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混合診療について

混合診療の全面解禁に向けて、厚労省が抵抗しています。 患者側としてはメリットが多いと思いますが、 なぜ全面解禁が難しいのでしょうか? 教えて下さい。

質問者が選んだベストアンサー

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  • sodenosita
  • ベストアンサー率54% (1291/2359)
回答No.3

反対する側がもっともよりどころとするのは、「医療格差の拡大」でしょう。 格差社会化が言われていますが、決定的に格差が広がるでしょう。つまり、お金があると長生きできるが、お金がないと満足に医療も受けられないということですね。必要最低限の保険医療の線引きが難しくなります。今の保険診療の枠内での「標準医療」も混合診療の中では自費負担分が生じてくるかもしれません。5年後には標準医療が進歩したとしても、それが保険診療の枠内で保障されるとも限りません。 また、部分解禁なら患者負担分のお金が減るかもしれませんが、全面解禁にすると、逆に増えるかもしれません。病院は言い値で治療ができることになりますから。 一方で最先端治療とよばれる研究的な治療を受けやすくなるメリットは大きいのかもしれません、一部の患者には。そこに流れ込む患者のなかには安全性が確立されていないがためのデメリットを受けるものも増えるでしょう。 たぶん、ANo.2のハジョウは破綻と書いて、ハタンと読むべきなのでしょうね。どうでもいいことですけどね。

b-nobel
質問者

お礼

どうも国語解説までありがとうございました。 格差社会、医療費増大はいやなキーワードですね。 それにしても難しい問題です。 余談ですが賞味期限の偽造が問題になってますが医療機関側の内部告発は聞いたことがないですね。

その他の回答 (3)

回答No.4

法には混合診療禁止の条文はありません。 厚労省は「反対解釈」の法理論を展開しています。 つまり、保健法で規定された治療法(薬なども)以外は、禁止されているとする解釈です。 一つの理由としては、混合診療を全面解禁すると、最先端の技術や薬品ならまだしも、根拠の怪しいもの、危険なもの、副作用の多いもの等が横行して、却って患者の健康被害を引き起こす可能性が有ると言う事です。例えば、「ヒルを生で飲むと喘息に良い」という療法を混合診療で認めたとしたら、それによる健康被害が出たり、余分な治療費が掛かったりする事になると言う事です。 そんなのは非常識だと思うでしょうが、混合診療を全面解禁すると言う事は何でもありと言う事です。

b-nobel
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 なんでもありですか。 医療は仁術ではないでしょうか。

  • someyaDC
  • ベストアンサー率36% (16/44)
回答No.2

 金銭的に保険システムがハジョウするという名目からです。混合診療を解禁にすれば、いままで患者全額自己負担していた金額を、保険法によって負担せざるえません。  効果ある最先端の技術や薬品等が、全額負担により高額になってしまうため金銭的な理由で使いたくても使えないのが、現状です。  ですから、今のほうが不公平なのです。誰が見ても解禁が、患者のためです。

b-nobel
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 患者のため医療費が安くなれば、保険者負担が高くなる ということですね。

noname#60992
noname#60992
回答No.1

医療の格差が広がるからといわれています。 お金がある人は良い医療が受けられ、お金のない人は必要最低限の医療しか受けられなくなるというのが、厚生労働省の描く理想の医療の構図ではないということです。  逆に言うと、健康保険法が保障している必要最低限の医療以外は、すべて自由診療になるのは望ましくないということです。  場合によっては現在医療機関が負担している、さまざまな費用が患者に請求されることになる可能性があります。  

b-nobel
質問者

お礼

どうもご回答ありがとうございます。 メリットばかりではないということですね。

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