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光学異性体の代謝

光学異性体のL体とD体で、体内に入ると代謝速度が違うものがあるそうです。 例えば乳酸がそうらしいのですが、他にそのような物質をご存知ではないでしょうか?

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回答No.2

ラセマーゼ・エピメラーゼ・イソメラーゼといわれる酵素があります。 また、D-アミノ酸酸化酵素というのもあります。 まず、アミノ酸についてですが、単体では、少しずつラセミ化していきます。 一部のアミノ酸は、よく知られているL体ではなく、D体が、別の重要な働きを しているものもあります。D-セリンは中枢神経系の神経伝達に関係してます。 つまり、必要なD体に変換したり、不要なD体は、D-アミノ酸酸化酵素で分解したり L体に戻したりしているわけです。 次に糖です。糖は、たいてい不斉中心が複数あり、単純な光学異性体ではなく エナンチオマー・ジアステレオマーが存在し、特にエピマーといいますね。 異性化したものも、多くのものは、エピメラーゼ等によって代謝経路に乗るはず です。これは、光学異性体より概念が広くなりますが、糖はエネルギー源ですから すべての異性体を代謝できるわけではないでしょうが、多くは代謝できるでしょう。 ガラクトースなどのエピメラーゼはよく聞きます。 当然、これらは、違う酵素を使うので、代謝速度は違いますね。 http://www.kitasato-u.ac.jp/fish/contents/lab/l31/mfc.project-Daa.html http://www.origin-life.gr.jp/Japanese/S4.pdf http://homepage3.nifty.com/anshin-kagaku/sub040908esifujii.htm http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%95%B0%E6%80%A7%E5%8C%96%E9%85%B5%E7%B4%A0

bashi-ko
質問者

お礼

たくさん参考URLもつけてくださり、ありがとうございます! なんだかとても難しそうですね… ご意見を参考にしながら勉強してみます。 ありがとうございました!

noname#160321
noname#160321
回答No.1

アミノ酸は自然型のもの以外全く代謝されないと思います。 その他もかなり代謝はむつかしいでしょう。特に高分子になればなるほど困難になるはずです。 それぞれの代謝の可能性については各々一次資料にあたらないと分からないと思います。時には代謝に全く別の酵素が関与する可能性も出てきますので、単純な答えは出ないでしょう。

bashi-ko
質問者

お礼

そうですか…みつけるのは難しそうですね… ありがとうございました!