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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:キイロショウジョウバエの)

キイロショウジョウバエの遺伝情報と交雑実験について

このQ&Aのポイント
  • キイロショウジョウバエの遺伝情報について説明します。
  • 野生型の雄と伴性遺伝の実験を行う際に交雑すべき系統を選びます。
  • 常染色体上の遺伝で翅と眼の形質について独立の法則を確かめる実験方法について説明します。

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回答No.1

まず黄色ショウジョウバエの性決定は 性染色体がXX→雌 XY→雄 (1) Bの白眼因子をもつ染色体はI(X)染色体とありますから、I染色体=X染色体のことだと思います つまり伴性遺伝の実験を行うためには、性染色体になんらかの因子が乗っていないと雌雄の差が出ないので、X染色体に因子が乗っているBを選べばよいのです。 (2) 1の交雑実験は野生型の雄と白眼の雌です。 ので、交雑する性染色体はXYとX(I)X(I)です(Iは白眼因子です。この形質は劣勢なのでどちらのX染色体にもIが乗っていることになります) これを交雑すると、 XX(I)、XX(I)、X(I)Y、X(I)Yとなります。 これを形質であらわしますと、 XX(I)=野生型 X(I)Y=白眼となり、それぞれ同じ数ずつあるので 野生:白眼=1:1となります。 (3) 独立の法則とは、ある形質を表す遺伝子とまた違う形質を表す遺伝子(この問題では翅の形質と眼の形質)がそれぞれ違う染色体に乗っているとき、お互いに干渉しあうことなく配偶子に入る(受精する)というものです。 これを証明するには、翅の形質と眼の形質を表す遺伝子がそれぞれ別の染色体に乗っていなければなりません。 そこで見てみると、翅に関する形質はDしかありませんので決定します。次に眼ですがBは性染色体であり問題文上の常染色体上の遺伝という条件を満たしていないのでなし、FはDと同じ染色体に乗っているので無理、そしてEは常染色体ですし、Dと違う染色体ですので条件に合います。よってDとEが正解となります。 (4) Aは野生型、Cは黒体色 仮にこの形質を表す遺伝子を「R」で示すとします。 すると黒体色という形質は劣性ですので「rr」、野生型は「RR」となります。 この2組を交雑させると、F1の形質は「Rr」となります。 F1同士(Rr同士)を交雑させると、F2はRR、2Rr、rrとなります。この中でrrだけは劣性の形質が現れるので黒体色となるので除外し、残りの野生型の形質が現れるRRと2Rrを使います。 RRと2Rrを自由に交雑させる、ということは、4つの「R」と2つの「r」同士を自由に掛け合わせるということです。 つまり 4Rと2r×4Rと2rの組み合わせを考えるのです。 表を用いますと(見づらいですが)    |4R  |2r | 4R|16RR|8Rr| 2r |8Rr  |4rr | ということになります。 よって16RR、16Rr、4rrが出来上がります。 RR、Rrは野生型、rrは黒体色ですので、 野生型:黒体色=32:4=8:1 となるのです。

noname#71826
質問者

お礼

詳しい回答ありがとうございます。 すごくよく分かりました♪ 本当にありがとうございます。