質問者様が言われているのは、最近の金相場についてということかと思います。
何年も前から見れば上昇してますが、ここ一年間は持ち合い相場。特にここ二ヶ月は狭いレンジ相場にハマっていますよね。
わたしが思うに、金は為替相場の銘柄と見てもいいと思います。
最近は南欧諸国の問題でユーロ安が進んでいますよね?相対的にドルは高くなり、ドル建ての金価格は安くなります。
ユーロは円に対しても安値を更新していますので、円建ての金も安くなります。
また、季節的な要因として夏場は「夏枯れ相場」という言葉があるように、大きな材料がない限り動きません。
投資ファンドが夏休みに入ることもあり、積極的な買いが入らないのです。買い手がいないと、いくら経済が悪くても相場は上がりません。
また、先月あたりから穀物相場が上昇しているのはご存知でしょうか。
異常気象の影響で産地で雨が降らず、穀物の状況は絶望的と言われています。
投資ファンドはこういった相場に仕掛けて利益を追求しているため、金相場はお留守になっているのではないでしょうか。
わたしの相場観ですが、金は秋まで横ばいが続くか、一回3800円割れ辺りまで下がるのではと思います。
今からすぐにどんどん上昇する材料は、ないと思います。
スパイダーゴールドシェアのETF残高の推移を見ると、これまでにもう充分買われたことがよくわかります。残高の推移は横ばいから少し減っており、利益確定が入っていることもわかります。
そのため、新たな買い手が出てこない限り、相場は上がらないのではないでしょうか?
いずれにしても金融緩和の期待も出てくるでしょうし年末にかけては上昇すると思いますが…
2000ドルが限界でしょうか…?5000円をつけるか…?
わたしは余裕を持って既に買っていますが…
こればかりはわかりませんね。
補足
大きく下がる心配はしなくてよいのでしょうか・