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ニュートリノの質量について

ニュートリノの質量について一番新しい研究はどこまでわかっているのでしょうか? 自分で調べてみたのですが、質量があってもいい、質量の上限を与えることができる、質量があることが確実になった等いろいろ見つかったのですが... 参考になる文献やホームページがあったら教えてください。 よろしくお願いします。

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  • NAZ0001
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回答No.2

No.1の方の紹介文の簡単な解説。 どんなに半減期の短い原子であっても、光速に近づけば、半減期が長くなる。ただし、静止質量を持つ物体は、光速になる事は出来ない。 逆説的に、光速で移動する粒子は、静止質量が0である。また、光速では主観的に時間が流れないので、飛行中に粒子の性質が変わる事はない。 ニュートリノが、飛行中に性質が変わるとすれば、それはニュートリノが光速以下であることの証拠で、同時に静止質量を持つ事の証拠となる。 現在の観測で確定しているのは、ニュートリノが飛行中に性質が変わるということです。

noname#160321
noname#160321
回答No.1

まず、これをご覧下さい。↓ http://neutrino.kek.jp/news/980604.N98SK/indexj.html ニュートリノには3種類が知られています。その辺り、↓ http://www.awa.tohoku.ac.jp/KamLAND/physics/neut1.html 「1998年、5万トンの超純水を使ったスーパーカミオカンデ実験による大気ニュートリノの観測の結果、ミュー型ニュートリノが異常に少ないことが発見された。これは大気上層部で作られたミュー型ニュートリノが検出器まで走る間にタウ型ニュートリノに変化したためであることがわかった。遂にニュートリノ振動の確実な証拠が捕まえられたのであり、ニュートリノが有限な質量を持つ事が初めて明らかとなった。 ・ 一方で、太陽は核融合反応により大量の熱エネルギーとともに電子型ニュートリノをも放出している。太陽ニュートリノの観測が多くの実験で行なわれた結果、観測される数は太陽の出すエネルギーから予想される値に比べ半分以下でしかないことがわかった。これは消えた太陽ニュートリノの謎として30年間にわたる大問題であった。 ・ この解決のため、発生した時は電子型であった太陽ニュートリノが地球に届くまでに別の種類のニュートリノへと振動するのではないかという仮説が出された。もしそうならば電子型ニュートリノを検出するこれまで実験では少なく見えることがうまく説明できる。 ・ しかし、変身して別の種類に変わったことを示す直接の証拠がなかったためあくまで仮説にとどまっていた。また本当に振動が起こっているとしてもその原因となるニュートリノの性質、つまり質量の2乗差と混合角の組合せを1つに決められらなかったため確実に振動であると決定することはできなかった。」という事情があるのです。あとはご自分でお読み下さい。m(_ _)m