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ひかり配線方式のメリット

NTTのプレミアムマンションタイプで、たまに「ひかり配線方式」がありますが、ホームページの説明を見ると、MDFから部屋まで、ひかり線を通すので、品質劣化が少ないと記載されています。 この品質劣化が少ないというのは、どういう意味なのでしょうか? VDSL方式みたいに、複数の人が使っても速度が遅くならないみたいな感じでしょうか?

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  • fdppw
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回答No.3

こんにちは。 え~と、誤解を恐れずに言えば、感覚的にはその認識で間違いでは有りませんが・・・(汗) 厳密に言えば、前提条件での認識がやや違います。 >MDFから部屋まで、ひかり線を通すので、品質劣化が少ないと記載されています。 ひかり配線方式では、正確にはMDF室(MDF装置が設置されている部屋)に「光スプリッター」を設置して、外部から引いた光ファイバー回線を分岐して、さらに各部屋まで光ファイバーを敷設します。 https://support.biglobe.ne.jp/faq/speed/column_mansion.html ですからVDSL方式のように、MDF装置(電話回線の交換機のような物)自体は使用しません。 「光スプリッター」とは言うなればTVの分配器のような物で、電源は不要ですし非常に小型ですから、MDF室の設置スペースに余裕が少なくても設置可能です。 ちなみに、電柱に設置されている光ファイバーの端子函である「光クロージャー」(灰色のプラスチックケース、よく見かけるでしょ?)内にも、同じ物が内蔵されています。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%AB%AF%E5%AD%90%E5%87%BD#.E5.85.89.E3.82.B1.E3.83.BC.E3.83.96.E3.83.AB.E7.94.A8 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%94%BB%E5%83%8F:Telephone_circuit_closure.JPG 光プレミアムの場合、各部屋に設置される回線終端装置(ONU)や加入者網終端装置(CTU)までは1Gbps(理論上の最高値)での接続がされていますが、CTUからは100Mbps(理論上の最高値)での接続しか出来ないようになっています。 簡単に言えば、光プレミアムのファミリータイプと同じような接続方法となる訳です。 ただファミリータイプも1回線あたり1Gbpsの帯域を最大32(だったかな?)人での共有となりますので、共有自体による速度低下の可能性は、同じく1Gbpsの回線をマンション内で共有するマンションタイプと似たような物です。 ま~、ファミリータイプで共有人数が最大値になる事はまれ(だと思うのですが・・・)ですので、共有する事による速度低下と言う点では、マンションタイプの方がやや不利かな・・・(笑) >この品質劣化が少ないというのは、どういう意味なのでしょうか? VDSL方式と言うのは、言うなれば同じく電話線を使用するADSLの親戚のような物です。 ですから、本来高周波通信には不向きな電話線をムリヤリ使用する技術なので、基本的なメリットもデメリットも同じです。 ただVDSLはADSLよりさらに高い周波数帯を使用しますから、通信速度(理論値)自体はADSLより速くなりますが、反面ADSLより使用可能距離は短くなります。 http://bb.watch.impress.co.jp/cda/oshiete/8145.html ですから、同じマンション内でもMDF室から部屋までの距離遠い人は、それだけで実効速度が低下します・・・(涙) 反面、光ファイバーの場合は信号の低下が距離に影響を受けません(厳密に言えば、影響は有ります。光信号も光ファイバー内を通過する時に減衰します。ただ限界は20km位と言われていますので、ほぼ無視出来ると言う事です)ので、電話線を使用するVDSL方式よりははるかに有利です。 また、光ファイバーは周辺の電磁的な影響は受けませんので、周辺の電磁的な影響(落雷、高圧送電線、無線、動力モーター、電子レンジなど)により速度低下するVDSL方式より、はるかに有利です。 さらに、光配線方式はVDSL方式と比べて、VDSL集合装置やVDSL宅内装置が必要有りませんので、これらの機器による信号変換損失も有りません。 これらの事を総合して、「品質劣化が少ない」と言っている訳です。 >VDSL方式みたいに、複数の人が使っても速度が遅くならないみたいな感じでしょうか? マンションタイプのVDSL方式や光配線方式(あとLAN方式)と言うのは、あくまでもマンション内での各部屋への配線方式を言います。 ですからどの方式でも、1回線(大きなマンションでは、複数の回線となりますけど)の光ファイバー回線を同一マンション内の使用者で共有すると言う、マンションタイプの縛りから逃れません・・・(涙) 光配線方式でも「共有による速度低下」の可能性は、その他の方式とまったく同じです。 では!

nozomi500gou
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 VDSLでもひかり配線方式でもあまり変わらない感じですね。

その他の回答 (3)

