか。
- drago
- ベストアンサー率19% (5/26)
あまり指摘されていないことだと思いますが,諸外国に情報が流れた場合,外国の国益に沿ったデータファイル化が行われるおそれ,そして,そのことが日本の国益に反するおそれがあるのではないでしょうか。 日本の国民ひとりひとりの情報を入手し,敵対的な活動を行うおそれがある国など無いのだから,杞憂ですよ。・・と言われてしまえば,それまでの話ですけれど,そのような漠とした不安にとらわれてしまいます。 色々な諜報機関が活動しているという話をニュースなどで聞きますので,心配です。現在のような平和と善隣友好の関係が維持されれば,不安は少ないのですが,歴史の歯車が狂って,一触即発の臨戦状態などになった場合,敵対する国や組織が考える,さまざまな戦略のベースに,このデータベースが使われるのではないかと心配です。 福利厚生やサービスの向上という趣旨はわからないわけではありませんが,このような不安を完全に払拭できるだけの説明がなされていないので,躊躇せざるをえないのが偽らざる心境です。
- abcjet
- ベストアンサー率24% (8/33)
1 順序がちがうでしょ! 2 国家に管理されたくない! 3 個人情報をもらされたくない! 個人情報の保護がこれだけ叫ばれているのに。 民間での個人情報の流出が これだけ問題視されているのに。 保護法案をあとまわしにする神経は どういうものなのでしょうか? まさにお役人的な発想しかないのではないでしょうか? 管理する立場からすれば、この制度は都合のいいものに なるでしょう。 今は、住所・指名うんぬんだけしか載せないと 言っていても、あとからいろいろな情報を 付け加えていけますよね。 たしかにおっしゃるように、 銀行だけでなく、民間も 数多くの個人情報をもっています。 ただ、それは、イヤならやめられます。 現在の社会生活を送るのに、非常に困難に なるかもしれませんが、個人情報を他人に 知られたくなければ、銀行やらなんやらを 使わなければいいだけのことです。 ところが、国家となると、 私はイヤだから、住基ネットに載せないでくださいって 言ってもだめでしょう? 強制力って、こわいものです。 メリットも政治家たちがあれこれと言っていますが、 どう考えてもメリットはきわめて「薄い」ものです。 この点については、他の方も指摘されていますが。 「具体的にどんな悪用がされ得るのか、想像も つきません」とありますが、 正直なところ、私にも想像つきません。 でも、きっと、悪用するヤカラがいるんでしょうね。 携帯電話の画像が送れる機能を使って、 盗撮をするヤカラがいるそうですが、 私は、そういう事件が起こってみてから、 ああ、そんなこともできるんだと思っています。 悪用が現実になるまえに、やめておくべきなのでは ないでしょうか? 最近は改善されつつありますが、 「国勢調査」のときも、 お役人たちは、それは「義務」だという ことで強要してきます。 「公務員はバカだ」式の回答が ありますが、「バカ」という表現の適切さは 別とすると、 決められたこととなると、 その是非を考量せずに 実行するのが公務員です。 それが背景となって、 過去に多くの誤りが犯されてきました。 だからこそ、主人公たる住民が、国民が しっかりと監視して 悪しきものはダメというべきところなのです。 なお、補足ながら、 個人情報の流出がおこるのならば、 まずは、片山さんの情報が一番最初に 流出することを思わず願っています。 それに続いて、小泉内閣の閣僚、つぎに 与党議員の情報が出てたらと。 (もちろんそんなことは違法ですが)
- cse_ri2
- ベストアンサー率25% (830/3286)
住基ネット賛成派は、分が悪いですね。(笑) たぶん多くの人たちが反対している理由は、 A.導入されても何が便利になるのか、また何がリスク になっていて、どうすれば対処できるのかが、よく わからない。 B.個人情報漏れに、かなり敏感になっている。 C.公務員をまったく信用していない という理由があるかと思います。 Aについては、政府の広報が不足していますね。 住基ネット反対派の情報ばかりマスコミに流れて、政府見解 がほとんど国民に知られていません。 小泉内閣メールマガジンの第57号で、作家の曾野綾子さんが 寄稿していましたが、寄稿した内容が今回の住基ネットの 件にもろに現れていたようです。 |小泉内閣になって広報がどう変わるか、ということに |私は興味を持っていた。私は政治についてはその哲学の |部分にしか興味がないのだが、広報は自分の専門分野の |一部のような気がして、どの組織のことも気になるので |ある。 |第一どんな政策が取られているか、それが正しく効果的 |に国民に伝わらなくては、国民の側にしても判断の方法 |がない。 上記の文で「政策」を「住基ネット」に置き換えると、実 によくわかります。 Bについては、もう何年も前からダイレクトメールや勧誘 の電話で迷惑を被っている人がおり、個人情報の流出に神経 を尖らせている人が増えているからだと思います。 Cについては、No.5やNo.10の方が触れていますが、地方 公務員に、市民のプライバシーにムヤミに触れてはいけな いという意識は皆無に近いです。 また、住民基本台帳法によると、ネット化する以前から 請求者が閲覧することが可能になっているため、個人情報 が誰でも見れてしまうのは、ネット化する以前からの問題 でもあります。 私も参考URLのNo.7で発言していますが、住民票そのもの が第三者が比較的簡単に入手できるようになっています。 個人的には、やっぱり「個人情報保護法」の制定が必要で あると思います。国民のプライバシーを尊重する意識が公務員 側にほとんど期待できないので、厳密な罰則を規定・運用 して意識の低い公務員に「活!」を入れるしかないでしょう。 上記法案が制定されるまでは、自治体側で条例を作成する しかなさそうです。 ただ、住基ネットの利用ログはきちんと取られるようです ので、野放し状態(役所の中では)の今までよりは、管理 が強化されるかもしれません。 どちらにしても、住民基本台帳ネットワークについて、情報 が不足しています。問題点や導入によるメリット・デメリット をきちんと整理して、わけがわからんまま不安に思っている 国民にきちんと説明をすることが重要です。 (↑がんばれ、政府とNHK。一部のマスコミにも期待。)
- kokiriko
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> 住基ネットが問題なく運用されているアメリカ等の > 国々についてはどうお考えでしょうか? アメリカでも、情報漏洩に苦しんでいます。 現在、情報漏洩による犯罪が増加の一途をたどっています。 > 「焦っている」と言いますが、これは小渕首相のときから > 出ている案ではないのですか? 小渕首相が導入を決定した際には、個人情報保護法案成立後に導入することが決まっていました、ところが国会で個人情報保護法案が成立しなかったのに、住基ネットの導入だけを実施することにしてしまったのです。 これにより個人情報が漏洩しても誰も責任をとる必要が無くなってしまったわけです。 たとえば、個人の収入や思想とか、宗教などを警察などが利用しても罪になりません、あいつは思想的に危ないからマークしておこうとか。