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アンプ
マーシャルなどのスタック・タイプ・アンプのトーン・コントロールを、例えば、Bass/Mid/Trebleをオール10にするのと、オール0にするのとでは、出音は違うのでしょうか? また、それぞれを10/5/10にするのと、5/0/5にするのではどう異なるのでしょうか?(音量が下がであろう事は推測できるのですが、音質はどう変化するのか、ふと疑問に思いました。) 試した事ある方・知っていらっしゃる方・詳しい方、教えてください?
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これらのツマミを回すと、音量より音色が大きく変わります。 トーン(音色)コントローラーとして、低音・中音・高音の3つのツマミがあれば、 低音域Low 25~250Hz おおざっぱな目安として、ギターの4弦から下あたり 中音域Middle 150~2.5Khz ギターの4弦から上、1弦の開放弦あたり 高音域High 1.6~16Khz ギターのハイポジション~超ハイポジションあたりからもっとはるか上まで(メーカーによって設定が変わります) の高さの音に影響を与えるようになっています。 これらのツマミを回すことにより、アンプから出る音の、低音・中音・高音の配合比率を変えるのです。 低音域を絞ればベースの音が聞こえなくなることは想像できると思います。 高音域を上げれば、ギターの音がシャリシャリします。絞れば、柔らかい音になります。ギターの弦を1本鳴らすだけでも、実は、「倍音」と言って、開放弦よりうんと高い音が同時に発生しいて、この自然な配合でそのギターの本来の「音色」が決まります。低音がよく鳴れば、わりと「柔らかい音」という印象、高音がよく鳴れば、「堅い目の音」、もっと高音が鳴っていれば、ペンペンとした「薄っぺらな音」という感じになります。 アンプに付いているこれらのツマミを回して、その配合比率を適度に設定し、気に入った音色に整えます。そして調整済みの全体の音量はメインボリュームで設定します。 トーンツマミを回して、ボリュームを得ようとすることは普通はないと思います。
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- TAC-TAB
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再びTAC-TABです。 ご質問の意味が判りました。 パッシブタイプのトーンコントロールは、全開が生音ですから、いったんすべてを10にして、そこから引き算的な感覚で絞ります。従いまして、ツマミのいずれかが全開(10)で残っていることもあります。 質問者さんの言われるとおり、どれかが全開になっているほうが生音に不要な変化を与えないという意味で理屈にあっていると思います。 たいていは中音が全開で残って、中ふくらみのリッチな響にしている場合が多いです。 余談ですが、アクティブタイプのトーンコントローラはイコライザーと同様の役目をすると見ればよいので、私は、12時の位置を生音と見なして、左右に加減しています。
- bugtte
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オール0とオール10の違いは、音のハリ・粒です。 音量も変わりますが、オール0の場合薄っぺらくて音が軽く、安物のアンプのような音が出ます。
お礼
回答ありがとうございます。 やはりそうですよね。なんとなく、そうだろうという気はしてたんですが・・・・ ただ、レコーディング等で音を完璧に音を決めた時点で4/6/8とコントロール割合を設定してる人が、何故6/8/10にしないのかな~?と不思議に思ったんですよ。 10にしない利点があるのかな?と勘ぐってしまった訳です・・・。
お礼
回答ありがとうございます。お礼が遅くなって申し訳ありません。 大変詳しい御説明、大変参考になります。 ただ・・・正直まだイマイチ解せないのですが。 多くのアンプ・ヘッドはパッシブ・タイプのため10の位置が一番フラットな状態なんですよね? それなら、配合比率を(6:6:8となっているのを)そのまま増やして(8:8:10)にした方が良いのではないのかな?と思ってる私がいるんですが・・・。 そんなことは無いのかな~・・。