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PhotoShop6:CMYKでの色味が…。
PhotoShop6.0を使用し、フルカラーイラストを描いています。 作業モードは、RGBではなくCMYKモードで作成しています。 例えば、ある箇所を塗りつぶしたい場合や、文字の色を変える場合、カラーチャート?(ツールバーの 色のボタンをダブルクリックすると出てくる、グラデーションになった色見本)から色を選択しますよね。 ここで、どうしても原色が使用できないのです。 例えば、カラーチャートで原色の黄色や青を選択すると、どうしてもくすんでしまいます。 これはディスプレイ上の表示だけでなく、インクジェットプリンタでの印刷や印刷所へ発注した場合も そうです。(原画がくすんだ色なので、当然と言えば当然なのですが…) カラーチャート上の色は原色のまま、鮮やかな発色なのですが、実際にその色を選択し、範囲を指定して 塗りつぶしたり、文字を書いたりすると、くすんでしまうんです。 (レイヤー上に色を乗せると、くすんでしまいます) ツールバーに表示される"現在使用している色のボタン(?)"は、ちゃんと選択した原色で表示されています ので、ディスプレイの表示色設定がおかしいとも思えません…。 CMYKモードで原色を使うには、どうしたら良いのでしょう? できれば数値での指定ではなく、実際に色を目で見て選択し、そのままの色をレイヤーに塗りたいのですが…。 レイヤーはCMYKモードで編集していても、カラーチャートはRGBで表されているのでしょうか?? 超初心者なので、非常に判りにくい文章ですみませんが、よろしくお願いします。 *ちなみに、RGBモードでは原色での色塗りが可能ですが、どうしてもCMYKで作成する必要があるのです…。
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CMYKカラーモードで作成されているなら、多少は仕方がないと思います。 そのへんは#1の方と重複するので割愛します。 が、ぎりぎり出せる鮮やかな色を使える方法がないわけではありません。 以下、新規ファイル(RGBカラーモード)で作業してください。 カラーチャート、表示させますよね。 その画面をキャプチャしてペーストします。 それに「色域警告」を黒100%で実行します。 すると、CMYKカラーモードでは使えない(印刷に出ない)部分が真っ黒になります。 黒の部分と、あざやかな色の境界にある色は、CMYKモードでも使用でき、 かつ鮮やかな色、ということになります。 その色を拾って、作業用のファイルに色をつけてはどうでしょう。 時間があれば、色を保存してもいいですし。 RGBカラー作業、あとでCMYKカラーに変換するよりは こころもち鮮やかな色を使うことが可能です。 実はCMYKモードが使えなかったPainterで、印刷用データをつくるときに使った手です。 参考にして下さい。
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- mat-21
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CMYKで作成する必要性はオフセット印刷にするからですね。 オフセット印刷の場合、CMYKで印刷します。 Cはシアン=明るい青 Mはマゼンタ=赤というよりピンク Yはイエロー Kは黒 CMYKモードでいくら描いても画面ではRGB(ブラウン管)表示です。 だから、画面で描いた色で、オフセット印刷しても絶対同じ色になりません。 そしてCMYKでの掛け合わせの色しか印刷できません。(特色を使用しない場合) インクジェットで出した場合も、最終的にオフセット印刷する場合は、インクジェットの出力した色合いは何の参考になりません。つまり、出力機によって色は異なるのです。比較的画面での色合いは、インクジェットの場合、近色で出ます。しかし、オフセットの場合、指定した色で印刷します。例えば、C100%M80%のように。よって、最終的にオフセットで印刷する場合は、画面の色は信用せず、手元にCMYKのカラーチャートを用意しての色づけが必要かもしれません。だから、実際、印刷が上がるまでどんな感じかわからないのが実体ですが、オフセット印刷の場合、本番印刷のまえに色校正用に2~3枚ほど見本を印刷してくれますよ。 細かいことはいろいろありますが、出せない色は特色印刷しない限り無理ですね。例えば、グリーンやオレンジなどは、難しい色なのです。エメラルドグリーンなんて出せないし、琥珀のようなオレンジも難しいとされています。 ちなみに黒を塗るとき、K100%だけでなく、CMYKとも100%にするとかっちりとした黒で出ますが、それだけインクが乗っているので印刷が乾くのに時間が掛かります。あわてて納期をせまると裏写りしてしまいます。 M100%K100%にすると赤っぽい黒で印刷されます。 このように印刷しないとわからないのが実体かもしれません。K100%だけの場合とM100%K100%にした場合では、画面上では一緒に見えるの難点ですね。 アドバイスですが、黒から赤へのグラデーションは、 K100%→M100%Y100%ではなく、 K100%M100%→M100%Y100%の設定になります。 違いはやって比べるとと解ります。
お礼
お返事が遅くなってしまい、すみませんでした。 皆さんの回答を参考に、細かく色を指定したい場合は、数値で指定した方がより正確だと いうことで思い直しました。(GUIにこだわりすぎていたようです…) オフセットの場合、これまではインクジェットプリンタでの出力による色見本を印刷所に渡し、 出来るだけ近い色になるように調整してもらっていたので、こちらの希望する納期に 間に合わなかったり、予想と違ったりということがあったりで、出来るだけ自分で 完成原稿を作成したいと思っていました。 とても参考になりました。 アドバイスありがとうございました。
