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ブルースハープについて
前々からハーモニカに興味があったので今日ついにブルースハープを買いました でもD調のやつみたいなんです ネットで調べてみると初心者はCをつかうべきだと書いてあるものが多く説明なんかもC調でやってあるのでどこを吹けばドの音が出るのかさえわかりません・・・ そこで聞きたいのですがC調とD調ってどう違うのでしょうか? (1) 自分にはD調のほうが音が高いとしかわかりません ↓のサイトのブルーハープの例のCメジャーと同じところを吹けば同じ音が出るのでしょうか? (2) http://gakki.jeugia.co.jp/all/harmonica.html そして初心者でもD調のハーモニカは使いこなせるでしょうか? (3) 教えてください
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10ホールズは、出せる音と出せない音があり、楽器そのものにキーが設定されています。この特徴のため、曲のキーに合わせてハープを使い分けるということが必要になります。本格的なプレイヤーの方は、キーの異なるハープを複数用意していることも多いでしょう。 基本的に、メジャーキー同士、あるいはマイナーキー同士の10ホールズであれば、それぞれの穴で出せる音程の相対的な音程差は固定され、それぞれの穴から出る音程については平行移動する形でキーごとに異なるということになります。キーが違うハープについては同じような感覚で吹くことができますが、出る音はキーごとに違い、同じように吹いた場合でもハープのキーが違うと、奏でられるフレーズのキーも移調されることになります。 C調とD調の違いについては、そのままキーが違うということになります。どちらの調のハープでも、同じような感覚で演奏できますが、出る音の高さは違い、キーは移調したように1音分ずれることになります。 これらのハープは、同じところを吹いても同じ音程は出ません。それぞれのキーにあった音程が出ることになります。例えば、一般的なメジャーキーのハープであれば、C調のハープでは1・4・7・10番の穴を吹くとC(=ド)の音が出ますが、D調のハープでは同じ穴を吹くとD(=レ)の音が出ます。同様に、2・5・8番の穴を吹くと、C調ではEの音が、D調ではF#の音が出ることになりますし、3・6・9番の穴を吹くと、C調ではGの音が、D調ではAの音がそれぞれ出ることになります。 なお、D調の10ホールズの音階は以下のようになります。 吹音:D - F#- A - D - F#- A - D - F#- A - D 番号:1 - 2 - 3 - 4 - 5 - 6 - 7 - 8 - 9 - 10 吸音:E - A - C#- E - G - B - C#- E - G - B 10ホールズについては、各穴の音程の相対関係は一致しているため、キーが違っても演奏の仕方などについては共通した感覚で臨めるはずです。キーが異なることで演奏法、楽器の扱い方が大きく変わってしまうということはないでしょう。ですので、D調のハープだからと言って初心者の方に厳しいということはないと思います。他のキーのハープと同じように扱えると思いますし、習得の上でもそれが大きな支障になるということもないと思います。また、いずれにしても、本格的に取り組むのであれば、キーの違うハープを複数用意する必要に迫られる可能性は高いでしょう。 初心者の方にC調が勧められるのは、単純に初心者向けに書かれた教材などが、譜例としてC調を基準として書かれた物を使うことが多いためと思います。C調を基準に取れば、五線譜で書かれる譜例などでは調号として変化記号を加える必要がなく、譜面の把握や説明がやりやすいという特性があるためでしょう。 また、C調の譜例を使ってD調のハープで練習しようとするのは、あまり適切ではないかも知れません。D調のハープでは、C調の譜面で中心にあるCの音はそのままでは出せません。その他にも、いろいろと不便な点が多いとも思います。D調のハープで練習をする場合は、その練習に使う譜面などはD調のハープで演奏できるキーの物を選ぶのが良いでしょう。C調のハープ向けに書かれた教則や譜面を使う場合には、それらの資料が前提としているC調のハープを使うのが妥当です。 参考まで。乱文失礼しました。
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ちょっと失礼します。 セカンドポジション、サードポジションの話が出ていますが、セカンドポジションは曲のキーの4度上、サードポジションは曲のキーの1度下のキーの10ホールズを使って演奏することになります。 「曲のキーがC」の場合、"F"キーのハープのセカンドポジション、"Bb"キーのハープのサードポジションが使えます。 「曲のキーがA」の場合、"D"キーのハープのセカンドポジション、"G"キーのサードポジションが使えます。 「曲のキーがE」の場合、"A"キーのハープのセカンドポジション、"D"キーのハープのサードポジションが使えます。 Dメジャーキーのハープに関しては、 ファーストポジションで"Dメジャーキー"と"Bマイナーキー" セカンドポジションで"Aキー"(主にブルースのため、メジャー・マイナーの区別なくAキーの曲) サードポジションで"Eキー"(こちらもメジャー・マイナーの別なくEキーの曲) の"曲"に使えることになります。曲とハープのキーの対応関係を間違える(特に曲とハープのキーの関係を逆転して捉えてしまうなどはよくある間違いだと思います)と、どんなに頑張っても出せない音程などが混ざりこんだり、演奏上不都合が多くなりますので、この点については正確に捉える方が良いでしょう。 セカンドポジションやサードポジションで考える場合、ブルースではよくあるAキーやEキーで使えるという点では、Dキーのハープは使用頻度の高いハープの一つということはできるでしょう。Dキーは、他の方々も触れているように、ブルース系のプレイをする場合には持っておくと便利なキーだと思います。
