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反日がガス抜きであると記載している文献
反日運動が起こる国の政府が反日運動を国内不満のガス抜きとして利用しているという話を聞きますが、その事を記載している本新聞記事などありましたら教えてください! 論文でこのことを論拠の一部にしたいと思っており、探したのですがなかなかこれだと思うものが見つからなくて・・・ 適当な文献をご存知の肩がいらっしゃいましたら回答をお願いします。
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- sudacyu
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適当な文献がないのは、国内不満のガス抜きというのが、あまり本筋ではないからでしょうね。 中国の場合、子供向けの教科書の記載内容から見て、「共産党一党独裁」を正当化するための材料として使っているのは明らかと思います。 韓国の場合、中国や日本など隣の大国の対外政策から、大きな影響を受け続けてきた経緯があり、感情的な民族主義が国策に影響しています。 また、互いに戦い現在も軍事的緊張関係にあり、民族を二つに分けている国家、韓国・北朝鮮の「民族統一」を目指すために、『朝鮮戦争』を強調せず、両者の間で全く同じ見方のできる唯一のものといってよい『日本統治時代に対する反対姿勢』を前面に押し出した教育を行っています。 これらの「教育」の結果、若い世代の国民感情のベースに『反日』感情が刷り込まれています。 ですから、「政府がガス抜きとして利用している」のではなく、「ガス抜きをしないと、爆発する恐れがある」というのが、実際の状況で「国民の側が、反日を口実に鬱憤晴らしをしている」のが実情です。 つまり、政府が自国の内政的理由で偏った歴史教育をしているために、国民の側がそれに乗っかって、『政府が口を挟みにくい「反日」で、政府に対する鬱憤晴らし=ガス抜きをしている』という状況で、中国の場合はそれが顕著です。 中国は、日本から輸入した工作機械で製品を作り輸出することで、年間20兆円以上儲けています。 中国政府としては、このおいしい状況を出来るだけ長く続けたいので、国民の反日感情が「靖国神社参拝」などで爆発しない事を望んでおり、小泉首相の参拝時には直ぐに「会談すっぽかし」などの、見た目は派手だが中身のない、口先・ポーズだけの不快感表明を行い、中国国民の政府に対する鬱憤晴らしが起こらないようにしています。 このことは、最近の中国での反日行動は、中国側から仕掛けたものはほとんど見られず、日本の「国連常任理事国入り」の動きや「靖国神社参拝」に対するリアクションである事でも分かります。 日中貿易は『大儲け』の種だから大切にしたいが、「共産党一党独裁の正当化教育」をやめるわけにはいかないのが、中国政府の泣き所です。
- tyr134
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「ガス抜き」という表現が、いつ頃、誰が言い出しのかは分かりませんが、似たような論は政治学や哲学の世界では結構メジャーであるといえます。 よく言われるのは、「内部の団結を強めるために、あえて外部に敵を作り結束を図る」という事。 そして、「内部の不満を外部への敵対心にすり替えて(所謂スケープゴート)体制の安定を図る」という事。 この論理が、中国や韓国の反日運動にも当てはまる。。。という論理ですね。 この政治手法を最も上手く(?)使ったと言われるのが、ファシズム体制ですね。 ヒトラーとムッソリーニです。 ここでは、共産主義・自由主義・ユダヤ民族などが敵とされ、結果民衆の一体感を昂揚させ、全体主義的な政治が行われていったと指摘されています。 なので、新聞などの報道をあたるよりも、政治学や歴史書などを当たってみたほうがいいかもしれません。
- nishikasai
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中国のような貧富の差が激しい国、そして高官による汚職が頻繁にある国、そしてその不満を力で抑え付けている国では、外部に敵を作るのが一番です。 日本は過去に中国を攻めた、日本は豊かだ、そして軍隊がないからいくら挑発しても攻められることはない。こんな便利な国はありません。アメリカやロシアを攻撃すると軍隊がやってきますからうっかり攻撃できません。日本がもっともガス抜きにふさわしい相手です。 でもいまはやめました。二つの理由からです。 一つはやりすぎたことで日本の経済力がインドなど他国に向かうようになった。これはまずいと思ったんだろう。 もう一つは北京オリンピックが近づいたのでこれでしばらくの間、国民の心を一つにすることができる。当分ガス抜きは必要ない。だからオリンピックが終わればまた反日が始まるかもしれません。日本は対抗策としてインドやインドネシアなどの友好国としっかりとした協力関係を結ぶことです。そしてロシアとも領土問題を解決して平和条約を結ぶことも大切です。
- underware
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よく聞く言葉のような気がしますが、ガス抜きで検索したところ、確かにまともなものってないですね。 言葉が悪いというか、一般的なメディアで使う言葉ではないのでは?「批判をかわす」という言い方で検索してみたらいかがでしょう。 私の知る範囲では産経新聞の黒田勝弘さんとか櫻井よしこさんが日韓関係でがそのようなことを書いていたという記憶があります。 政府の人が「ガス抜き」をするなんてまず公表しないので、こういうのってオフレコの世界だと思うんです。政府高官のオフレコの話は特派員とかそういうレベルの人じゃないと聞けないと思う。 あなたに時間があって、論文の主張の「裏」が取りたいんだったら、政府高官と接触したことがあるような人やその国の大学教授とか知識人に意見を求めた方がいいと思います。「ガス抜き」なんて、誰もがそういう話を信じているかもしれないけどニュースソースがあやしいと論文のレベルが下がると思う。