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抗がん剤

TS-1という抗がん剤を一日3回、平日のみ飲まれてる方がおられるのですが、抗がん剤で身体がなれて効かなくなるという事はあるのでしょうか?

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  • tnmg4
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回答No.4

悪性腫瘍と確定診断されサバイバルするための鉄則は……、(1)ご自分の悪性腫瘍(食道癌)に関する臨床所見(「TNM分類」と「進展部位」=[上部食道 vs 中部食道 vs 下部食道])と病理所見(「組織型」と「分化度」)を、主治医に尋ねるなどして、詳細かつ正確に知っておくこと。(2)は(1)に対して提示された治療戦略が、ご自分の悪性腫瘍(食道癌)には、果たして最善の治療(初期治療で再発や転移を来さない治療戦略)であるか否かを判断出来るようになるためにも、エビデンスの高い治療情報や医学知識を検索しておくこと。(3)は(2)で提示された治療戦略を、主治医による説得ではなく、自ら納得した上で、あとは癌治療にひたすら専念すること。(4)再発や転移を来した場合の次善の治療戦略も考慮しておくこと。 悪性腫瘍は、時間の経過と伴に浸潤・転移・再発を来す致死的な疾患です。それだけに主治医はじめ医療スタッフ側だけでなく、癌患者さん側にも諸検査や手術の同意書にサインするなど治療の選択に対して、絶えず癌患者さんの判断=自己責任が求められます。それ故に、癌患者さんもある程度は医師と同等の医学知識や治療情報を少しは学んでおかなければ、いずれは生または死という結果で自分自身に跳ね返ってきます。 今回までの質問から推察するに……、私ならば適切な回答やアドバイスを得るために、例えば以下のように質問を記します。 ■想定質問文:60歳男性。4ヶ月前に食道癌と確定診断。臨床所見は、進展部位は「中部食道」※(肺への転移から推測)。TNM分類は「T3/N1/M0」※(術後の経緯から推測)。病理所見の組織型は「扁平上皮癌」。分化度は「低分化」でした。主治医から提示された治療戦略は、(1)外科的摘出術(所属リンパ節郭清術と食道の再建術)と、(2)放射線化学療法でした。私は身体的侵襲を考慮して(2)を選択して治療を開始しましたが、4週目に肺への転移をCT検査で指摘され、放射線化学療法は一旦中断して、現在はTS-1とクリスチンで肺転移した腫瘍の進行を食い止めています。今後はどのような治療が考えられますか? ■想定回答文:先ずは、完治していない食道癌と転移性肺癌の進展を精査した上で、(1)食道癌に対しては放射線化学療法を再開する。(2)肺転移した腫瘍に対しては、3cm未満×数個ならば、ラジオ波治療を施行した上で、術後に新たな補助化学療法を施行する。 上記の質問と回答※(可能性としてお考えください)は仮定の展開ですが、このような質問を寄せられたならば、確実な回答なりアドバイスが得られると思います。どちらにしましても、エビデンスの高い以下のサイトで食道癌に付いて、改めて医学知識と治療情報を学んでください。癌治療はある一面で情報戦とも言えます。質の良い情報が身を守ります。 ■がん情報サイト 世界の標準治療が網羅された米国国立癌研究所(NCI)の日本語監訳サイトです。「PDQ日本語版/専門家向け」→「治療/成人」→「食道癌」とお進みください。 http://cancerinfo.tri-kobe.org/​ ■コンセンサス癌治療 日本の標準治療が写真や図解入りで解説されたサイトです。 http://www.cancertherapy.jp/top.html​ ■がん情報サービス NCIの日本版を目指したサイトです。「各種がんの解説」から「食道癌」とお進みください。 http://ganjoho.ncc.go.jp/public/index.html

wakeranai
質問者

お礼

回答ありがとうございますl。 本当に詳しく、また分かりやすいサイトまでご紹介してくださり、感謝しています。自分で色々なサイトを調べていた時には、たどり着けていないものばかりでした。 サイトを読んで、改めて回答者さまのご意見にもどり…を何度か繰り返していました。 つくづく現状のきちんとした把握が今後の治療にも対処にもとても必要だという事を理解しました。 今日、ご本人に臨床所見と病理所見をお医者さんに聞いてもらえるよう、伝えました。なぜ知る必要があるのかも一生懸命説明してみたのですが、ご本人がどう理解して、またお医者さんに聞いてくれるのか、まだ分かりません。 その状況が分かり次第、さらに勉強をして行き、よりよい対策を考えたいと思っています。 また、分からない事があれば、ご相談に乗っていただきたいのですが、その節には、どうかよろしくお願いします。 本当にありがとうございました。

