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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:熱力学、伝熱学の問題が解けません。)

熱力学、伝熱学の問題が解けません

このQ&Aのポイント
  • 熱力学、伝熱学の問題について解けない状況に困っています。
  • 具体的には、黒体閉曲面内での白金線に電圧をかけた際の融点達成電圧と、裸体表面からの放射伝熱による放熱熱伝達率の計算がわかりません。
  • 勉強しているのは院試に向けてであり、誰かに教えてもらいたいと思っています。

質問者が選んだベストアンサー

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  • inara1
  • ベストアンサー率78% (652/834)
回答No.1

伝熱工学の基本問題だと思いますが・・ (1) 白金線内部の温度勾配がないと仮定すれば(白金の熱伝導率が書かれていないのでそう解釈します)、放射による伝熱量 Q [W] は     Q = ε**σ*A*( T1^4 - T2^4 ) --- (1) です。ε は放射率 [無次元]、A は伝熱面積(白金の表面積) [m^2]、σ はボルツマンの放射係数(ステファン・ボルツマン定数)、T1 は白金温度 [K]、T2 は黒体温度 [K] です。放射以外に伝熱がないので、白金で消費される電力     P = I*V --- (2) は 伝熱量 Q に等しくなります。I は白金線に流れる電流 [A]、V は白金に印加された電圧 [V] です。抵抗 R [Ω] に V [V] の電圧をかけたときに流れる電流 I [A] は、オームの法則により    I = V/R --- (3) で表されるので、式(2), (3)より    P = V^2/R --- (4) P と Q は等しいので    ε*A*σ*( T1^4 - T2^4 ) = V^2/R これで、ε = 0.2、T1 = 2045 [K]、T2 = 300 [K] 、σ = 5.68×10^-8 [W/m^2/K^4]、R = 2.2 [Ω]、A を白金線の円筒側面の表面積(周囲長×線長さ)として、V を計算すれば良いと思います(A は m^2 単位で計算)。 (2) 熱伝達率を h [W/m^2/K]、伝熱量を Q [W]、伝熱面積を A [m^2]、表面温度を T1 [K]、周囲温度を T2 [K] とすれば、ニュートンの冷却則から    Q = A*h*( T1 - T2 ) --- (5) となります。T1 = 310 [K]、T2 = 300 [K] として、A に上の値(白金の表面積)、Q に上の式(4)の計算結果( Q = P なので、計算が楽な式(4)のほうを使う)使えば、h が求められると思います。 放射伝熱の式を忘れたとしても、ボルツマンの放射係数 σ の単位 [W/m^2/K^4] から、σ に面積 [m^2] と温度の4乗(の差) [T^4] をかければ伝熱量 [W] になることが分かるので、式(1)は思い出せるはずです。(2)の対流熱伝達の場合も、熱伝達率 h の単位 [W/m^2/K] を見れば、h に温度(差)と面積をかけたのが伝熱量になるという、ニュートンの冷却則(式(5))を思い出せるはずです。

spit7dd
質問者

お礼

回答ありがとうございます!!とてもわかりやすかったので理解できました。