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大学教員になる方法
私は一度社会を出て、どうしても研究職に就きたくて2年浪人をして大学に入りなおし、生命科学の勉強をしています。今現在、大学三回生で 27歳です。 大学で勉学を励んでいるうちに将来はアカデミックな研究をしたいと考えていて、大学の教授にないたいと考えており、大学院試の勉強をしています。 でも周りの学生より年をとっている為、将来が不安です。やはり、大学教員になるためには現在の年では無理なのでしょうか?可能ならどのような方法で、また大学院は旧帝国大学に進学したほうが良いのでしょうか? アドバイス待っています。
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質問者が選んだベストアンサー
大学教員になるには、まず必要なのは博士号です。これがないと研究者ではありません。 次に大学院は旧帝大がいいと思います。専門にもよりますが、その専門でトップのところを探すのがいいと思います。 また、大学教授は、博士号取得後海外でポスドクとして働いている人も多いので、大学院在学中に海外の大学を探しておくのもいいと思います。 企業では、年齢制限などもあるため研究職は難しいと思います。しかし、分野によっては官公庁で募集をしていることもあるので、よく調べておいたらいいと思います。 最後に、研究職には全員がつけるわけではないので、博士課程取得中から、研究職につけなかったらどこにいくかを考えておくことも重要だと思います。35歳までに正社員として就職できなければ、なかなか厳しいので妥協も必要かもしれません。
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- BASKETMM
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たまたま面白い本を読んでいます。生物と無生物の間という題名で、講談社現代新書、福岡伸一著。83ページからの数ページを読んで下さい。本屋での立ち読みでも、図書館でもよいでしょう。売れている本ですからどの本屋にもあります。日本アメリカにおけるポスドクの悲哀が、書かれています。 博士号と掛けて足の裏に付いた米粒と解く。 そのこころは、取れないとけったくそが悪いが、 取っても喰えない。 教授の席が取れても、予算の取り合いがあり、居心地はよくないですよ。実験にはお金が掛かり、ボス猿がお金をとりしきるし、産学共同研究の伝てでもあれば万歳ですが。(友人の経験より)
- sapisapi
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分野にもよりますが、生物学などの自然科学であれば35歳が一つの目安です。35歳までに助教などのポストに就けないと、以後は厳しくなります(なぜなら助教や各種ポスドクの採用基準として35歳程度までという事例が圧倒的多数を占めますから)。 そのため、質問者さんが博士課程を順調に修了(博士号を採る)するとして、その頃の年齢は33歳程度になっていると思われますが、それ以降、2,3年の内にポストに就く必要があります。そういう意味では、申し上げづらいですが、将来の見通しは厳しいです。 ただその一方で、海外では日本ほど年齢に厳しい状況はなく、もっと実力・実績で評価される世界が広がっています。ですから、本当に研究者になりたいのであれば、修士課程からでも海外を目指し、海外で永住する程度の覚悟で研究に没頭すれば、道は開けるのではないかとも思います(特に外国では人生の寄り道をして博士課程へ進む人も多いです)。
お礼
私も自分の年が一番気になっていました。でも年齢は上がるのですが、自分はどうしても将来は研究職には就きたいと考えているので大学院には行こうと思います。それに外国に行けば道が広がるのですね。アドバイスありがとうございました。
- xen1234
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最初にことわっておきますが、希望は誰にでもあるということは間違いありません。 #1さんのおっしゃることは理想論として、私はアカデミックに身を置くものとして、現実を書き込みたいと思います。 まず、年齢ですが、関係あります。 教授への道程ですが、 博士号取得→ポスドク→助教→准教授→教授 もしくは 企業で研究してて珍しく論文を書いている→(准教授)→教授 です。 後者は非常に稀です。なぜなら企業ではあまり論文を書くことができないからです。 質問者さんの立場から前者の話をメインにします。 前者のポストであまりなじみのないものはポスドクでしょうか。 はっきりいって、助教以上のポストというものはあまり求人がありません。 また、任期がない助教以上のポストとなるとさらに求人がなく、助教以下はほとんどが任期3年以下で次のを探さなければなりません。 そんな任期のない助教以上を目指すものは、まず求人を探しながら 研究室や数年のプロジェクトなどで予算がついて採用できるポスドクとして雇ってもらい、業績をためるのです。 道程のどのポストも採用試験なんてありません。 では、なにが採用基準かというと「業績=論文」になります。 論文とはもちろん国際的な雑誌に投稿した論文のことです。 ただ単に数ということだけでななく、インパクトファクターという雑誌のランクも関係します。 その最初のステップであるポスドクですが、採用できる年齢は35歳までがほとんどです。 つまり、最初に年齢が関係すると言ったのは 業績をためるためのポジションであるポスドクは35歳までなので、 次のポストを得るための期間がかなり限られてくるということです。 年齢的な理由で、次のポスドクを見つけることができずに、 アカデミックをあきらめて企業に就職した人も私は知っています。 最初にも言いましたが、誰にでも希望はあります。 私はやめろと言っているのでありません。 ただ、私が知っている現状です。 あと、研究はアカデミックでなければできないということはありません。 企業でもできるということを頭に入れたほうがいいと思います。 給料や待遇もいいことが多いですしね。
お礼
そうですか・・・現実は甘くないですね。私も自分の年が一番気になっていました。でも年齢は上がるのですが、自分はどうしても将来は研究職には就きたいと考えているので大学院には行こうと思います。アドバイスありがとうございました。
- bekkai
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こんにちは。 年齢はほとんど関係ありませんよね。一般的なコースで言えば、自分の進みたい研究室の助教(助手)、講師、准教授、教授と進んでいくのが多いですが、民間企業などで働いている人でも、優れた業績を残している人は、いきなり教授として迎えられることも珍しくありません。 教授になるためにどういうコースを歩めばいいかを考えるより、自分のやりたい研究は何か、ということを考えた方がいいと思いますよ。その結果、その研究成果が認められて、他の大学から上の職で声がかかるということが多いですから。 もうひとつ、どこの大学院に行くべきかですが、単純に教授の出身大学をみれば、それは東大とか、京大ということになるのでしょうけど、それぞれの大学院で特徴がありますよね。こういう分野で優れた業績を多く残しているとか。そういったことを調べて判断した方がいいと思いますよ。教授になるために、自分の本当にしたい研究以外をこれからずっとやりますか?辛辣なことを書かせていただきますが、ちょっと考え方が打算的すぎるような気がしますよ。 がんばってください。
お礼
そうですか、やっぱりずっとその研究をしていくのだから、やりたいことをやっていくべきですよね。もう一度よく自分が何をやりたいか考えてみようと思います。アドバイスありがりがとうございました。
お礼
現代新書ですね。また一度呼んでみたいと思います。そうですか、やっとの思いで教授の椅子をとっても、大変なんですね。うちの大学の教授陣たちも苦労してると今、知らされました。アドバイスありがとうございました。