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16回転のレコード
レコードの回転数には、毎分16回転、正確には16 2/3回転で3分間に50回転、LPレコードの33 1/3回転 3分間に100回転のちょうど半分のものも存在したと聞いています。 たしかに、学校などで使用しているレコードプレーヤの大半は、16回転も含めた4スピードでしたし、松下電器が1964年に発売した家具調アンサンブルステレオ「飛鳥」も、展示で見たときは4スピードでした。 ところが、この16回転のレコードに関しては、ほとんど情報が得られていません。親しいレコード店のご主人にお尋ねしても、そういえばそういうのもあったような気がするといった答えしか返ってきませんでしたし、日本のレコード会社の中で最も歴史の古い日本コロムビアのHPで質問してみましたが「昭和42年(1967年)頃、クラシックのレコードとして発売されたことがあるという記録が残っているが、権利が他社に移行したため、それ以上のことはわからない)という回答でした。 私はぜひとも、この16回転のレコードについて知りたいのです。もし、皆様の中で、16回転のレコードを所有されたことのある方、何か情報をご存知の方は、どんな些細なこどでもかまいませんので、ぜひとも教えてくださるように、よろしくお願いいたします。
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これは1950年代の技術ではないでしょうか? SPの78回転、EPの45回転、LPの33と1/3回転の 次に作られたもので、同じくLPと称されていました。 当時のLPは溝の間が長く、あまり長い時間収録が できなかったという事情もあるようです。 スピードを下げると横方向のカッティングはやりやすくなりますから 高域の音特性が極端に落ちると言うこともなかったようです。 その後、RIAAのステレオ収録が始まった時点で、 他とはかなり違うイコライザを必要とする この速度は使われなくなりました。(RIAAには規格もありません) 16 2/3回転のステレオレコードは存在しないはずです。(自信なし) 33回転のLP、45回転のEPだけになったのは、 線速度がだいたい同じだからです。 これならば同じイコライザを使うことができます。 その後の長時間化は、リミッタを強化して、溝の間隔を詰めることで 実現しています。 参考URLは16回転LPを元にした復刻盤の案内です。
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- gootara
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写真を見つけました。
お礼
ありがとうございました 早速拝見させていただきました
- yoisho
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>どんな些細なこどでもかまいませんので、 とおっしゃっていますので、自信なしですが・・・・、 以前に、16回転のレコードは、小さなサイズで長時間再生が可能な車載用プレーヤー(当時のレコードはモノラルだったはずですので、カーステレオとは言えないですね。)として開発された、と聞いたことがあります。 で、検索してみたのですが、残念ながら明確な情報は得られませんでした。 http://web.kyoto-inet.or.jp/people/bontoro/yotavol1.htm の【ソノシート】の項に、少しだけ記載がありましたので、参考まで、 私は英語がダメですので調べていませんが、海外サイトを検索すると、もっと正確な情報が得られるかも知れません。 なおこの16回転規格は、1955年にアメリカコロンビア社から発売されたもののようです。 http://users.hoops.ne.jp/frostedglass/etc/essay7.html
お礼
ありがとうございました 車の中でレコードを聴くなどということがあったのですね 私は車の運転はしないので、車のことはよくわからないのですが、振動の多い車の中で、針飛び対策などどうしていたのでしょうね。 とにかく、カーオーディオのルーツであることは間違いありませんね。 私は、カーオーディオといえば8トラックテープというものがあったことは知っていましたが、あれも廃れてしまいましたね。
- gootara
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オークションに冊子が出品されています。 それに書いてあるといいですね。(ちょっと読んでみたいです)
お礼
ありがとうございました
- gootara
- ベストアンサー率25% (65/259)
レコードは持っていません。 1959年ころ、SEEBURGというジュークボックス製造会社が、16-2/3RPMの円盤再生機を発売したそうです。 何枚もの音盤を装填して、長時間自動演奏するBGM装置です。 海外(アメリカ)の検索エンジンで「16-2/3RPM」で探してみてはいかがでしょうか。 この手の開発は、アメリカやドイツが先駆でしたから。
お礼
ありがとうございました。 欧米では、レコードプレーヤは複数枚のレコードを連続演奏するオートチェンジャーが主流であったと聞いています。 それに対して、日本では、レコードが高価なため、1枚ずつジャケットから出して、まるで腫れ物に触るかの如く丁寧にプレーヤにかける。 国による、文化の違いなのでしょうか。
お礼
ありがとうございました 技術的な問題があったということですね。 それにしても、16回転のレコードを実際に所有されている方はいらっしゃるのでしょうか。 私の尊敬するオーディオ評論家、故・長岡鉄男氏でも、著書の中で「1950年代は4スピードプレーヤーが主流であったが、16回転のレコードなど見たことない」と、述べられていましたから。よほど貴重品ということになりますね。 (もっとも、現行プレーヤーでは再生不可能ですが)