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厚生労働省の冗談?看護師による注射について
看護師から話を聞いたのですが、7月に厚生労働省が、看護師による静脈注射を認めたと言っていました。 最初は動脈の間違いじゃないの、と聞きなおしたぐらい耳を疑いました。 聞くと、看護学生の時は「看護師は注射をしてはいけない事となってる」と教えられると、同時に点滴や注射の授業と実習をしていたそうです。 その時の学生達と同じく、私はバカバカしいと思いました。 また、こんな冗談みたいな事を言っている厚生労働省に税金が使われているのか、と思うと腹が立ちます。 みなさんはどう思われますか? 返事はできないかもしれませんが、多くの方の意見を聞きたいです。
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現在の日本では、「医療」は医師にしか認められおらず、看護師は「診療補助行為」ができるのみです。そして、人間の身体に薬剤を注入する行為は、「医療」であり、医師しかできないのです。 しかし、ebisさんもばかばかしいとお思いのとおり、ほとんどすべての人が看護師から注射を受けています。これは、昭和25年頃(手元に資料がないので詳細に誤りがあればごめんなさい。)に厚生省が、「注射は必ず医師がする。だけど、医師の責任の下であれば看護師でも構わない」という通達を出し、これに基づいて行われているのです。 通達の年代を見てもわかるとおり、これは戦後の医療従事者の人員不足を背景として出されたものであり、その後の看護教育の充実や在宅医療の実態等を全く無視した、今の時代には全然そぐわないものなのです。 では、どうして、このような通達が未だに改正されずにいたのでしょうか。 それは、「日医」の存在です。医師会は、自らの領域に他人がほんの少しでも踏み込もうとするなら、真っ向から立ち向かう存在なのです。昨年、話題になった、救命救急士の気管支挿入問題も同じです。「医療の質の維持」という美名の下、自らの職務独占を絶対に崩そうとしない人々なのです。 看護師の注射の問題は、これからも議論が行われるでしょうが、マスコミ報道や厚生労働省の審議会議事等をよく観察してください。真に反対しているのは誰なのかを。腹を立てる相手は、厚生労働省よりも大物がいますよ。
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- nozomi500
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私も「看護婦さん」(まだ名前がかわるまえ)に静脈注射された経験があります。 採血などで「静脈に注射針を刺す」行為は認められているんですね。 注射は、「薬物」を注入する行為だから認められていない。 じゃあ、医師が「薬物」を注射器に装填しさえすれば、看護師が刺して注入するのはOK,という解釈で行われているんでしょうかねえ。 その状態を「後追い」で確認した、ということなのでしょう。
お礼
静脈に刺す行為を認めたわけですから、静脈に対しての採血や注入は認めたということですね。 常識の範囲をはるかに超えた「後追い確認」をしたんですね。 それとも利権が絡まないと、行政はこんなもんなんでしょうか。
お礼
そうでしたか勉強不足でした、回答ありがとうございます。 日本医師会が元凶だったのですね。 そして、厚生労働省はその操り人形みたいな感じでしょうか。 なぜ、そのような力関係になっているのか疑問です。 日医に逆らえない理由があるのでしょうか。