高齢受刑者について

質問

１年位前にテレビの番組を見て思ったことです。
高齢の受刑者を専門で受け入れている刑務所があるが、現在の高齢化にともない、許容を超えてしまっているとの内容でした。
ほとんどの受刑者が、刑期を終了しても外で生活ができない（働き口が無い等）ので、わざと無賃飲食、万引き等を犯して、すぐに戻ってきてしまい、最後も刑務所の布団という受刑者も多いとのことでした。
国民年金等、生活保護を受けることはできないのでしょうか？生活保護として税金が無駄に使われないでほしいのですが、それをきっかけに自分で働いて生活を送れるようになってくれれば、刑務所の運営としての税金が無駄に使われない気がするのです。

回答No.2

h13124 · ベストアンサー

回答になっていないかと思うのですが。

刑事政策で昔から問題なのは、少年犯罪と常習者といわれています。高齢受刑者は、常習者の問題になると思います。

刑期を終えて出所した場合に、身元引受人がいればよいのですが、高齢受刑者では、年齢的なことで親、兄弟がいるかわからず、また、甥や姪などの親戚も長年の犯罪の積み重ねから、出所した人と接触するのをいやがるかもしれません。自分の生活もあり、縁の薄い、今まで迷惑ばかりかけてきた人につめたいのは、もちろん分かります。

そこで、身元引受人の居ない人たちは、出所すると更生保護会で生活することになります。全国に１００ヵ所程度あります。ここも施設の老朽化、改築するにも費用が足りなく、地元住民の反対があり、厳しい状態です。数年前に更生保護会を法人化して、改善を図るようになりましたが、うまくいってるでしょうか。

刑務所内の作業は、月３０００円程度の収入にしかなりません。中曽根内閣の時民間活力ということで、刑務所の製品は、今は、第三セクターとして運営され販売されています。

国民年金については、支払っていないから受け取れない人が多いのではないでしょうか。また、生活保護については、ホームレスの人でよく問題になりますが、住所が決まってないともらえないみたいです。アパートを借りるにもお金がいります。保証人も要ります。どちらも困難でしょう。

変な話ですが、常習犯は、無銭飲食等がほとんどです。社会的な危険性という点では、あまり心配は要らないと思います。

結局、更生保護会を充実し、これにも期限がありますから、アパートを借りるのに便宜を図る等しか思い浮かびません。

参考サイトは、矯正保護審議会のものです。あの中の第３章６節に更生保護施設のことが書かれています。

参考URL：

http://www.moj.go.jp/SHINGI/001128-3-1.htm

お礼

回答、ありがとうございました。
更生保護施設について読んでみました。
校正するための対策が、出所後にも設けられているのを知りました。
この様な対策があるのに、
国民年金は払っていない為、もらえない。
生活保護は、身寄りの無い場合、アパートを借りるのが困難な為、もらえない。
と言うことが分かりました。
無駄に同じことを繰り返していないことが分かったので、少し不安が取り除けました。だからといって、何かできるわけではないのですが．．．。
ありがとうございました。

回答No.1

onp

私も見たことがあります、中国地方にある刑務所だったと記憶しています。
看守の方が、時間を守ってお薬を飲ませてあげたりするので、罪を犯したことがなくて、頼れる親類縁者もない、収入の少ないお年寄りより、遥かに快適（表現が稚拙ですみません）な生活を送っている受刑者に頭の中は？だらけになりました。
若くて健康な人でも仕事が無くて大変な世の中です、刑期を終えた年老いた受刑者が仕事を見つけるのは本当に難しいコトだと思います。
（映画”ショーシャンクの空に”でも悲しい結末が待ってますよね）
本当に難しい問題だと思います。
不勉強ですので、間違ったコト言ってたらゴメンなさい。
刑務所の中で作業したり、木工などしてときどき販売していますよね、ああいうので老人刑務を運営してあげるわけにはいかないのでしょうか？刑務所の外に出るコトだけが、幸せでない人がいるというコトも不幸な話ですが、中に戻りたいためだけに、新たな犯罪を犯すこと、それがエスカレート（無銭飲食などでなく、人を殺めたり）しないためにも、考えていかなければならないことだと思います。

回答になってなくてスミマセン。

お礼

回答、ありがとうございます。
”ショーシャンクの空”観てみます。
そうです、薬を飲む時間に「これを飲むんだよって」やってました。このままだと、老人ホームに入れない人がわざと犯罪を犯すようになるのでは？と思って不安になります。
いまは、まだ対処できていないが、「ちゃんと対策を考えている人たちがいるんだよ。」みたいな回答だけでも不安が減ると思うので、よろしくお願いします。