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俗語の「濃い」を辞書風に定義すると
なかなか言葉だけでは説明しにくいですが、「個性が強い」とか「アクが強い」などの意味で、「濃い」とか「濃すぎる」などの言葉が俗語として使われていると思います。私なりに解説すると、上記の通り「個性が強い」「アクが強い」となりますが、こういう俗語に対する辞典がどこかにあれば、この「濃い」という言葉は、どういう意味になりますか。ウェブ上でも出版物でも、そのようなものをお持ちの方、ご教示いただきたく、お願いします。
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『明鏡国語辞典』(北原保雄編、大修館書店、2003年) →http://www.taishukan.co.jp/meikyo/meikyo_can_top.html こ・い 【濃い】 《形》 (7) 〔俗〕 どぎついくらいに印象的なさま。「キャラクターが―」「―顔つき」 --------------------------- 『日本俗語大辞典』(米川明彦編、東京堂出版、2003年) →http://www.tokyodoshuppan.com/cgi-bin/menu.cgi?ISBN=4-490-10638-6 こい (濃い) [形] (1) 顔の彫りが深くてくどい。反対は「薄い」。若者語。 ◇ 『現代用語の基礎知識 2001年版』 若者用語 「濃い 顔のつくりがくどい」 (2) 性格がきわめて変である。若者語。 ◇ 「あの子、性格濃いからな、つき合ってる人いないよ」 (3) 人が相手に与える印象が強烈であるさま。いいとも悪いとも評価できないさま。若者語。 ◇ 「濃いなあ、めっちゃ目立つ」 --------------------------- ということです。
お礼
ありがとうございます。まさしく、私が望んでいた通りのご回答でした。俗語辞典をいろいろお持ちなのですね、大変助かります。「濃い」という語をテレビなどでよく聞くのですが、俗語であり正式な日本語ではないので、なかなか自分で使う気にはなれず、意味をしっかりと他者に説明できるようになっておきたいとずっと思っていました。誠にありがとうございました。