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相場が下がった分のお金の行方は?
株式取引は、投下した資金内でのパイの奪い合いだと よく言われます。 100人投資家がいたとして勝つのはほんの一握りだから 数人が大勝してその他の多くは負けて資金を勝ち組に提供する 形となると思います。 しかし、相場が下がり多くの人たちが塩漬けにしている場合 この減った分のお金は、いったい誰の懐のところに いっているのでしょうか? 下がり相場での勝ち組?あるいは企業?それともだだ帳簿上からどんどんと 減っているだけで泡と消えているだけなのでしょうか?
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- as_anubis
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私もNodame_sanさんの説明が正しいと思いますが、goodmanmanさんが勘違いされている部分は、"売買した差額が特定の誰かに渡っている"という部分かと思います。 逆にそのように考えると下記になります。 〔上げ相場の場合〕 1.AさんがBさんから500円で購入する。 2.AさんがBさんに1000円で売る。 →Aさんの儲け分はBさんが支払いました。 〔下げ相場の場合〕 1.AさんがBさんから1000円で購入する。 2.AさんがBさんに500円で売る。 →Aさんの損失分はBさんが貰いました。 ※わかりやすく登場人物を二人にしました。 言い方が違うだけで、内容は同じです。 他の例で言えば、例えば"資本金"です。 例えば公開企業の資本金、資本準備金が計10億だとします。しかしながら時価総額は100億以上ある会社が多数あります。その際、企業の帳簿上に現金が時価総額分あったりすることはありません。なぜかといえば、販売した当時の金額分しか振り込まれないからです。数字が増えたからといって、差額90億分の現金が増えたわけではありません。 価値が変動して、株価が価値に追いつきますが、それを直接行っているのは投資家であり、上げ相場の場合は、買う人が差額金額を支払い、上げ相場の場合は売る人が差額金額を支払うイメージです。 (ただし、あくまでイメージなだけであって、実際に差額を支払っているわけではありませんし、そのような言い方もしないかと思います。)
- Nodame_san
- ベストアンサー率39% (25/63)
んー、そういうことではないのですが。 株式投資は先物やオプションなどと違いゼロサムゲームではないので、損をしている人がいれば必ず得をしている人がいる、と考えるのがそもそも誤りです。 例を出しましょう。 あなたが自動車会社から100万円で車を買いました。 当然ですが、乗れば乗るほど市場買い取り価格が下がっていきます。 あなたは1年後に50万円で車を手放しました。 金銭の流れは会社に+100万円、あなたが-50万円、買い取り業者が-50万円で50万円の車を手に入れた、ということになります。 あなたが損をした50万円はどこに行ったのでしょうか。自動車会社が得をした?買い取り業者が得をした? そうではなく、車の価値が100万円から50万円に減じたことで、50万円がなくなったわけです。 株式に直します。 Aさんが会社が売り出し価格20万で発行した株式を20万円で買います。 Aさんは21万円でBさんに売りました。 Bさんは22万円でCさんに売りました。 Cさんは23万円でDさんに売りました。 現在の価格は23万円です。 この場合、Aさん、Bさん、Cさんが各1万円ずつの利益を上げています。 彼らが儲かったお金は一体どこから出てきたのか?この流れで、誰かが損をしたでしょうか? このお金がどこから出てきたのかというと、株式という全く同じ商品の価値が変動したことによります。誰かが損をした、というわけではありません。 つまり、株式の価値が3万円上がったから、Aさん、Bさん、Cさんが1万円ずつ儲かったわけです。。 逆に、株式の価値が下がればこれと全く逆の現象が起きます。 株式は変動するお札です。 あなたの財布に入っている1万円札を、明日から9000円にします、と国が言った場合、1000円誰かが損をして誰かが得をした、ということにはなりません。ただ価値が下がった、というそれだけです。 なんだかくどくなりましたが……わかっていただけたでしょうか。
お礼
その論理なら 実際に投資した金額以上のもうけがでてしまうことになりますね。 勝った場合(儲けた)は、ある一定のパイ(株式市場に投資したお金) の奪い合いなのに 損を確定した場合のみ 紙の上の数字がかわっているだけというのが 理解できません。 ちょと質問が高度すぎたようでした すみませんでした。