その他の回答 (4)

  • tnmg4
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回答No.5

URLの訂正です。 ■がん情報サイト 世界の標準治療が網羅された米国国立癌研究所(NCI)の日本語監訳サイトです。「PDQ日本語版/専門家向け」→「治療/成人」→「食道癌」とお進みください。 http://cancerinfo.tri-kobe.org/ ■コンセンサス癌治療 日本の標準治療が写真や図解入りで解説されたサイトです。 http://www.cancertherapy.jp/top.html ■がん情報サービス NCIの日本版を目指したサイトです。「各種がんの解説」から「食道癌」とお進みください。 http://ganjoho.ncc.go.jp/public/index.html

wakeranai
質問者

お礼

ありがとうございます。 これからも何度も教えて頂いたサイトを読み返しながら、対策を考えていきます。

  • tnmg4
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回答No.3

その方の原発腫瘍である食道癌の臨床所見(TNM分類の各数値には、以下の診断情報が示されています。Tは腫瘍の進展度。Nは所属リンパ節の転移の有無と程度。Mは遠隔転移の有無)も、病理所見(組織型は扁平上皮癌が最多ですが、悪性度を示す分化度は如何でしたか?)も示されておりませんが、食道癌に対して完治を目指した外科的摘出術が施行されました。 (1)先ず、食道癌に対する摘出手術は右開胸する非常に身体的に侵襲度の高い手術です。 (2)しかしながら、残念なことに肺転移を引き起こしてしまった。 ということは……、原発の食道癌は完治しておらず、しかも肺転移という状況下でのTS-1とクレスチンによる化学療法ですので、癌の進行を食い止め、癌の進行による症状増悪を緩和すると伴に、完治は望めなくなったが、少しでも延命に繋げる治療かと思います。 以上の理由から、今後非常に厳しい病態を迎えられる。と記した次第です。但し、今日明日という差し迫った時間ではなく、半年から一年単位で、さらなる癌の進展が見えてくるのでは、と、あくまでも予測に過ぎません。

wakeranai
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 今回の回答者様のご意見を見て、理解できない言葉がいくつかあり、調べてみました。そこで改めて癌について理解していく中で、私ばかりか、当の本人でさえ癌に対してあまりにも無知であることを知り、愕然としました。 実は、ご家族の方には不安がらせてしまうのが嫌だという強い思いから、あまり家では病状について話されていないそうなんです。 ただ、押し寄せる不安に耐え切れず、どうしてもお酒を飲む量が減らせないとの事なんです。 毎晩、缶ビールを2本、焼酎を5~6杯飲まれているそうです。煙草は吸われません。 今日、病状についてもう少し聞いてみたのですが、肺癌の種類は聞いておられない、あまり詳しくお医者さんから病状を聞いていないとのことでした。 というのも 病気発覚当初、セカンドオピニオンについて、お医者さんに相談したところ、嫌な顔をされてしまった事と、ご自分のお母様が同じく肺癌になった時に(亡くなられました)、免疫細胞を増やす治療というのを受けられたそうなのですが、その話をお医者さんにした際に「だまされないように」とだけ冷たく感じるような言われ方をした事、それと、余命を宣告されてしまうのではないかという恐怖があったからだそうです。 ご本人曰く、まな板の鯉の心境だとか… 現在のTS-1とクレスチン治療をされる前に、入院しての点滴による抗がん剤投与とコバルト治療をされていたそうです。点滴の方は効果はなかったそうです。 コバルト治療は、胃への負担を考えて、様子を見て、日をあけてされるらしいんです。 その間のTS-1とクレスチン投与のようでした。 TS-1の投与法は、初めから5日続けて2日あけるという方法だったようです。 今回、回答者様が記入して下っている、臨床所見も病理所見も本人も知らないのではないかと… しつこいようで、本当にお聞きするのも申し訳ないのですが、 このような状況でも やはり今後、非常に厳しい病状を迎えられると予想されるでしょうか。 また、今後の事を把握するためにも臨床所見と病理所見は、理解していた方がいいでしょうか。 ご迷惑でなければ、教えてください。

