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切削加工において生じるバリについて
バリとは何ですか?また、どのようにすれば最小限に抑える事ができるか教えてください。できればバリに関する参考書などがあれば教えてください。
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- p-taro52
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回答No.1
「バリとは」の事から。 例えば粘土切るとします。 上からナイフの刃先で押して切り進むと反対側に抜けて切り終わります。 この時の切った粘土の切断面を見ると、最後に刃先が通った切り口が裏側に僅かに捲れ上がっています。この部分をバリと言います。 これはドリルで穴を開けても、刃物で物を切っても加工材料にねばりが有る場合には必ず発生します。 逆にもろい材料ではバリになるはずの部分が小さく割れて脱落してしまう為にバリは発生しません。(堅くて加工出来ないかな-->鉱物/陶器には発生しないですね) 防止の簡易方法は加工材料の裏に、加工材料より少し柔らかい物を敷いて切るとバリの発生が少ない様です。 また、プレスなどの圧切の場合は刃と受ける台座の隙間を小さくすれば、裏に捲れる部分を押さえる事になるので発生防止になります。 但し、隙間が少な過ぎると切る側の刃先などに大きな力が加わって加工機側の破損などが発生する事が有ります。 (最初の切り方も押さえて切るので圧切です) 以上が30年少し前に工高で教えられた内容です。これで間違っていないと思います...? サイトは見つけられなかった。すみません。
お礼
現在大学の卒業研究にとりくんでおりバリに関する資料がとても少なく困っていました。参考になりました。ありがとうございました。