お礼
参考になりました^^ ありがとうございます
- gumbosoup
- ベストアンサー率38% (106/273)
ここでは取り上げられていないようなので、御質問の主旨からはやや外れるのですが、(3)のみの答えをさせて頂きます。 ブルースハープやマリンバンド等のダイアトニックハーモニカは、実は書いてあるキイでは無い、セカンドポジションで演奏する事がほとんどです。 書いてあるキイが”C”の場合は”F”、”D”の場合は”G”で演奏されるのが比較的ポピュラーな演奏法です。 更にサードポジションなるものも有り、これで行くと”C”が”A#”、”D”が”C”となります。 良くCD等で聴く”プァ~”とベンドしたサウンドは、このセカンドポジションで演奏されたものがほとんどです。 使う確率ではセカンドポジション>サードポジション>ファーストポジション(書いてあるキイ)と言う感じになるでしょう。 この解釈で行くと、”D”のハーモニカは”G”と”C”と言う比較的ポピュラーなキイで使う事になるので、むしろ”C”のハーモニカよりも汎用性が高いと言えます。 少々難しい話になってしまいましたが、”D”のハーモニカを買った事は後々の事を考えれば、むしろ正解だったと言えるかも知れません。 私は専門家では無いので詳しい事は書けませんが、下記URLのページ等を参照されるとなんとなく分かって頂けるかと存じます。 http://al93.hp.infoseek.co.jp/try.htm
お礼
ご回答いただきありがとうございます ・・・むしろ正解だったとはw すごくうれしいです^^
- TAC-TAB
- ベストアンサー率76% (1921/2526)
初心者でも問題なく使えますよ。 ブルースハープは、CでもDでも、吹き方、難しさはまったく同じです。 ただ、使う曲のキーが変わるだけです。 ブルースハープは、演奏しようとするキーによって、楽器を持ち替えなければなりません。 キーがCのブルースには、Fのハープ。 #1ヶのGにはCの楽器。 #2ヶのDならG #3ヶのAならD ♭1ヶのFならBbのハープを使うと決まっています。 (上級者向けの、また別の使い方もあります。) ですからCスケールのブルースハープは#1ヶのキーGの曲専用です。 お持ちのハープはDスケールということなので、#3ヶのKeyAのブルース専用に使います。本当は、演奏曲のキーに合わせて、最低4~5本は持っていないと不自由します。 それだけのことで奏法は同じです。Cスケールの楽器でKeyCのブルースを演奏することはありません。ブルースはKeyAが結構多いので、Dの楽器を最初に買うのはそれで正解だと思います。ただし教則サイトは、KeyGをネタにして説明しているのが多いです。(楽器はCスケールのを使う) ブルースの曲の場合には、いわゆるセカンドポジションを使うので、キーから完全4度高いハープを使うのです。 どのスケールの楽器でも、トニックコードのときに「吸い」で、サブドミナントが「吹き」、ドミナントは、真ん中あたりを「吸い」が共通の基本です。 KeyAの曲の場合は、完全四度上のDのハープで、 トニックコードA7のときに左半分(1.2.3.4.5番穴)を「吸い」 サブドミナントコードD7のときにはどこでもよいから「吹き」 ドミナントコードE7のときに4.5.6または8.9.10番穴を「吸い」 コード奏法は上記のとおりです。譜面のコードネームに合わせて、上記のとおりに吹くなり吸うなりすればそれだけでカッコがつきます。 メロディックなアドリブソロのときは、「吸い」を中心にすればブルーノートが出てかっこいい!2番穴の「吸い」がルートと思い込んでください。時々思い切り強く吸って音をベンドさしたり、おおっている手をパタパタやってビブラートをかければ雰囲気充分です。 ただしブルースハープはブルース以外の音楽には使えません。ブルース専用の楽器です。普通のポップスではとんでもないことになります。 奥田民生のアルバム『LION』の収録曲、「青春」なんかはぴったりです。KeyはAなので、ちょうどDのハープを使います。 http://www.neowing.co.jp/JWAVE/detailview.html?KEY=SECL-126 曲の出だしで、1回だけ強く吸って一瞬A7を鳴らし、すぐに左端を吹いてD7を四分音符で「ワッワッワッワッ」って感じでしばらく鳴らし続けます。すでにカッコいいです。 サビからはコードが頻繁に変わるので、これまたハープの独壇場です。ブルースハープは同じ吸いでも左半分と右はしでコードが違いますからおもしろいのです。試聴をカラオケ代わりに楽しんでください。 ブルースハープのポータルサイト http://www.cityfujisawa.ne.jp/~takuzou/ 教則サイト http://www2u.biglobe.ne.jp/~blowharp/ このサイトはいいですよ。 http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Oak/4326/buru-suha-pukouza.htm
お礼
わかりやすい回答どうもです こんなことにお時間をとらせてすいませんね^^: URLとかすごく有り難いです
- euph90
- ベストアンサー率13% (2/15)
C調のものはハ長調のドレミを吹けます。(♯も♭もついてない譜面ですね) ブルースハープは半音が出ないので、ニ長調(♯がふたつ)の曲を吹こうと思うとできません。 D調とはニ長調のこと。 ♯が2つついた譜面でレの音を主音とした音階のことです。 ブルースハープはその曲の調にあった楽器を使う必要があると言うことです。
お礼
回答ありがとうございます 全部集めたらすごくお金がかかりそうですねw
お礼
乱文なんてとんでもないです^^: ご丁寧な回答ありがとうございます とりあえずDで頑張ってみますね