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書籍に詳しい方(蔵書印について)
古本などを買うと、 よく個人の蔵書印が所々に押してあるのを見かけますが、 蔵書印を押すページにはルールのようなものがあるのでしょうか? それとも適当に好きなページに押してあるのでしょうか?? 書籍のことまったく分かりません。よろしくお願いします。
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正しい場所というのがあるのかどうかは存じませんが。 以前、和綴じの書物の蔵書印を調べる仕事をしたことがあります(図書館内にある和綴じ本のうち、特定の蔵書印が捺されている本をリストアップするという仕事で、蔵書印に関する研究ではなかったのですが)。 和綴じ本の場合、多くが、表紙の裏か、本文の1行目(書名と著者名が書かれているあたり)に捺されていることが多かったように思います。 まれに、裏表紙の裏側や奥付の近辺に捺してあるものもありました。 昔はそういう場所に捺されていたことを考えると、現在の本でも、表紙の裏とか、タイトルの書かれているページ(見返し、扉)などに捺すのではないかと思います。 また、奥付付近というのも、古本屋ではよく見かけるような気がします。 個人的な感覚では、本文のページ上に捺すのはちょっと……という感じで、なるべく何も書かれていないページに捺すのがいいように思います。 蔵書印というのは、“誰の持ち物かを示すもの”だと思いますので、そういう意味からも、本文ではなく、表紙もしくは裏表紙に近い場所に捺すのがよいのではないかと思います。
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- gardensmay
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エクスリブリスですね。私も使っています。 私は、最初に古書店の、素敵なものならよいのですが 値段だけ書いてある白いぺらの値札が のりでつけられたところの跡を隠したいという目的で つけ始めましたので、後ろの表紙の右側、という ところにつけています。(文庫本は鉛筆で サインと購入場所、日付をうすく) だいたい、古書店で購入した本にも、 蔵書印がおしてあるものは、裏表紙近いところのほうが 多いです。私のものは、上記の目的もあって 印鑑ではなく、自分のイニシャルと昔風の 絵柄を組み合わせたものをコピーして、 それをはがれる糊か、古本の値札をはがしたあとが あまりに汚い場合はしっかりつくのりでとめています。 小さい蔵書印の場合は、図書館のように、 本をしっかり閉じて、本の上か下におしてあるものも ありますね。 ただ個人的には、やっぱり裏の表紙の右側がおちつきます。
補足
アドバイスありがとうございます。 「エクスリブリス」と言うのですね。 やはり裏表紙などに押す場合が多いみたいですね。 閉じた本に押したものは長い印鑑などを見かけますが、 きれいに押す自信がないかも・・・ gardensmayさんは、ご自身で考案したデザインを 使っていらっしゃるのですか。素敵ですね。 参考にしたいと思います。
もう昔の事、篆刻をしていた友人から蔵書印を頂戴しました。 以来、それぞれの本に相応しいと思われるページに押印していました。 ルールがあるのだとしたら、私も知りたいものです。
補足
早速のアドバイスありがとうございます。 補足として個人的なことをお伺いして恐縮ですが、 もしよろしければ、madogiwaobさんの場合は、 「それぞれの本に相応しいと思われるページ」とは、 どのようなページに押していたのか教えていただければ幸いです。 印象に残ったページとかでしょうか? それとも章の最初のページとかでしょうか? できる範囲でかまいませんので教えていただければ・・・
補足
アドバイスありがとうございます。 私も本文のページに押すのはちょっと抵抗があるのですが、 しばしば、何ページかごとに押しているのもあって、 何かルールでもあるのかなあ?と思って質問しました。 神経質なのかもしれませんが、やはり宝物なので・・・ Samantabhaさんのご意見を参考に、見返し、扉、奥付け付近で 思案したいと思います。 参考になりました。