補足
しばらくネット環境を離れていたため、質問の締切が非常に遅くなってしまいました。 皆さん、たくさんの回答やアドバイスをありがとうございました。
カラーピッカーで、パレットから色を選ぶのではなくて、CMYKの欄に数値を入れて色を指定してもできませんか?それがいちばん確実ではないかと思いますが。
お礼
すみません。お返事が相当遅くなってしまいました。 やはり、細かい色の指定は、数値入力で賄う方が正確なようですね。 できるだけ簡単にやりたかったもので…。 下手にツールを使って、却ってややこしくするよりは、確実な方を選ぶべきですね。 度々の回答、ありがとうございました。
他の方が言われているように、CMYKでは『物理的』に使われる色が限定されるために、tomo_t_21さんが望まれるような色は出せません。 どうしても、という場合には、『特色指定』という方法を使います。Illustratorなどでは、あるオブジェクト(文字やイラストなど)をCMYK以外の色(DICとかTOYOとか)で作っておき、4版+αの状態にしておくのです。それで、印刷するときにはその指定のインクで特別に刷り足してもらいます。(都合、値段も上がります。インクジェットプリンタではこの方法では色は出ません)派手な蛍光色などを使った印刷物などはこの方法で刷っているはずです。 Photoshopの場合は、CMYKモードからチャンネルを増やして(アルファチャンネル)特色扱いにする方法ができそうな気もしますが、ちょっと違うかなあ(もしくはマルチチャンネルで)。ただ、文字など独立したオブジェクトはできますが、描いている絵の中でナチュラルに原色を混ぜたい場合は難しいと思われます。 印刷屋さんにこの方法はできるかどうか聞いてみられたらよいかと思います。
お礼
>『特色指定』という方法を使います。 一般(?)に言う、5色分解、6色分解…ということですよね? 4色カラーの印刷物に、蛍光色やメタル系のインクを乗っけたりする…。 他の方が、4色分解で原色(に近い色)を使用しておられるのを見たので、どうにか自分でも できないかと試行錯誤していた次第です。 アドバイスありがとうございました。
補足
補足で一つ質問です。 CMYKで原色が出にくいということは判ったのですが、何故、"黄色"が出ないのでしょうか?? Y(イエロー)を使用している以上、原色の黄色は出るはずだと思っていたのですが…。 原色の黄色を使用したい場合にも、#1や#2の方々のような方法を取らなければいけないの でしょうか? CMYKモードでカラーチャートを開き、黄色を選択しても、レイヤーに乗せると、くすんだ色に なってしまいます…。(モニタ上、プリンタ出力、オフセット印刷どれでも) CMYKモードで原色の"黄色"が使用できないのが、非常に謎です…。
- nipotan
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多分、原色の殆どは色域外になります。 どういう事かというと印刷デバイスで CMYK のインクを用いて出力することが物理的に "不可能" な色という事です。 Photoshop 6 はどうだったかわからないですが、三角の!マークの標識のようなのが出ませんか?(手元の Illustrator や Photoshop 7 では出ます。) そのマークが出てたらそのマークの横に、選択した色とは微妙に異なる色の枠が出ると思うのですが、その色が CMYK 範囲内の近似色です。 ソレをクリックすれば、近似色に置き換えられますが、モニタ上では、想像以上にくすむと思います。ただ、印刷をすれば、自分の思っていた色に近くなるかもしれません。モニタ上でくすんで見える色も印刷デバイスを通せば、それなりの補正はしてくれるはずです。 また、CMYK のカラーチャートには、どうしても原色に近い色も出ないと思います。 どうしても原色に近い感覚で作成をやりたくて、CMYK で作成しなければいけないのであれば RGB で編集して、CMYK 変換してみてください。 変換後、モニタ上ではくすみますが、印刷かければ、ある程度は希望の色に近づくと思います。 モニタのように「発光」するもので色を見るのと、紙のように「光の屈折」で色を見るのでは異なるので、その差異が「くすみ」を生むんだ思います。
お礼
やはりCMYKで原色を出すことは難しいのですね。 >三角の!マークの標識のようなのが出ませんか? 出ません。6では出ない仕様なのか、私の使い方が悪いのか…。 ツールバーの"現在使用している色"(描画色)には、原色で表示されているのに、 レイヤー上に乗せると、くすんだ色で表されてしまうので、何だか使いにくいのですが…。 RGB→CMYKの変換をすると、全体的に色味が変わってしまいますので、できれば避けたい と思っていたのですが、やはりその方法しかないのでしょうか。 早速のご回答ありがとうございました。
補足
使用目的を書いていないことに気付いたので、補足します。 CMYKモードで原稿を作成する目的は、印刷所への入稿(オフセット印刷)ためです。 モニタ上やインクジェットプリンタ出力での色味が悪くても、オフセット印刷で 希望する色が出せれば、問題ありません。 また、印刷所によってはRGBモードで入稿したものをCMYKモードに変換してくれることは 知っていますが、完全原稿しか受け付けない印刷所を利用したい場合があるので、自力で CMYKモードでの原画作成を行ないたいのです…。 言葉足らずですみません。
お礼
まったく想像もつかなかった方法でした。 ネットに接続している端末とグラフィック処理している端末は別の場所に あるので、まだ試してはいませんが、後でやってみたいと思います。 ありがとうございました。