数年前に、看護師の資格を取りました。当時既に合格率が下がっていて、先輩や同期でも不合格になってしまった人を身近にみてきました。私自身、他分野からの転向で年を取っていたため、「絶対一回で卒業する!合格する!」と、悲壮な覚悟がありました・・・。
そんな事情もあって、働きながら看護学校に通っていたのですが、特に3年次はそりゃあもう大変でした。どれくらい大変かというと、自分の部屋の「1枚で2ヶ月分掲載されているカレンダー」が、数箇月分ほどめくれないくらい、とにかく時間がなかったです。睡眠時間はどんどん削られ、一時は人相が変わっていました。これは、似たような境遇の同期も同じでしたね。
下の方が「もうすぐ夏休み」と書かれていましたが、もし相談者の彼女さんが「学生」だけだったら、少しは息抜きが出来る時間もあるので、それを楽しみにするのもいいかと思います。ずーっと頑張り通しは息ギレしますからね。
ただやっぱり、迫り来る国試や就職先のことを考えると、「心の底からくつろげる」状況ではないかな、とも思います。
他方、もし、相談者さんの彼女が私と同じような勤労学生だった場合、「職場では責任ある立場(特に有資格者の場合)」で働き、お休みの日は学校に登校して卒論の修正をしているかもしれません。私の学校の場合には「最低何回以上の直接指導を受けること」が条件だったからです。そんなわけで「夏休みもない」状況でした。夏休みはフルタイム勤務と夜勤をこなすので、かえって大変でした。
とにかく、今の時期は相談者さんが、彼女を暖かく見守るのがいいかな、と思います。特に何をするというよりも、たわいもない会話やメール、たまの息抜きのお茶、それだけでも充分ありがたいと思いますよ。普段のお付き合いのささいな積み重ねが、一番心に沁みると思います。
もしかしたら彼女さんも「こんなに忙しくしていて、彼の気持ちが離れていかないかな・・・?」と不安になることもあるかもしれませんから。
無論、彼女が「どこかに行きたい!」と希望したときは、かなえられる範囲内でかなえてあげるのも喜ばれると思いますけよ。