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無効電力の力率角が手動で求まらない場合の計算

電験3種の勉強中の質問です。お願い致します。 単相交流回路で電圧V=60√3+j60[V]、電流I=30+j30√3[A]である回路の無効電力[Var]の計算をするとき、力率角が手計算で求まらない場合の例として Pa=VI=(60√3-j60)(30+j30√3) = 3600√3[W] + j3600[var] で無効電力3600[var]を計算することもできる。と説明がありました。 V=60√3+j60[v]が どうして (60√3-j60)とすることができるのかどなたかよろしくお願い致します。

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  • ruto
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回答No.2

 今電圧Vの位相をθv、電流Iの位相をθaとし、V・Iをかけると その位相はθv+θaとなる。  通常電力は電圧を基準に表示する。だから、電流の位相をθa-θv、 電圧の位相をθv-θvとしてV・Iを求めると位相はθa-θvとなる。  ここで電流の位相θaのままで電圧の位相を-θvとすればV・Iの位相はθa-θvになり電圧を基準にしたV・Iを求めることが出来る。  電圧の位相を-θvにすると云うことは V=60√3-j60として扱えばいいことになる。    また、本題のV,Iをそのままかけると Pa=j4×1800=j7200(VA)となる。  これは横軸に90度すすんだところ、即ち縦軸上に存在する。 此より電圧を基準に表すと、(横軸と30°のところになる)  7200{√3/2+j(1/2)}=3600√3+j3600(VA)になる。  

dragon0712
質問者

お礼

有難うございました。 理解することができました。今後もよろしくお願い致します。

その他の回答 (1)

  • foobar
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回答No.1

電圧、電流を極座標表示にしてみると理解しやすいかと思います。 電圧の虚部の符号を反転する(複素共役をとる)と極座標表示で角度を正負反転することになります。(便宜上ベクトルを小文字で、共役を'であらわします) v=V∠θv、i=I∠θi とすると i*v'=I∠θi*V∠(-θv)=(IV)∠(θi-θv)となって、電圧と電流の位相差を考慮して電力を計算できます。

dragon0712
質問者

お礼

有難うございました。 理解することができました。今後もよろしくお願い致します。