- Nodame_san
- ベストアンサー率39% (25/63)
株式は有価証券であり、その価値が日々変動しているに過ぎません。 だから、市場価格100円のものが200円に変動した、あるいは50円に変動したという結果があるだけで、その間にお金がそれだけ移動しているわけではありません。 例を出せば、 あなたが100円で1000株の株式を購入した その株が50円に上がった。 その後、500円まで上がった。 あなたはずっと株を売買しなかった。 その間、誰かの懐にお金が移動したでしょうか? しませんね。 時価総額が100億から1億になったとしても、99億円が誰かの所に移動するわけではありません。 株式ボードを見ればわかりますが、100円の株が99円になった、といってもその時の出来高は1000株であることもあります。その時のお金の移動は10万円に過ぎませんが、発行株式数が1億株であれば時価総額が1億円減った、という理屈になります。
お礼
ありがとうございます。 記述の内容は、塩漬けにしていた場合の話ですね。 私が知りたいのは、プラスの利益が出た場合 どこかの誰かが投資してくれた資金が プラスの恩恵を受けるのと 同じく いまみたいに相場全体が下がっているときも 損をした(マイナス)ぶんのお金は どこに行っているのだろうかと言う質問ですが。 塩漬けでなく、あくまでも売買して損益を確定させた時の 話でお願いします。
- as_anubis
- ベストアンサー率12% (1/8)
下げ相場の場合、結論をいうと、勝ち組の人に流れていることになりますが、言葉上、"下がってからどこかにいった"というよりは、自分が買った時点で勝ち組に流れたという言い方がわかりやすいかと思います。 (自分を負け組とした場合) 多数の人が売り買いしているので、わかりづらいですのですが、 わかりやすく↓ 例えば、売りで値がつかない日が1ヶ月くらい続いたとします。 この間は"商い"はできていない状態です(比例配分なども無視したとして、買いが1つも1ヶ月間入らないとします(恐))。すると、とんでもなく株価は下がりますが、通常の現物取引であれば、全員損します。 つまり下がり始めれば、株を持っている人は全員損します。(企業も間接的に損をします) その時点で勝ち組はおりません。 >下がり相場での勝ち組?あるいは企業?それともだだ帳簿上からどんどんと減っているだけで泡と消えているだけなのでしょうか? (若干、話がずれるかもしれませんが、)時価総額という言葉がありますが、これこそ"泡となって消えているだけ"という言い方が正しいかと思います。例えば、500億の時価総額が200億になっても、実際の現金300億がふっとんだ(or移動した)わけではありません。
お礼
やはり相場全体が下がれば、投資した資金は 帳簿上から減っていって どこの誰にも潤うことなく消えていくわけですね。 ありがとうございます。
- masuling21
- ベストアンサー率34% (2491/7233)
損切りした場合、お金は買ったときに出て行ってしまっていますので、投資資金が回収できなかったということになります。買えたということは売った人がいるので、お金はそちらに行っています。 株の場合、決済期限がないもので、必ずしもゼロサムにはならないと思っています。日経平均先物だと、決済期限があり完全なゼロサムの世界で、誰かの儲けは誰かの損失になります。
お礼
ありがとうございます。 つまり、時間的期限を考慮すると 結局は減った場合のお金も株式投資をした 誰かの懐を潤している解釈ですね。
- BlackGlass
- ベストアンサー率38% (16/42)
株を買えたのならば、売った人が必ずいます。 下がり相場ならば、過去に「高値で売った人」がいますから、 その人は、収益があったはずです。 「パイの奪い合い」であるなら、 上がり相場の収益と、下がり相場の損益とが等しいはずです。
お礼
ありがとうございます。 では、下がり相場でも上がり相場と 同じくらい利益がでている人もしくは利益額が 発生しているということですね。
- pbforce
- ベストアンサー率22% (379/1719)
塩漬けにした場合はまだ減っていませんので、どこにも行っていません。
お礼
ちょっと話が難しかったようですね。 塩漬けした株を売買して 損を確定させると その損の分は どこの誰のポケットにはいるのでしょうかね?
お礼
ありがとうございました。 むつかしいですね。