- ベストアンサー
ブルースハープのセカンドポジションと移動ドの関係
- ブルースハープのセカンドポジションについて、移動ドの読み方や譜面の扱いについて悩んでいます。
- セカンドポジションでは、ファーストポジションとは異なる音の配列やハープのドの位置が変わることがあります。
- 複数のサイトを参考にしましたが、移動ドの読み方や固定ドの扱いについてはっきりとした情報が得られませんでした。
- みんなの回答 (2)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
- ベストアンサー
移動ドの捉え方について、少々混乱があるようです。曲のキーと、ハープのキーとをごっちゃにしないよう、整理して捉えるのが良いでしょう。 移動ドで音程を表現する場合は、基本としてまずその曲のキーを特定する必要があります。譜面を参考にする場合には、譜面からその曲のキーを特定するのが筋です。これは、ハープのポジションとは無関係なものとして整理しておくのが良いでしょう。 使用するハープのキーについては、曲のキーに合わせて選択するものと捉えるのが良いでしょう。ハープがセカンドポジションだからといって、譜面のキーが変動するということはあり得ません。逆に、譜面のキーに合わせて、セカンドポジションのキーがその譜面のキーになるハープを選択することになります。つまり、譜面にあるキー(曲のキー)で演奏する上で、ストレートポジションを使うか、クロスポジションを使うのかを含め、使用するハープのキーを決定することになります。例えば、曲のキーがGだった場合、使用できるハープのキーは、ファーストポジションではGキー、セカンドポジションではCキーのハープになり、セカンドポジションまでを考える場合はこの曲を演奏できるハープはGとCの2種類ということになります。一個のハープを中心にキーや移動ドの概念を考えるのではなく、曲のキーを基準としてキーや移動ドを考え、それに合わせてハープを選択する、と捉えるのが妥当でしょう。 ですので、譜面を読むときには、ハープのポジションに関わらず、その譜面上に表された曲のキーそのものを捉える必要がありますし、音程を移動ドで捉える上でもそのキーを基準に考えるのが妥当です。 一方、ハープで出せる音程について、これを移動ドで捉える場合は、ファーストポジションかセカンドポジションかで、その基準を切り替えて読み取る必要があります。移動ドで考えるなら、ファーストポジションでは吹音の1・4・7・10番が"ド"の音程になります。一方、セカンドポジションで考える時には、2番の吸音と3・6・9番の吹音が"ド"の音程になります。ハープの絶対的な音程自体は変わりませんが、移動ドで捉える限りは各穴の音程の読み方がポジションの選択によって変わるということになります。 なお余談ですが、セカンドポジションにおいては、吸音を中心とした演奏が主になるでしょう。 いずれにしても、キーを考える時には、ハープのキーから曲のキーを考えようとするのではなく、まずは曲のキーありきでそれを基準として捉え、ハープのキーやポジションについては、その曲のキーに合わせて選択するものと捉えるのが良いでしょう。ハープの使い方に合わせて譜面の読み方を変えるということはありえません。譜面(楽曲)に対して、ハープを合わせていくという捉え方をすることをお勧めします。 参考まで。
その他の回答 (1)
再び失礼します。返信読みました。 セカンドポジションでの演奏の際には、そのままでは欠けてしまう音程はベンドで補うことになります。返信の中にあるように、移動ドで考えれば、2番吸音=3番吹音の半音下のシについては2番吸音のハーフベンド、2番吸音=3番吹音の1音上のレは3番吸音のフルベンドで出すことになります。 なお、3番吸音ではフルベンドでレ、ハーフベンドでミ♭、通常の吸音でミと3つの音程と、ブルージーな演奏では肝になる3度のブルーノート(ミ♭とミの中間的な音程)を出すことができます。
お礼
今までうやむやになっていたことがはっきりしました どこのサイトも移動ドについては説明が少ないものでしたので・・・ 本当助かりました。ありがとうございます。
お礼
素早い回答ときっぱりとした内容で本当助かりました!ありがとうございます Gメジャーの曲ならストレートでもクロスポジションでも譜面のドの位置はGにあるということですね >>セカンドポジションで考える時には、2番の吸音と3・6・9番の吹音が"ド"の音程になります セカンドポジションの音の配列を考えてみたのですがドが2番の吸音3吹音ならシは2番吸音の半音ベンドとなるのでしょうか? 逆にレは3番吸音一音ベンド?