  • tnmg4
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回答No.2

「TS-1」は、胃癌・結腸癌・直腸癌・頭頸部癌・非小細胞肺癌・手術不能乳癌・再発乳癌・膵癌・胆道癌に適用される抗癌剤です。 「クレスチン」は、 直接的に腫瘍細胞を攻撃するものではなく、免疫系の活性化によって、「TS-1」の抗悪性腫瘍効果を高める働きをする薬剤です。 「TS-1」の投与方法としては、4週間投与して2週間休薬する。以上を「1クール」とするのが一般的です。現在の投与方法は、糖尿病とはあまり関係はないと思いますが、主治医の判断と裁量によるものと思われます。 ところで、同じ臓器が原発の悪性腫瘍(癌)でも、原発腫瘍の組織型(悪性腫瘍細胞の違いで、肺癌は「小細胞癌」「扁平上皮癌」「腺癌」「大細胞癌」と大きく4つの組織型に分類される)が異なれば、治療戦略も全く異なります。特に肺癌では小細胞肺癌とその他の非小細胞肺癌とでは顕著です。その上、原発の悪性腫瘍と転移した悪性腫瘍(転移した腫瘍は原発腫瘍の性質を引き継ぐことが多い)では、性質も異なってきます。 ですので、食道癌に対して摘出手術が施行された後に、肺癌が発見されたと記されていますが、食道癌からの肺転移または原発肺癌と食道癌の重複癌のどちらにしても、その方は非常に厳しい病態を迎えられております。No.1の回答で記したように、現在の抗癌剤治療は、あくまでも症状緩和や延命目的で投与されていると思われます。

wakeranai
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 私もTS-1について自分なりに調べている時に、肺癌にはいくつかの種類がある事を知り、どの肺癌なのか気になったのですが、食道ガンからの転移で、肺に3つ癌が出来ていることしか、知らなかったようです。 現状として、“薬になれてきたのか、効果がないみたい…”と聞き、TS-1について調べていくうちに、なにぶん素人なものですから、投与法にとても不安をおぼえてしまっていました。 でも糖尿病とも関係なく、このような投与の仕方もあるんですね。。。安心しました。 出来る限り病状を把握し、負担になり過ぎないように、周りでサポートしていきたいと思っています。 “非常に厳しい病状を迎えられております” というのは、どの部分からそう思われるのでしょうか? 癌の経緯と治療法からでしょうか? 何度も質問をしてしまい、本当に申し訳ありません。

  • tnmg4
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回答No.1

TS-1を含めて、どの抗がん剤でもやがて薬剤耐性が生じて効かなくなります。但し、一定期間休薬することで再び薬理作用を発揮する抗がん剤もあります。抗がん剤が、処方される癌患者さん(の癌細胞)に対して、果たして効くか効かないかを判定する「抗がん剤の感受性試験」を実施している病院もあります。 さらに、抗がん剤治療(化学療法)単独で寛解(完治)する悪性腫瘍は、造血器由来の一部の白血病と悪性リンパ腫など非上皮性悪性腫瘍と、上皮性悪性腫瘍では精巣腫瘍と小細胞肺癌です。その他の悪性腫瘍に対しては、抗がん剤はあくまでも症状緩和や延命目的で投与されているのが現状です。 TS-1が適用される悪性腫瘍や適正使用ガイドや副作用に関しては、以下のサイトをご参照下さい。

参考URL:
http://ts-1.taiho.co.jp/
wakeranai
質問者

お礼

回答ありがとうございました。抗がん剤でも耐性があるんですね。 TS-1を始められたのは、2ヶ月前からなんですが、元々糖尿病を持っておられ、食道ガンの手術をされて、このたび肺がんが見つかったようなんです。 私なりにTS-1という薬について色々調べてみたのですが、5日続けて、2日休むという飲み方もあるんでしょうか。 それともこれは糖尿のせいでこのような飲み方をするのでしょうか? 食道ガンに関しては手術をされたのですが、肺がんに関しては、見つかって以来、このTS-1とクレスチンを飲んでおられるようなんです。 何度も申し訳ないんですが、良かったら教えてください。

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