  • Donotrely
  • ベストアンサー率41% (537/1280)
回答No.4

>この品質劣化が少ないというのは、どういう意味なのでしょうか? 短く言えば、誤りの発生率が低いということです。 誤りが起きれば再送が起こって性能が低下したり、動画や音声で質が劣化したりする可能性があります。 しかし、VDSLでどれくらい起きているかと言えば、あまり起きてはいないような気がします。 起きない範囲のスピードで使っていると思います。 もしVDSLで光並みのスピードで使おうとしたら、たぶん誤りが多発するでしょう。

nozomi500gou
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 誤りが少ないのですね。

  • gutoku2
  • ベストアンサー率66% (894/1349)
回答No.2

>この品質劣化が少ないというのは、どういう意味なのでしょうか? VDSLは”銅線等のアナログ線にデジタル情報を載せる”方式です。基本はアナ ログですから距離と電波等の障害により情報量が減衰する事は構造上避けられ ません。 (収容施設からの距離が短ければ、減衰量が減少が少なく実用上問題がない場  合が多くなります) これに対し、光ファイバーはデジタル線である光ファイバーにデジタル情報を 乗せていますから、(理論上)流れる情報量が減衰する事はありません。よっ て実用上においても品質劣化を実感する事は皆無となります。 マンション内にてVDSLを使用する場合、実用上問題が発生する可能性が低いが 何らかの事情によって流れる情報量が少なくなる場合も想定される。 しかし光ファイバーだと情報量が減少する可能性は無い。程度の差です。 ただ、最良の状態であれば光ファイバーの方が情報量は多いですので、価格 の問題が重要でないのであれば光ファイバーを選ぶ価値はあります。 基本的に、既存のマンションに入居する場合や、既にマンションに入居済みの 場合は、管理組合(賃貸の場合は所有者)が各戸への配線を”ひかり配線”or ”VDSL配線”or”LAN配線”に決めて既に設置されていますから、入居者の希望 で代えられる可能性は極めて低いと思われます。 よって、次に入居するマンションを選択する場合に”ひかり配線”のマンショ ンと”VDSL配線”のマンションを選択する場合に、ひかり配線を選択肢の一つ とするのであれば意味があります。 マンションのオーナーであれば、今後建設されるマンションをひかり配線にされ る事は、(ある意味)資産価値を高めますが、既存のマンションをVDSLからひ かり配線に交換すことのメリットは一概には言えませんので専門家のご意見を 聴いてください。 >VDSL方式みたいに、複数の人が使っても速度が遅くならないみたいな感じでしょうか? 今回の話は、   通信キャリア -(A)- マンションMDF -(B)- 各戸 の(B)の部分の話です。 (A)の情報量が決まっていますので、理論上は光でもVDSLでも同じです。 (元々VDSLの方が情報量が少ないですから、多数の人が同時に使った場合は  VDSLの方が、”遅くなった”と感じる事は少ないと思われます)

nozomi500gou
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 ひかり配線だと情報量が減衰する事が無いのですね。

  • harepanda
  • ベストアンサー率30% (760/2474)
回答No.1

NTTのマンション向け光サービスの引き込み方には、複数の方式があり、現実にはVDSL方式が優れていると思います。管理組合を通して、NTTに提案書と現地調査の結果を提出させるべきです。 昨今のマンションは初めからTV用の同軸ケーブルを3系統引いてあったりして、縦抗に余裕があるのですが、ちょっと1世代前のマンションだと、縦抗に余裕がないことがあります。その場合、光ファイバやイーサネットケーブルを各部屋に引き込むという接続方式は適切とは言いがたく、工事は難航するは、カネはかかるは、将来、新サービスが登場した際に引き込みスペースがなくなっているはと、デメリットのほうが目立ちます。VDSLの優れた点は、既存の電話線を利用できますので、縦抗での工事が不要で、かつ、将来の新サービスのためにスペースを残しておくことが出来る点です。 そりゃ、各部屋に光ファイバを直接引き込めば品質の劣化はないでしょうが、上記の通り、工事での困難、マンションの資産価値への悪影響がありますので、VDSLのほうが良いと思います。複数の人が使ったら速度が落ちるのは光を各部屋の端末直前(端直と業界では言います)まで引いても、同じことです。ただ、VDSLと違って、縦抗区間での速度低下の可能性がゼロであるというだけのことで、現実にはVDSLのほうが優れています。 なお、光ファイバの工事は電話線の工事よりも手間も金もかかります。銅線がいくらでも曲げることができ、途中で別の銅線につなぎこむことが簡単に出来るのに対して、光ファイバは曲げることに限界があり、しかも、途中で別のファイバにつなぎこもうと思ったら特殊な接続工事で、ファイバの中央部の光のパイプを左右からきっちり位置を合わせ、溶着させる必要があります。VDSLはこの点からも、楽です。

nozomi500gou
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 VDSLと比べてもそれほどメリットが無いという事ですね。

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