ジンベイザメやウバザメのロレンチーニ器官
本日、TBS系で放映された「イカさま☆タコさま『世界の超キケン&巨大動物でまくりSP』」において、「サメのお腹の中には磁石がある」という噂の真偽を確かめる話の中で、ジンベイザメを相手にお腹に磁石をあてる実験が行われ、その後に続く専門家の説明の中で、
「サメの腹の中に磁石はありませんが、鼻先などにはロレンチーニ器官という、磁力を感知する器官があります」
という趣旨の説明がありました。
そこで疑問が湧いたのですが、ロレンチーニ器官は魚等の獲物の体内で生じる、生体電流の流れや、生体電位等を感知する事で、獲物の居場所を感知するためのものの筈ですが、ジンベイザメは小魚を吸い込んでしまう事はあるものの、基本的にはプランクトンを餌にしており、プランクトンの密度が高い領域を知る必要はあるでしょうが、獲物の場所を正確に知る必要は無い筈です。
又、プランクトンの様な小さなものの体内で、生体電流が流れた処で、電流が流れる距離が短いのですから、発生する磁力も極端に弱いのではないかと想像出来ます。
ですから、ジンベイザメやウバザメ、メガマウスといったプランクトン食のサメにとっては、魚等の大型の獲物を主食とする他のサメやエイと比べて、ロレンチーニ器官の重要性がかなり低いようにも思えるのですが、ジンベイザメやウバザメ、メガマウスといったプランクトン食のサメには、ローレンチーに器官は存在するのでしょうか?
仮にあったとしても、痕跡だけで、感覚器としての機能が失われているという事はないのでしょうか?
お礼
ありがとうございます。予想以上に多いんですね。上と同じになりますが、日本にはどれくらいいますか?すいません。